投稿日 : 2005/01/17(Mon) 22:32
投稿者 aji
Eメール
タイトル ピアノ発表会の録音
URL
はじめまして、ajiと申します。

今年の4月にピアノ発表会(クラシック)の録音をすることになった素人で、本
掲示板で教えをこいたい者でございます。教えて頂きたいことは以下の3点です。

(1) マイクと音源(グランドピアノ)との距離
(2) ステレオ録音におけるマイクの角度と間隔について
(3) 新たにマイクを購入するとしたらどのようなものがいいか?
ラージダイヤフラム・スモールダイヤフラム?
2本で10万程度だとどういう選択肢があるか?

使用予定機材は以下のとおりです。

MTR: YAMAHA AW16G
MicAmp: M-Audio DMP3
MicStand: TAMA MS905
MicBar: K&M 23510(2本用マイクバー、200mm可変式)
Mic: Sony ECM-2023(ECM23のペアマイク、balance cableで接続)

また、録音する場所は以下のホールで響かない感じがします。

広さ: 128 m^2
天井高: 3.45 m
床: じゅうたん張り

1については、http://www.ottotto.com/soundなど有用な情報を参考に、2年前に
同じホールで録音しましたが、グランドピアノとマイクとの距離をどのくらいに
したらよいかわからず、ホールの響きが全く感じられない録音になってしまいま
した。多分、距離が短すぎたのだと思います。

2については、最近、若林、レコーディング技法入門(オーム社)により、ORTF
方式(110度、17cm)、NOS(90度、30cm)などの方法があり、本掲示板の“第2
回オフ会「夏の録音会2004」写真集 2004.8.28 NEW!”で、分度器をもちいてい
ることを知りました。それまでは、このように正確に角度と距離を測るというこ
とは全く知りませんでした。やはり正確に測ったほうがよいのか?というのが質
問の趣旨です。

3についてはラージ・スモールダイヤフラムなどの基本的な使いわけがわからな
いので、たとえばオーディオテクニカのAT4040とAKG C480とどのように違うかが
分からない。またピアノ発表会のような録音においてで単一・無指向性でどのよ
うな違いがあるのか、ご教授して頂けると幸いです。

#昔はデンスケなどマイク入力がありましたが、最近の録音機器はむずかしい!

以上、よろしくお願い致します。

投稿日 : 2005年01月18日 10時 9分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル Re: ピアノ発表会の録音
URL
はじめまして。

>今年の4月にピアノ発表会(クラシック)の録音をすることになった素人で、本
>掲示板で教えをこいたい者でございます。教えて頂きたいことは以下の3点です。
>
>(1) マイクと音源(グランドピアノ)との距離

ottottoさんの録り方は、ピアノリサイタルではしない方法です。むしろ、放送局などのやり方です。
参考になるかわかりませんが、私はもっぱら吊りでやっています。水平距離は吊り可能な最前列から、客席4〜5列ぐらいまでです。
マイクの狙い目は高音弦ハンマーの位置を狙います。
間違えて低音弦にすると悲惨です。左手が強調されすぎます。

>(2) ステレオ録音におけるマイクの角度と間隔について

それぞれの方法の間隔と角度は、人間の聴覚特性から得られた知見に基づいて、推奨されている値です。
やはり定規を持って行った方が良いし、微調整後、あとでどのようにしたかを見るのに便利なのでお勧めいたします。
特に水平でマイク同士の角度を90度にしても、マイクを下向きにしたら角度が狭まっていて、再調整と言うことが良くありました。
管理人さんのホームページに載っていた分度器と直線定規を組み合わせた定規はプロトラクトと言いまして、私の田舎の日曜大工用品店には小さい金属製のモノしか置いていませんでした。使えそうな物になると2〜3万円です。プラスチック製は見たことがありません。
私は、以前厚紙でNOS用、ORTF用の三角形を作っていましたが、このごろ黄色い折定規と分度器で済ませています。

>(3) 新たにマイクを購入するとしたらどのようなものがいいか?
> ラージダイヤフラム・スモールダイヤフラム?
> 2本で10万程度だとどういう選択肢があるか?

