投稿日 : 2005/10/02(Sun) 09:10
投稿者 AK
Eメール
タイトル Re: 録音ボランティアについて
URL
おはようございます、海苔好きさん。
私、自ら趣味でクラシックのバリトンのソロを歌っていますが、自分の演奏をいい音でと、以前からDATなどでとっていましたが、最近演奏が多いので、DATを超える録音もしたいと、HD録音をはじめようと準備しております。ただ、自分の家の小ホール(80−90名収容)はまだしも、出先では録音設備の運搬が難しいのと、自ら歌うのに直前に録音設定はかなりストレスです。肝心な演奏に支障が出ては本末転倒です、
10月は9日に横浜(50名収容の小ホール)、16日に愛知(自宅)でバリトン、ピアノ伴奏のコンサート(2時間ほど)を行います。もし、どちらかがお近くでしたら、ご相談したいのですが、Eメールなど、連絡先を教えて頂けませんでしょうか?
ぶしつけなお願い、よろしくお願いいたします。
一時的でも私の方からメールアドレスを記入した方がよろしい場合は、ご指示ください。
また、海苔好きさんの言われますように、趣旨に沿わなければご指示願います。

>いつも興味深く拝見して参考にさせて頂いています。このBBSのテーマに沿っていないようでしたら削除お願いします。
>私は市販のCDの録音がどうも耳に馴染めずに、録音の趣味を楽しむようになって7年余りなのですが、なかなかクラシックの演奏を録音させて頂ける機会がありません。
>皆さんはどの様にしてその機会を得ているのでしょうか?又、録音ボランティアとはどの様なものでしょうか?
>今は主に吹奏楽を録音する事が多く、録音は演奏者(のみ)に差し上げる事にしているのですが、音質がよく参考になる、と喜んで下さいます。
>収録はホールの設備は使用しない客席でのワンポイント録音です。

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投稿日 : 2005年10月02日 12時32分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル Re: Re: 録音ボランティアについて
URL
ご依頼ありがとうございます。
ただし、私は福岡県北九州市に在住ですので行けません(T_T)。
愛知や横浜、関東からの投稿者が数名いらっしゃるはずです。
関東地域なら、ご相談は管理人のSONORITEさんか、
pontionさんは毎回メールアドレスを開示なさっているのでご相談なさってはいかがですか?
かと言っても関東は広いですから、私はなんともいえません。
愛知在住の方はAKさんの他に何名かいらっしゃるかと思いますが、連絡を取るのはどうすれば良いか、わかりません。

ご期待に添えなくて申し訳ございません。

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投稿日 : 2005年10月03日 00時 4分
投稿者 SONORITE
Eメール
タイトル Re: 10/9、録音ボランティア
URL http://www.246.ne.jp/~onishi/2496/2496rec.html
>AKさん、海苔好きさん
ふられてしまったので出てきました(^^;)。
9日なら何とかなるかもしれません。差し支えなければ上記サイトからメール下さい。

投稿日 : 2005年10月03日 16時 5分
投稿者 pontion
Eメール FZK03757@nifty.com
タイトル Re: Re: 10/9、録音ボランティア
URL
ども、pontionです、
AKさんのはできればお役に立ちたいところですが、日が合わないので、どちらかに頼んでいただくとしましょう。
クラシック音楽録音を本業とされている方でも最近はずいぶん安価になってきているので、そういう方を探される
のもいいと思いますよ。B&K持ち込みで2〜3万円でというのを良く見かけます。私もダブルブッキングしてしまう
ときにはこれらプロの方に依頼しています。腕の差もあるでしょうが、ワンポイント録音ならば好みのセッティングを
あらかじめ指示しておけば、それほど思ったものと違ってしまうこともないでしょう。信頼性を買うと思えばいいです。
アマチュアの自称録音家の場合はどうしても自己満が多く、レベルはピンキリなので、録音実績を多数聴かせてもらって
決めるのがいいでしょう。機材では判りません。ただの機材好きたっだりしますから。

