投稿日 : 2006年02月27日 11時 7分
投稿者 テト
Eメール
タイトル Re: 軌道修正
URL
こんなのを見つけました。
http://www.sengpielaudio.com/VergleichAequivalenzMikrofonSyst.pdf
各方式の限界値をテストした結果表にも思えるのですが、
今読める方に転送しました。

投稿日 : 2006年02月27日 22時52分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル ご紹介ありがとうございます。
URL
でも、これもドイツ語なんですねえ。
読めないや(T_T)。
オーケストラ録音角のことも詳しく載っていますねえ。読めないけれど。

投稿日 : 2006年02月28日 12時 1分
投稿者 テト
Eメール
タイトル Re: ご紹介ありがとうございます。
URL
>でも、これもドイツ語なんですねえ。
大手の教育関係スタッフ数人に尋ねてます。
しかし読めても特殊なことなので難しいと
言ってるみたい。せめて限界値なのか理想値なのか
を知りたいところですが、さっぱりわかりません。
どちらにしろ外国は凄いなあという感じ。

投稿日 : 2006年03月03日 21時57分
投稿者 Aus Karlsruhe
Eメール fkagoshima@hotmail.com
タイトル Re: ご紹介ありがとうございます。
URL
皆さんこんにちは、Aus Karlsruheです。

海苔好きさん、
>でも、これもドイツ語なんですねえ。
>読めないや(T_T)。
>オーケストラ録音角のことも詳しく載っていますねえ。読めないけれど。

そうですね、戦前とは異なり今はマイナーな言葉に転落したドイツ語、仕方がありません。

ということで遅れたレスですが誰もやってくれないので皆さんの参考にでもなればと
僕なりに日本語に訳してみました(^_^)

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二種類の方式をあわせた複数のマイクロフォンシステムの比較

時間差−Tと音圧差−Lは音像に与える影響においては同じような働きをする、
つまり等値ということになる。

この二つの要素はお互いに補足しあうもので、さらにステレオスピーカーにおける
音像を作り出す上では部分的またはそっくりそのまま入れ替えてしまうことさえできる。

二種類の方式をあわせた複数のマイクロフォンシステム(ほとんどが単一指向性)の
選択においては音圧差と時間差をマイクの開角度−A(Lに当たる)とマイク間の距離−a
(Tに当たる)を変化させる上ではどのようなコンビネーションも可能である。

ここにおいては「目に見えない」録音角度とステレオを感知する音響心理感、さらに
音の広がり感が変化する。

つまりステレオスピーカーでの虚像(ファントム)の定位感を作り出す上では音圧差が勝るか
時間差が勝るかによって左右されるということになる。

双方の音の到達における録音角度の計算を簡単にするためには音源からマイクまでの距離は
1メートル以上はとるべきである。

最大の録音角度(ここではその半分)から飛び込んできた全ての音が一個のスピーカーから
音の定位を作り出す100パーセントの音場感を音圧差と時間差のさまざまな組み合わせで比べること。

イェックリンシャイベ(OSS)、球形(に取り付けた)マイクロフォンならびにさまざまな
ダミーヘッド等はここで採り上げている二種類の方式をあわせた複数のマイクロフォンシステム
(Aequivalenz-Mikrofonsystem)に属さない。

音をさえぎる物体で発生するさまざまな周波数における音のムラ、そしてそれによって
引き起こされる音のスペクトルの差(周波数によって一様ではない音圧差)のために
これらの方法はヘッドホン再生のためにはあるが、スピーカーでの再生には条件付でしか
使えない(音の色付け)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大体こんなところです。
下の方のは大学の学生に対する質問なのではぶきました。
ふだんそのまま理解していても、いざ日本語にするのはこれはこれでなかなか骨の折れる
作業でした。(^_^)



最後に表に使われている重要な単語を並べておきます。

Richtcharakteristik、 指向性
Niere、        単一指向性(元々は腎臓を指す単語、指向性のイメージがその形に似ているので
            俗にこう呼ばれる)
Achsenwinkel、    (マイク)軸の開き角度
Mikrofonbasis、    マイクの位置
Aufnahmebereich、   録音領域
Hoerereingnisrichtung、聴く人が感じる音場感または定位感
           (これは日本語ではどうなるのか・・・、ムズカシイです)



投稿日 : 2006年03月04日 05時31分
投稿者 ヒヒ親爺
Eメール
タイトル 凄いです
URL
Aus Karlsruheさん、こんにちは。
はじめまして、ヒヒ親爺です。
 *う〜ん、判るかな? sukebeおやじと言う日本語のスラングです。

主題からずれてすみませんが、Aus Karlsruheさんは、これだけ上手く技術翻訳出来ると言うことは翻訳業の方ですか。
半端じゃないです(素晴らしいです)。
日本のメーカーさん内部でもこれだけ技術翻訳出来る人は数少ない、もしくは存在しないです。
ドイツのメーカーさんから来る資料は英語で書いてある物が多いのですが、
ドイツ語とかなりニュアンスが違うんです。もし2年前なら依頼したっかたです、残念。

投稿日 : 2006年03月04日 07時48分
投稿者 Aus Karlsruhe
Eメール fkagoshima@hotmail.com
タイトル Re: 凄いです
URL
はじめまして、ヒヒ親爺さん、Aus Karlsruheです。

お褒めにあずかり恐縮しています。

実は私は人生の半分以上をこちらで暮らしてしまっていて、毎日がドイツ語の生活、
テトさんが挙げられたドイツ語文献に皆さんお手上げな風なので見るに見かねて
訳しただけなのです。