私の好みはスモールの方です。口径が大きいと、回折される周波数が低くなるので高域が怪しくなります。AT4040の試用例はクラシックでは聞いたことがありません。C480の方を推薦します。ノイマンKM184もいいですよ(自分が使用しているから「KM84です」)。
一般的にSONYのマイクは、遠距離録音には向きません。細かい音が録れない。

また、ご使用予定のMicBar: K&M 23510(2本用マイクバー、200mm可変式)は、NOSかORTF、XYしか出来ません。

無指向性でAB方式でおこないたいのならば推奨60cm前後のマイク間隔でなければ明瞭な立体感は得られません。
20cmの間隔でおこなうとモノラルと間違えられます。40〜80cmぐらいで調整をするのが望ましいのです。
音源の形態が大きい場合など、音源の距離も考慮に入れてもっと広げる場合があります。
長いマイクバーは高価なのでご自身で自作なさる方が良いとおもいます。
また、スタンド2本でおこなうことを考えた方がよろしいかとおもいます。
音源との距離は単一より近い距離でないと、明快な響になりません。

それぞれの特徴は
NOS ORTF:明確な定位。 AB:会場の雰囲気感。になりますでしょう。
以上です。ほかの人が色々と教えてくれるでしょう。

投稿日 : 2005年01月18日 21時27分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
海苔好きさん、どうもありがとうございます。

>>(1) マイクと音源(グランドピアノ)との距離
>
>ottottoさんの録り方は、ピアノリサイタルではしない方法です。むしろ、放送局などのやり方です。
>参考になるかわかりませんが、私はもっぱら吊りでやっています。水平距離は吊り可能な最前列から、客席4〜5列ぐらいまでです。
>マイクの狙い目は高音弦ハンマーの位置を狙います。
>間違えて低音弦にすると悲惨です。左手が強調されすぎます。

大変参考になります。以前録音したときは、最初ピアノとマイクとの距離を
80cmぐらいでセッティングしてリハーサルでテストしたところペダル音が
入ってしまい、本番では1.5m位にセットしたように記憶しています。家に帰っ
て聞いたら全然響きの無い音で、もっと離しておけば、と思った次第です。

少なくとも5m位は離したほうが良さそうですね。

仮にマイク角度90度で5m離したとすると、マイクの延長線上にはピアノはない
ので、「高音弦を狙う」とはマイクをより下向きにセットすると思ってよろしい
ですか?

>
>>(2) ステレオ録音におけるマイクの角度と間隔について
>
>それぞれの方法の間隔と角度は、人間の聴覚特性から得られた知見に基づいて、推奨されている値です。
>やはり定規を持って行った方が良いし、微調整後、あとでどのようにしたかを見るのに便利なのでお勧めいたします。
>特に水平でマイク同士の角度を90度にしても、マイクを下向きにしたら角度が狭まっていて、再調整と言うことが良くありました。

なるほど、この辺、全く知りませんでした。適当に開いておけばいいのかと
思っていました。

>管理人さんのホームページに載っていた分度器と直線定規を組み合わせた定規はプロトラクトと言いまして、私の田舎の日曜大工用品店には小さい金属製のモノしか置いていませんでした。使えそうな物になると2〜3万円です。プラスチック製は見たことがありません。
>私は、以前厚紙でNOS用、ORTF用の三角形を作っていましたが、このごろ黄色い折定規と分度器で済ませています。
>

わかりました。2-3万はちょっときついので、自作など色々工夫してみます。

>>(3) 新たにマイクを購入するとしたらどのようなものがいいか?
>> ラージダイヤフラム・スモールダイヤフラム?
>> 2本で10万程度だとどういう選択肢があるか?
>
>私の好みはスモールの方です。口径が大きいと、回折される周波数が低くなるので高域が怪しくなります。AT4040の試用例はクラシックでは聞いたことがありません。C480の方を推薦します。ノイマンKM184もいいですよ(自分が使用しているから「KM84です」)。

スモールダイヤフラムの方が高音域が伸びているのですね。まだ購入するのは先
ですがスモールダイヤフラムで検討します。

AT4040を例として挙げたのは、2003年2月のStereo誌でピアノ・バイオリンの
録音例が書かれており、そこでAT3035が非常にコストパフォーマンスに優れ
ているとあったので、上位機種のAT4040ならもっと優れていると思ったから
です。でも、おっしゃるとおりAT4040のクラシックに対する評判は聞いたこ
とないです。