投稿日 : 2005年10月03日 23時46分
投稿者 AK
Eメール agetsuma@hm.aitai.ne.jp
タイトル Re: 10/9、録音ボランティア
URL
海苔好きさん、SONORITEさん、pontionさんご連絡感謝いたします。
昨日、海苔好きさんの返事に、メールアドレスを入れた長文の返事を送ったはずなのですが、何を間違えたか、アップされなかったようです。
SONORITEさん、メールいたしました。うまく都合が合うと良いのですが。

別のスレッドにて、自宅ホールでの録音に関して相談します。



投稿日 : 2005年10月10日 22時54分
投稿者 AKあらため「シューベルト歌い」
Eメール
タイトル SONOLITEさん10/9録音有難うございました。
URL
AKあらため、「シューベルト歌い」です。
>>AKさん、海苔好きさん
>ふられてしまったので出てきました(^^;)。
>9日なら何とかなるかもしれません。差し支えなければ上記サイトからメール下さい。
SONORITEさんのおかげで、無事、シューベルティアーデ録音が出来ました。
SONORITEさんが用意してくださったAKAIのデジタル録音機、AKGのマイクに加え、私の持参したNT4でメイン録音。ファームウエア更新したばかりのMicroTrack(今度は録音時にインジケータが変な挙動しますが、録音は出来ました)、SONY TCD-D100も持参、D100をラインアウトから、MicroTrackは附属マイクで会場最後部から録音、48kで録音しましたが、残念、2時間を超えたので、アンコール1曲目で終わってしまいました。1時間56分でした。休憩時間に一度止めれば完璧でしたのに・・・この附属のマイクでの録音、本当に以外にも優れもので、結構雰囲気がでていて録音出来ていました。
メインの録音は、SONORITEさんにお任せしましたので、またどういう構成かはメールで詳しく教えて頂こうと思いますが、メインステレオをNT4にし(結構いい音でした)、歌にfocusをあててAKGのシルバーのマイク(すみませんちゃんと確認しませんでした、C451Bでしたっけ?)でとって頂きました。かなりひびく部屋でしたが、天井が低く、観客が入ったらすごくデッドになり驚きでした。ラインからのDATの音もノイズがなくいい音でしたが、もう少しひびきがあると良いかとも思いました。
録音も御世話になりながら、さらにSONORITEさんのいろんなマイクで録音したCDを頂き、今後のマイク選びに役立たせて頂けそうです。本当に感謝です。
皆さんこれからもよろしくおねがいたします。
1週間後、地元での第二弾です。歌の方の練習に集中したいと思います!

予定はNT4一本(しかない)で、演奏者まえ約2Mに立てたスタンド2.5Mくらいの高さに配置し、ピアノになるべく背を向けて演奏者の頭を見下ろす形でマイク配置。(天井高最大6M)
1)別室で、FireWire1814経由、ProToolsLEで96K、またはSoundItで192K録音。
2)FIreWireのラインアウトから、パイオニアのDATで96k(デジタルアウトからうまく録音出来ていません今のところ)、もう一つ予備にMD(モニタ用のBOSE All-in-one機についているもの)
3)全く別個にSONY TCD-D100、SonyECM959Aマイク
4)後部で、別個に、MicroTrack24/96、附属マイクで・・・今度はステージごとに切って、96Kで録音してみます。(マイクの質からすると、48Kで十分だとも思いますが・・・)
の4段構成で頑張ってみます!
余談をすみませんでした。


投稿日 : 2005年10月15日 04時58分
投稿者 SONORITE
Eメール
タイトル Re: 10/9録音
URL
AK改めシューベルト歌いさん、先日は呼んでいただきありがとうございました。
シューベルト歌いさんの、シューベルトに問いかけ、シューベルトとともにある歌が
身近に、またヘッドホンから伝わってきました。