>主題からずれてすみませんが、Aus Karlsruheさんは、これだけ上手く技術翻訳出来ると言うことは
翻訳業の方ですか。半端じゃないです(素晴らしいです)。

いえ私はこちらで音楽をメシのタネにしている者で翻訳業ではありません。
しかし歳をとっても凝り性は直らず、元は趣味だったVideoがこのところやはりハンパじゃない
状態に陥ってしまい、さらに録音の方にもハマッテしまい、ここで皆さんからいろいろ
教わっている人間です。

>日本のメーカーさん内部でもこれだけ技術翻訳出来る人は数少ない、もしくは存在しないです。

それは無いと思いますよ、というのもこの数日前にあのSchoepsの技術部長Wuttke氏から
2000年10月から12月にかけて3回連載された雑誌「放送技術」コピーを頂いたので・・・。
彼の講演が素晴らしい日本語に訳されていて大変価値のあるものだと思います
とここまで書きながら、
そう、Wuttke氏は日本では英語で講演したはずだから、うまく翻訳できていて当たり前か・・・。

ウーン、ドイツ語ってそんなにマイナーでとっつきにくい言葉ですかね、僕はとても残念です。

「これだけ技術翻訳出来る人は数少ない、」で想い出したのですが
実は去年の夏にこちらでWuttke氏とビールを飲む機会が有った時、まだ酔ってもいないのに
彼が私に何を思ったのか真顔で 
Willst Du doch spaeter wieder in Japan leben?
「お前さんこの先日本に引き上げて暮らす気は無いのかな?」
とこちらに根を下ろしてしまっている僕に尋ねてくるので、彼の本意を正してみると、
どうも日本でSchoepsの商品を扱っている人たちとは意思の疎通がもうひとつのよう、
「お前みたいな(変な)日本人を日本に一人置いとけばオレの商売も随分と楽になる・・・」
と洩らしていたからなのです。
面白い話ですが僕は商売人にはなれないタチなのでお断りするしかありませんでした。

メッセの時にも日本ではアメリカなどとは違い、話しかけてくる人がほとんどいなくて、
彼はいつも寂しい想いをしていると語っていました。

今度のメッセでWuttkeさんを見かけたら私めFumioを話のタネにでもして是非彼に
声をかけてあげてくださいね? お願いしま−す。

投稿日 : 2006年03月04日 08時26分
投稿者 ヒヒ親爺
Eメール
タイトル Re: Re: 凄いです
URL
お返事ありがとうございます。
日本人音楽家の方でしたか。大変失礼致しました。ドイツの方だと思っていました(大汗
十年以上前に独逸は行ったのですが、英語が通じない宿に泊まって散々でしたから
余り良い想い出がないのです(笑

此処で私の素性を明かすのも誰が見ているか判りませんので、差し支えなければ後日メール致します。

投稿日 : 2006年03月06日 00時23分
投稿者 Aus Karlsruhe
Eメール fkagoshima@hotmail.com
タイトル Re: Re: ご紹介ありがとうございます。
URL
テトさん、はじめまして、Aus Karlsruheです。

>でも、これもドイツ語なんですねえ。
>大手の教育関係スタッフ数人に尋ねてます。
>しかし読めても特殊なことなので難しいと
>言ってるみたい。せめて限界値なのか理想値なのか
>を知りたいところですが、さっぱりわかりません。
>どちらにしろ外国は凄いなあという感じ。

書いてある内容はここに参加されている方々ならほぼ周知のこと、
でも日本では普段あまり接することの無いドイツ語で書かれると、
まず戸惑いが先に立ち「さっぱりわかりません」ということになりますよね、
これはもう仕方の無いことかもしれません・・・。
というわけで私の拙訳、少しはテトさんのお役に立てたでしょうか?


ヒヒ親爺さん、どうもです。

>日本人音楽家の方でしたか。大変失礼致しました。ドイツの方だと思っていました

もうこちらに来て30年経ちます。
日本人とドイツ人同士、やはりウマが合うのかこちらで「現地人」と家庭を造り上げました。
それでも今もどこを切り取ってみても100%の日本人だと信じています。
どうぞよろしくお願いします。

>十年以上前に独逸は行ったのですが、英語が通じない宿に泊まって散々でしたから
>余り良い想い出がないのです

そういう話はよく耳にしますよね。
僕が思うに、うんと年配のドイツ人ならともかくも英語とドイツ語は共通の根を持った言葉同士、
戦後こちらで普通の教育を受けた人達にとってもっともたやすい言葉のひとつです。
彼らのそれを習得するスピードが日本人それより段違いなのがそれを証明しています。

こちらで英語が通じない場合はそのほとんどが日本人の聞いて発音する能力が
原因になっていると思います。

具体的には

RとLの違いが無い
主語をはぶくのが普通
単数と複数の違いを気にしなくてよい
抑揚をほとんどつけない
随所に母音を入れてしまっても気がつかない
それらを引きずっている日本人が使う欧米の言葉が障害になっている場合が多いと感じます。

生意気なことを書いてしまってごめんなさい、でもまだ
これらが改善されるのにはまだ100年はかかりそうな気がして残念です。


投稿日 : 2006年03月04日 22時14分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル ありがとうございます。
URL
Aus Karlsruheさん、翻訳ありがとうございます。
>というのもこの数日前にあのSchoepsの技術部長Wuttke氏から
2000年10月から12月にかけて3回連載された雑誌「放送技術」コピーを頂いたので・・・。

この情報だけでもありがたいです。Waldさんが教えてくださったのですが、どの号に相当するかわからなかったので、助かります。

講読している人に尋ねてみます。

クラシック録音Q&A過去ログ