>一般的にSONYのマイクは、遠距離録音には向きません。細かい音が録れない。

わかりました。
私のこのマイクは、30年ぐらい前にカセットデンスケと一緒に購入したもので
当時(高校生)の身分としてはとても贅沢なものでしたが。

>
>また、ご使用予定のMicBar: K&M 23510(2本用マイクバー、200mm可変式)は、NOSかORTF、XYしか出来ません。
>
> 無指向性でAB方式でおこないたいのならば推奨60cm前後のマイク間隔でなければ明瞭な立体感は得られません。
>20cmの間隔でおこなうとモノラルと間違えられます。40〜80cmぐらいで調整をするのが望ましいのです。
>音源の形態が大きい場合など、音源の距離も考慮に入れてもっと広げる場合があります。

なるほど、わかりました。いずれ無指向性マイクにトライするときには充分
離してみます。

>長いマイクバーは高価なのでご自身で自作なさる方が良いとおもいます。

上記Stereo誌の記事に出てきたプロの方も長いマイクバーを使用しており
確か自作とのことでした。

>また、スタンド2本でおこなうことを考えた方がよろしいかとおもいます。
>音源との距離は単一より近い距離でないと、明快な響になりません。

スタンド2本も選択肢になりそうですね。

>
>それぞれの特徴は
>NOS ORTF:明確な定位。 AB:会場の雰囲気感。になりますでしょう。

このような特徴があるのですか、わかりました。

>以上です。ほかの人が色々と教えてくれるでしょう。

色々と丁寧に教えてくださり、どうもありがとうございました。
本番に活用させていただきます。

投稿日 : 2005年01月19日 00時36分
投稿者 pontion
Eメール
タイトル Re: Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
ajiさん、はじめまして、pontionです、

>無指向性でAB方式でおこないたいのならば推奨60cm前後のマイク間隔でなければ明瞭な立体感は得られません。
>20cmの間隔でおこなうとモノラルと間違えられます。40〜80cmぐらいで調整をするのが望ましいのです。

海苔好きさんがおっしゃってくれている上記ですが、
ajiさんがとりあえずお持ちのECM-23にしても海苔好きさん推薦のC480にしても単一指向性なので、カプセル間隔
20cmでスタートするのは適当だと思います。
ちなみに40〜80cmと大きく開いたAB方式は、ヘッドホンで聴くと左右の耳に音像が張り付いて中ヌケになり、
かなり気持ち悪いのでモニターの際は注意してください。
無指向性の場合でも、カプセル間隔を20〜30cmと小さいまま開角を90〜100度ぐらいにすると、緩い指向性によって
充分ステレオ感が得られます。是非お試しください。


>一般的にSONYのマイクは、遠距離録音には向きません。細かい音が録れない。

お歳が50才近い方だとかなりの人がそうだと思うんですが、ソニーのマイクには23時代にずいぶん世話になりました。
けど、確かに今はあえて選ぶほどのものは無いと思います。業務用音響機器グループは解散してしまっているようだし、
今後も期待できそうにないのが残念。

私も推薦はAKGですが、一般のホール録音が多いのであれば、C480B-ULSプリアンプのみと無指向性のCK62カプセルの
組み合わせで購入するほうが後々いいと思います。
まあいずれにせよカプセルを買い足せば違う指向性を楽しめます。

無指向性の場合、残響がたくさん入るので、その分バランス的には音源に近づけるセッティングが可能になりますから、
マイクの"遠距離難聴"を少しでもカヴァーして楽器音のディティールを繊細に録ることができます。
単一指向性は目的の音像が浮き出すように録れますが、周りの雰囲気が入り難いので、それを補おうと音源との距離を
大きく取ると、今度は楽器そのものの音の解像感は若干甘くなります。
どちらのタイプが遠く感じるか/近く感じるか..は、残響と直接音の比率で遠近を感じるか、直接音の鮮明さで遠近を
感じるか、人によって違うので、意見の分かれるところですが、実は"指向性"は、その特性を頭で想像する以上に
再生音楽としての提示のしかたが大きく変わるパラメーターなので、本来慎重に決めたいとこです。

スモールとラージフラムの音色の違いですが、どちらのタイプも沢山あるように、これはやはり奥が深く、機会を探して
いろいろ聴いていただくしかないと思います。私も勉強中です。
簡単に言ってしまえば、物理的周波数方向のアキュラシーはスモールが有利なので、いわゆるハイファイなのはスモール
ですが、ラージには音像を力強く描くという魅力もあります。