バリトンというと、ロラン・バルトの「声のきめ」という小論が頭に浮かびます。
(たとえばこちらに要約)
http://www.gpwu.ac.jp/~todok/news/17essay.html
むかしジェラール・スゼーのコンサートでフォーレやプーランクを聴きましたが、
プーランクは活き活きして真骨頂、なるほどフランス歌曲はドイツリートとは違う世界
だと思ったものですが、バルトのいう<意味形成性>は、(言語学的含意は別にしても)
そうしたフランス歌曲の魅力を語った言葉だった。そのぶん、フィッシャー=ディスカウ
のとりあげ方はややそっけないと思う向きもあるでしょう。

>SONORITEさんが用意してくださったAKAIのデジタル録音機、AKGのマイクに加え、私の持参したNT4でメイン録音。(中略)、SONY TCD-D100も持参、D100をラインアウトから、

当日はDPS16で24/96録音、ラフミックスをTCD-D100と私のDUOにバックアップ。
帰って聞いてみると、C451とNT-4の定位がずれていたり、それぞれのマイクの癖が気に
なりました。NT-4はちょっと気を許すとすぐにRODE特有の硬質の音になりますし、
ピアノはガサガサした箱鳴りのような音がします。AKGのマイクはC460,C451などは
ちょうどテノールの音域がスイートスポットでダメ。逆相になったかのように
現実感が薄れるのです。そこで、EQでNT-4の高域を削り、C451Bは700Hzあたりを
少々足してやると、聴感に近くなりました。再度レベルバランスを調整、さらに歌を
基準にしてPANで両マイクの定位を調整すると、音像が整理され、声の力感も出てきました。

>かなりひびく部屋でしたが、天井が低く、観客が入ったらすごくデッドになり驚きでした。ラインからのDATの音もノイズがなくいい音でしたが、もう少しひびきがあると良いかとも思いました。

これにはまいりました(T_T)。学習塾を改修した教室で、リハ時は風呂場のようだったのに、
本番になって椅子と客が入ると一転デッド。今回のような小さな会場は余計、
「客入り後」を読まなければなりませんね。
リハではマイクオーディション。C480とC451で歌を比べ、中域の充実したC451に。
マイク距離も1.5m位から始めて1m弱に。(客入り後はもっと離すべきだった。)

Microtrackにラインで出したらハムが入ったり、MTRのトラック録音ボタンを押し忘れたり、
バックアップのDUOはOSXに変えたらメモリ不足かノイズの嵐etc.トラブルに遭遇しつつ、
なんとか終えました。

<演奏家にとってのリアル>と<録音家にとってのリアル>には多少ともずれがある
ものなので、今回のように意見交換しながら録音できるのは貴重な機会でした。
私にとっては、シューベルト歌いさんの声が口の中の空間に響く様やビブラートの
透明感がとてもリアルに感じられる録音でしたが、もう少し客席的リアル、つまり
会場のアンビエンスもあったほうがよかったかもしれませんね。

シューベルト歌いさんはこれからマイク選びが焦点になりそうで、すでにDPA4006が
お気に入り候補にあがっていますが、他に声楽にマッチするマイクがあれば教えて下さい。
>all

>1週間後、地元での第二弾です。歌の方の練習に集中したいと思います!

こちらもぜひ、よい本番になりますように。

投稿日 : 2005年10月18日 01時39分
投稿者 シューベルト歌い
Eメール
タイトル Re: Re: 10/9録音
URL
SONORITE さん、こちらこそ有難うございました。
>AK改めシューベルト歌いさん、先日は呼んでいただきありがとうございました。
>シューベルト歌いさんの、シューベルトに問いかけ、シューベルトとともにある歌が
>身近に、またヘッドホンから伝わってきました。
気恥ずかしいです。

>現実感が薄れるのです。そこで、EQでNT-4の高域を削り、C451Bは700Hzあたりを
>少々足してやると、聴感に近くなりました。再度レベルバランスを調整、さらに歌を
>基準にしてPANで両マイクの定位を調整すると、音像が整理され、声の力感も出てきました。
そうですか!楽しみです。

>トラブルに遭遇しつつ、なんとか終えました。
コンサート第二弾、満員のお客さんで成功でした。
昨夜はスイスから来た伴奏者と次の候補曲などを話しながら余韻を楽しみました。
演奏録音は、NT4-M-Audio FireWire1814−Powerbookで、ProToolsm-poweredで何とか96k録音出来ました!最後まで止めずに行ったため、アンコール3曲目が切れてしまいましたが、バックアップ(line)のDAT96k録音が入っていました。また、途中、バックアップのDAT D-100がテープ終了し、勝手に巻き取りをはじめ、ノイズになってしまいました。焦りました。180分テープを入れていたのに、なぜか巻き取ってなかったようで1時間で録音終了し、巻き取りを開始してしまいました。
そう言うノイズは少しでましたが、演奏はまあまあ及第点、録音もいい音になったのではないかと・・・
しかし困っているのは、
1)イコライザーなどでの調整方法
2)CD...2時間全部をまず16bit/44.1kHzのファイルに落としてから、曲ごとに分割???やり方が解らない・・・
3)DVD-Aと言う高音質に焼く方法もあるそうですが、方法が解らない。
で、スイスに帰ってしまう伴走車には四苦八苦してDAT-CDRーマランツで2枚組にして渡しました。
後、
4)簡単で使いやすいCDラベラ−も教えて頂ければ幸です。
5)こんなに苦労するなら、TASCAMのDVD録音機が192kまで録音出来るので、将来はこれを録音機器にしたいなあと思ってもおりますが、この場合はマイクプリが必須ですね。もし使われている方がみえましたらご意見をお願いします。

>シューベルト歌いさんはこれからマイク選びが焦点になりそうで、すでにDPA4006が
>お気に入り候補にあがっていますが、他に声楽にマッチするマイクがあれば教えて下さい。
>>all
皆さんぜひご意見を!ぜひお願いしますね。
マイクとそして・・・マイクアンプも。
自宅での本番はマイクを演奏者1.5M前に、高さほぼ顔の高さで置いて録音、余り上からとるとひびきは良いが声の実体がなくなってしまい、この高さにしました。ピアノとのバランスも結構良かったのです。私の聴感では余り高音の刺激もなくいい音に聞こえましたが・・・バリトンの声の暖かみがやや薄いかと思いました。

>>1週間後、地元での第二弾です。歌の方の練習に集中したいと思います!
>こちらもぜひ、よい本番になりますように。
返す返す、感謝です!
こちらで録音したデータもぜひ聞いて頂ければ幸です。
よろしくお願いいたします!

投稿日 : 2005年10月21日 18時31分
投稿者 pontion
Eメール FZK03757@nifty.com
タイトル どこを聴くか
URL
シューベルト歌いさん、皆さん、pontionです、

>>シューベルト歌いさんはこれからマイク選びが焦点になりそうで、すでにDPA4006が
>>お気に入り候補にあがっていますが、他に声楽にマッチするマイクがあれば教えて下さい。
>>>all
>皆さんぜひご意見を!ぜひお願いしますね。
>マイクとそして・・・マイクアンプも。
>自宅での本番はマイクを演奏者1.5M前に、高さほぼ顔の高さで置いて録音、余り上からとるとひびきは良いが声の実体が
>なくなってしまい、この高さにしました。ピアノとのバランスも結構良かったのです。私の聴感では余り高音の刺激もなく
>いい音に聞こえましたが・・・バリトンの声の暖かみがやや薄いかと思いました。

再生音楽の楽しみ方って、ほんとうに人それぞれですね。人の数だけマイクが有る!?..てほどでもない?
皆さん自分は普通だと思ってる(私も含めて)でしょうけど、どうもかなり違う。