ところで MTRとは別にプリがブッキングされてましたが、AW16Gの場合は機能的にはプリ内蔵なので不要ですね。
音質的にもAW16Gのほうがスッキリ高域も伸びてHiFiなので、とりあえずプリは不要と思います。
あえてDMP3の暖色系な厚みがお好きなら別ですが..。

投稿日 : 2005年01月19日 19時37分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
pontionさん、どうもありがとうございます。

>>無指向性でAB方式でおこないたいのならば推奨60cm前後のマイク間隔でなければ明瞭な立体感は得られません。
>>20cmの間隔でおこなうとモノラルと間違えられます。40〜80cmぐらいで調整をするのが望ましいのです。
>
>海苔好きさんがおっしゃってくれている上記ですが、
>ajiさんがとりあえずお持ちのECM-23にしても海苔好きさん推薦のC480にしても単一指向性なので、カプセル間隔
>20cmでスタートするのは適当だと思います。

そうですね、手持ち機材の関係もあり、いまのところ90度、17cmというNOS方式
でやろうかと考えています。17cmを20cmにしても問題はないでしょうか?

>ちなみに40〜80cmと大きく開いたAB方式は、ヘッドホンで聴くと左右の耳に音像が張り付いて中ヌケになり、
>かなり気持ち悪いのでモニターの際は注意してください。
>無指向性の場合でも、カプセル間隔を20〜30cmと小さいまま開角を90〜100度ぐらいにすると、緩い指向性によって
>充分ステレオ感が得られます。是非お試しください。

今後、無指向性マイクを手に入れた時点でぜひトライしてみたいと思います。

>
>>一般的にSONYのマイクは、遠距離録音には向きません。細かい音が録れない。
>
>お歳が50才近い方だとかなりの人がそうだと思うんですが、ソニーのマイクには23時代にずいぶん世話になりました。

今年年男なもので、、、高校時代はこのマイク、結構羨ましがられました。

>けど、確かに今はあえて選ぶほどのものは無いと思います。業務用音響機器グループは解散してしまっているようだし、
>今後も期待できそうにないのが残念。

そうなんですか、色々とマイクを調べてもソニーの名前があまり出てこないのは
そのせいなんですね。

>私も推薦はAKGですが、一般のホール録音が多いのであれば、C480B-ULSプリアンプのみと無指向性のCK62カプセルの
>組み合わせで購入するほうが後々いいと思います。
>まあいずれにせよカプセルを買い足せば違う指向性を楽しめます。

C480というのは、本掲示板で知りました。調べた結果、1万円少々かかりますが、
カプセルというものを替えるだけで、無指向性にもなるのでこれはいいと思い
ました。

>無指向性の場合、残響がたくさん入るので、その分バランス的には音源に近づけるセッティングが可能になりますから、
>マイクの"遠距離難聴"を少しでもカヴァーして楽器音のディティールを繊細に録ることができます。
>単一指向性は目的の音像が浮き出すように録れますが、周りの雰囲気が入り難いので、それを補おうと音源との距離を
>大きく取ると、今度は楽器そのものの音の解像感は若干甘くなります。
>どちらのタイプが遠く感じるか/近く感じるか..は、残響と直接音の比率で遠近を感じるか、直接音の鮮明さで遠近を
>感じるか、人によって違うので、意見の分かれるところですが、実は"指向性"は、その特性を頭で想像する以上に
>再生音楽としての提示のしかたが大きく変わるパラメーターなので、本来慎重に決めたいとこです。

やはり奥が非常に深そうですね。この辺は、経験と耳が大きく左右しそうですね。

>
>スモールとラージフラムの音色の違いですが、どちらのタイプも沢山あるように、これはやはり奥が深く、機会を探して
>いろいろ聴いていただくしかないと思います。私も勉強中です。
>簡単に言ってしまえば、物理的周波数方向のアキュラシーはスモールが有利なので、いわゆるハイファイなのはスモール
>ですが、ラージには音像を力強く描くという魅力もあります。