まず再生音をパッと聴いて何を感じるか、で、かなり分かれると思うんですよ。
楽器やパートの音域ごとの力が出てるだの薄いだの質感だの、楽器音に対しての残響の量のバランスがどうか、というあたりが
気になる人は、時間軸よりもエネルギー軸で音を聴いている人なので、ラージ径マイクのほうが合っているかもしれませんョ。
ラージは音楽的に好ましいエネルギーバランスを作るべく、位相特性やトランジェントをあえて犠牲にして高い発電効率が
生み出すパワー感を活かしていると思います。

一方、ステレオフォニックな場の立体、精密な臨場感..というような三次元に正確な空間描写にリアリティーを感じるタイプの
人は、トランジェント特性の優れたスモール径になるのだと思います。1/4インチ、1/8インチと小さくなるに従って、
(とくにアースワークスとかは典型ですが)音像は前に出てくるのではなく、奥に広がって展開します。
この再現性に気がつき出すと、高域がどーの声の帯域がどーのというのは瑣末なことに思えてきます。こういう音場記録能力は
録る楽器に依存しませんからね。

ショップスやACGのC480、RODEのNT5などは、口径もそうですが、音の性格もこの中間に聞こえます。
こういう分類の中にも安価なものや高額なものがありますから、どういう音を出したいのかイメージを具体的にしっかり持って
マイク選びしてください。
とくに前者の観点ではかならずしも4006は良いマイクとはならないと思いますから。

投稿日 : 2005年10月22日 12時56分
投稿者 シューベルト歌い
Eメール
タイトル Re: どこを聴くか
URL
>シューベルト歌いさん、皆さん、pontionです、
pontionさんこんにちは。詳しい説明を頂き本当に感謝です。

>>>シューベルト歌いさんはこれからマイク選びが焦点になりそうで、すでにDPA4006が
>>>お気に入り候補にあがっていますが、他に声楽にマッチするマイクがあれば教えて下さい。
>まず再生音をパッと聴いて何を感じるか、で、かなり分かれると思うんですよ。
>楽器やパートの音域ごとの力が出てるだの薄いだの質感だの、楽器音に対しての残響の量のバランスがどう
>か、というあたりが気になる人は、時間軸よりもエネルギー軸で音を聴いている人なので、ラージ径マイクの
>ほうが合っているかもしれませんョ。
SONORITEさんから頂いた、いろいろなマイクで録ったCDを聴いて、同じ声域のバリトンの声が
気に入ったものがDPA4006であったと言うことなんですが・・・

>ラージは音楽的に好ましいエネルギーバランスを作るべく、位相特性やトランジェントをあえて犠牲にして高
>い発電効率が生み出すパワー感を活かしていると思います。
なるほど。

>一方、ステレオフォニックな場の立体、精密な臨場感..というような三次元に正確な空間描写にリアリティー
>を.感じるタイプの人は、トランジェント特性の優れたスモール径になるのだと思います。1/4インチ、>1/8インチと小さくなるに従って、
>(とくにアースワークスとかは典型ですが)音像は前に出てくるのではなく、奥に広がって展開します。
これはすみませんよくわかりません。
臨場感はトランジェント特性によるのですか?
臨場感の定義とか捉え方にもよるのでしょうけど、以前録音した音は、自宅ホールの後ろ上の方で録ったもので、アンビエンス主体できれいでしたが、ひびきはきれいですが、現実感がなく、私が聴衆として私の歌を聴いたとき、こんな音ではないはずだと思ったのです。
お気に入りの最近リニューアルしたHyperionのシューベルト歌曲全集の音は、歌の音像はしっかり前にあって、かつ奥にも広がります。この音がいい!と思ってよく聴くと、歌の音像はしっかり前にあり、現実感があります。かつ奥のひびきがあります。そこで、マイクを出来るだけOnにして今回のコンサートは録ってみたのです。で、実在感はありましたが、私の声の本当の聞こえ方よりはやせているのでは、と思い、薄い、と表現したのです。

>この再現性に気がつき出すと、高域がどーの声の帯域がどーのというのは瑣末なことに思えてきます。
>こういう音場記録能力は録る楽器に依存しませんからね。
うーん。
私、自宅ではアナログディスク、真空管アンプ(300Bシングルx2)、Jensenのフィールド型30センチウーファーにWEのホーン、で聴いていますが、正直トランジェントはかなり悪い気がします(この定義が違っていたらすみません)が、実際の演奏会で聴いたのに近い音が出ます。確かに狭帯域でもあります。なのになぜ、臨場感があるのか・・・?

>ショップスやACGのC480、RODEのNT5などは、口径もそうですが、音の性格もこの中間に聞こえます。
>こういう分類の中にも安価なものや高額なものがありますから、どういう音を出したいのかイメージを具体的>−にしっかり持ってマイク選びしてください。
>とくに前者の観点ではかならずしも4006は良いマイクとはならないと思いますから。
そうですか・・・結構いいバリトンの音だと思ったんですが・・・
同じ演奏者で2種類機器比べが出来ないのでつらいですね。
でも、演奏会場の臨場感や、空気感好きですよ、私も。
その為に、あくまで一つの策として96kや192k録音にこだわっているのですから。
でも、ピアノと歌だけですから、余りステレオ感と言う形の臨場感は必要ない気がします。

大口径マイクと言うと、どういうものがあり、どういうセッティングで考えれば良いのでしょうか?
長くなりすみません。

投稿日 : 2005年10月22日 13時 7分
投稿者 シューベルト歌い
Eメール
タイトル Re: Re: どこを聴くか
URL
pontionさま、皆様
追加ですが、私はほとんど固定で自宅で録音します。
そのホールは木をふんだんに使い、天井高が6Mほどある40畳の部屋です。
そのひびきがあることも、加味してマイク選びすることを考えた方が良いのではないでしょうか?
余り関係ないでしょうか?

投稿日 : 2005年10月23日 22時18分
投稿者 pontion
Eメール FZK03757@nifty.com
タイトル Re: Re: Re: どこを聴くか
URL
シューベルト歌いさん、pontionです、

>>とくに前者の観点ではかならずしも4006は良いマイクとはならないと思いますから。
>そうですか・・・結構いいバリトンの音だと思ったんですが・・・

いろいろ聴いて4006の音調が気に入られたのならば、確かに良かったのだと思います。
触れた帯域バランス云々だけでなく4006はまず歪み感が少なく上質感のあるタッチなので総合的に利いているのでしょうね。
"臨場感"については、確かにおっしゃるように何処を聴いて臨場感があると感じるかが個人差が大きいので、ここでの説明の
言葉として適当ではなかったですね。

>でも、ピアノと歌だけですから、余りステレオ感と言う形の臨場感は必要ない気がします。

私が言う「ステレオフォニックな」は、そういうステレオ感とは少しちがいます。
演奏者が奏で、それを聴いているお客さんたちが居て、そのホール全体を満たしている緊張というか充実感がありますよね。
それをひっくるめて丸ごと構成を立体的に録るステレオフォニック。
演奏の音までのところで再生音楽として再構築するか、ホールの空気まで含めたその演奏会全体を記録するかの違い、
と言ったらどうでしょうか。
おのずと前者での道具の選択基準は演奏楽器や声の帯域との相性を重要視するでしょう。後者の場合は遠く離れたかすかな音も
正確に描写するオフ特性や位相特性が重要になるでしょう。
それぞれに得意不得意な道具とそれを使う手法が存在すると思います。

>大口径マイクと言うと、どういうものがあり、どういうセッティングで考えれば良いのでしょうか?