違いを調べては見たのですが、なかなかわからず、本掲示板に投稿したことで
目からうろこです。

>ところで MTRとは別にプリがブッキングされてましたが、AW16Gの場合は機能的にはプリ内蔵なので不要ですね。
>音質的にもAW16Gのほうがスッキリ高域も伸びてHiFiなので、とりあえずプリは不要と思います。
>あえてDMP3の暖色系な厚みがお好きなら別ですが..。

これも分かりました。ただ、AW16Gにダイレクトにつなくとかなり入力レベルを上げ
ないと(左にいっぱいまわさないと)いけないような感じでした(マイクがいかれて
いるのかな?)。というわけで前回はDMP3を使いました。

でも、DMP3は
http://www.geocities.jp/princecasals/audio/recording/index.html
にもあるように、レベルあわせやりずらいです。

pontionさん、色々とありがとうございました。大変参考になりました。

投稿日 : 2005年01月24日 23時45分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル 遅ればせながらちょっと質問です(愚問?)
URL
>無指向性の場合でも、カプセル間隔を20〜30cmと小さいまま開角を90〜100度ぐらいにすると、緩い指向性によって
>充分ステレオ感が得られます。是非お試しください。

的外れな質問をお許しください。
よく無指向性でも開角を広げますが、このごろどうも高域の緩い指向特性で音量差を利用してステレオ感が得られるのではなくて、
音色差でステレオ感が得られているのではないかと思うようになりました。
マイクロホンの軸正面から90度にかけての高域の特性が結構変わるじゃないですか。
周波数特性のグラフを見ますと、耳で聞いてわかりそうなぐらいの違いです。
たしか人間の耳は高域で2kHz以上から方向感覚が怪しくなるので、定位にはさほど影響がないという文献も見られます。
pontionさん、どうなんでしょうか?

投稿日 : 2005年01月25日 00時28分
投稿者 pontion
Eメール fzk03757@nifty.com
タイトル Re: 遅ればせながらちょっと質問です(愚問?)
URL
海苔好きさんこんにちは、

「高域の緩い指向特性」は「軸正面から90度にかけての高域の特性が変わる」と「角度による音色差」に同義
だと思うのですが、どうでしょう。
「軸正面から90度にかけての高域の特性が変わる」から高域にだけ指向性が付くことになるし、「高域の特性が変わる」
から「音色差」が付くんでは?

「高域で2kHz以上から方向感覚が怪しくなる」のは純音(連続の正弦波)の場合であって、波形が不連続な自然音や楽音
には当てはまらないですね。
指を摺り合わせるような音はほとんど2kHz以上ですが、方向はハッキリ認知できると思います。

「無指向性の場合でも、・・・・充分ステレオ感が得られます。」と書いてしまいましたが、計測用のオムニの場合
かなり高域まで指向性が無いので、一般の音楽録音用マイクだけと考えると、
「無指向性の場合でも、・・・・充分ステレオ感が得られる場合があります」...のほうが適当でした。(^^;

投稿日 : 2005年01月19日 01時28分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル Re: Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
>仮にマイク角度90度で5m離したとすると、マイクの延長線上にはピアノはない
>ので、「高音弦を狙う」とはマイクをより下向きにセットすると思ってよろしい
>ですか?

はい、その通りです。
自分の頭を、ピアノの中に突っ込まなくてもよいですが、目標とするおおよその所に行き、
目線もそのあたりで高さの調整を音響担当の方にしてもらいます。
さらに横からマイクの下向き具合が目標の高音弦付近に来ているように確認してみてください。
一箇所だけの確認だと、アレ?ということがあります。
また、マイクとマイクの中央に目標位置(ハンマー)を持っていけばよいのですが、ピアノの場合、右CHにかたよる場合があるので、
(つまりアタック音が中央から、響きは上手からという感じになる場合があります)マイクを幾分上手にすこし動かすことも必要かもしれません。
しかしピアノの性質上さまざまな音程で左右に響きますので、判断に苦しむかもしれません。
これはホールの音響特性にも関係しますのでマイクの左右の位置は現場で判断するしかないと思います(単一、NOSの場合)。
大御所のpontionさんが来ていただけました。
わたしより非常に詳しいのでさらに実務的な方法を披露していただけるでしょう。

投稿日 : 2005年01月19日 19時45分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
海苔好きさん、ajiです。