シューベルト歌いさんのお話を聞いていると、どちらかというと前者なのかなと思い"大口径"を挙げましたが、残念ながら
私には不得意分野なので、これ以上アドバイス差し上げられません。ごめんなさい。

投稿日 : 2005年10月24日 05時 6分
投稿者 JONY
Eメール
タイトル 大口径と小口径のブレンド
URL
 シューベルト歌いさん、はじめまして。pontionさん、こんにちは。

 久しぶりに書き込みをいたします。JONY です。
 大口径マイクと小口径マイクの性格の違いについての pontion さんのご説明は共感する
ところが多いですね。私は pontion さんほどいろいろなマイクをテストする機会がありま
せんが、実際に使ってみたことを少し書きます。

 3ヶ月ほど前に、460席ほどのホールを借り切ってチェロとピアノの組み合わせで録音を
しました。
 もちろんチェロが主役でピアノは伴奏です。演奏会ではありませんが、客席側から向
かって左側にチェリストが位置取りしました。
 このときのセッティングは、チェロに MicrotechGefell UMT70S ×2(チェロから約 1.5m、
20cm間隔、約30度開角、単一指向性)、全体の収録に DPA 4006-AE (UA0777装着)をさらに
3mほど後方に 60cm 間隔でセットしました。DPA は、チェロとピアノの音量バランスと
位相がしっくりくるまで距離を調整しました。

 あまり大きなホールではなく、多目的ホールなので残響感が、あまりよいとは思えませ
んでした。そこで後方からの反射音を拾うべく DPA にノーズコーンを装着しました。
 チェロに使用した UMT70S は、M7ダイヤフラムを使用した大口径マイクです。
 このマイクは大口径ですが、トランスレスということもあり、トランジェントは悪くあ
りません。チェロの「らしさ」を引き出し、耳障りな中高音の派生音をあまり拾わないよ
うにチョイスしたのですが、DPA の足を引っ張らないくらいの透明感もあり、DPA との
バランスもグッドに仕上がりました。

 私自身は、楽器の奏でる音符そのものだけでなく、音がその空間に生まれて消える様を
時間と空間が融合するようなイメージで捉えたいと考えてバランスをとり、リハをモニター
してもらいました。チェリストの方は「音がオーディオ的にきれいなだけでなく、音楽が
伝わるようにしてほしい」といったことを言われました。私は、UMT70S をチェロに少し
寄せて再度バランスをとりました。チェロの柔らかさが少し減じたのですが、結果は、
その方らしい演奏が再現でき、喜んでいただきました。
 演奏の「強さ」を再現するのには、楽器の直接音の再現性が大きく影響するようです。
いわゆる音色のよしあしが、演奏の印象を決めてしまう部分があります。
 ラージダイヤフラムのマイクは、その意味で利用価値があるのではないかと思っています。
 チェロを味わい深く聴かせるという意味で UMT70S は、ベストではないかもしれませんが、
正解だったと思います。その意味では、ヴィンテージ系のラージを使う方法もあると思って
います(私は持っていませんが)。
 ただし、AKG の C3000B あたりのマイクは、ラージダイヤフラムですが、M7カプセル
とは明らかに音色が違います。中高音にアクセントがある AKG 独特の音色で、チェロには
向いていないと私は思います。
 声楽とは違いますが、チェロとは音域が似通っていますから、ご参考になるでしょうか。
 ソプラノやアルトには AKG C480B + CK63-ULS を使ったことがありますが、C480B は、
やや高音域が上昇しているものの、癖を感じるほどではありません。C480B ならソロ
ヴァイオリンにも好適です。
 DPA(B&K) 4006 は、どんなセッティングでも音色が変化して聴こえることが、大変少ない
マイクですね。
このへん、という感じでセットしても自然な聴こえ方がする、そのことがかえって、正確な
バランスをつきとめるのを止めてしまうことがあります。ほかのマイクとミックスするときは、
要注意です。
 私は、セッティングの一番最初に、まず全体を録る DPA の音を聴いてセット位置と
バランスを決めていくようにしています。
 それでは。

クラシック録音Q&A過去ログ