>>仮にマイク角度90度で5m離したとすると、マイクの延長線上にはピアノはない
>>ので、「高音弦を狙う」とはマイクをより下向きにセットすると思ってよろしい
>>ですか?
>
>はい、その通りです。
>自分の頭を、ピアノの中に突っ込まなくてもよいですが、目標とするおおよその所に行き、
>目線もそのあたりで高さの調整を音響担当の方にしてもらいます。
>さらに横からマイクの下向き具合が目標の高音弦付近に来ているように確認してみてください。

わかりました。当日、音響担当は私だけなので、
段取り良くやらないといけませんね。

#ちなみに発表会がスタートしたらカメラマンになります。

>一箇所だけの確認だと、アレ?ということがあります。
>また、マイクとマイクの中央に目標位置(ハンマー)を持っていけばよいのですが、ピアノの場合、右CHにかたよる場合があるので、
>(つまりアタック音が中央から、響きは上手からという感じになる場合があります)マイクを幾分上手にすこし動かすことも必要かもしれません。
>しかしピアノの性質上さまざまな音程で左右に響きますので、判断に苦しむかもしれません。
>これはホールの音響特性にも関係しますのでマイクの左右の位置は現場で判断するしかないと思います(単一、NOSの場合)。

色々とノウハウをご教授いただきどうもありがとうございます。
今回は機材の関係上、NOS方式にしたいと考えています。

>大御所のpontionさんが来ていただけました。
>わたしより非常に詳しいのでさらに実務的な方法を披露していただけるでしょう。

ここで、リプライを頂いたかたはみな大御所ですね。海苔好きさんをはじめ
みなさまどうもありがとうございます。

投稿日 : 2005年01月19日 14時37分
投稿者 いけだ
Eメール
タイトル Re: ピアノ発表会の録音
URL
響きの無い、もしくは好ましい響きでない会場だと逆に残響は入れない方が
聞きやすくなることもあります。
そういった会場でオフにすると
「ただぼやけた音」
になってしまうんです。
だからといってあんまりオンの音だとこれまた淋しいし、難しいところですね。

折角MTRがあるのなら、手持ちのSONYと、新規購入マイクの2系統を違うやり方で
同時録音してみては?
pontionさんもおっしゃっていましたが、プリを別にする必要もないと
思いますよ。現場では装備を極力シンプルにした方が楽です。
いろんな機材を持ち込むパワーをマイクセッティングの方に分けてあげましょう。

投稿日 : 2005年01月19日 15時28分
投稿者 Wald
Eメール
タイトル Re: ピアノ発表会の録音
URL
こんにちは、

発表会の録音なので、まず、「録音されていない」という事態だけは
避けなくてはいけません。(ここには万全の準備をしていただきたい
と思います。)
その上で、録音の状態ですが、一昨年の現場モニターの状態で、響い
ていないことは、わからなかったのでしょうか?
どうして、現場で、リハのときに、解らなかったのかをまず考えると、
今回、ajiさんの意図どおりにするための糸口がつかめると思います。
 一般的に、初心者が良くやるパターンは、配線が終わり、音が出た
だけで「満足」してしまうのか、その状態に酔ってしまうのか、その
まま、何もしないしないで、聞きいってしまう、、というやつです。
 録音の方法は色々ありますし、放送局だからとか、スタジオだから
とか関係なく、それこそ様々な録音方法があると思います。なので、
どうしなければならない、、という方法は特にないです。
実際、ajiさんの録音で満足されている方もいるのではないでしょうか。
発表会の場合は、リサイタルなりレコーディングとは違うので、ベト
ーヴェンのソナタ、、しかも前半だからとかロマン派だからとか、他
そのような音のあわせ方はないと思うので、、、(現実に、私は、こ
の音は、私のベートーヴェンの音じゃない、、って言われたばかりで
す、、。ハイ、録音しなおし、、ハイ、マイクかえて、、AD換えて、)
録音は、やはり、手馴れた機械で、モニター環境が解りやすいように
して、やられるのがいいと思います。
 個人的には、アタックだけを狙うとY社もB社もS社も、またS社のBCD
も差が出にくいので、ピアノは、少なくともピアノ全体の響きを楽器
として捕らえるほうが、良いかもしれません。
まあ、どのように録音しても、録音されてさえいれば、ピアノを、ヴ
ァイオリンと間違える人はいないと思うので、アタックメインが悪い
わけでも有りません。
演奏者が聞く場合は、ピアノの前に座っている感じのほうが良いかも
しれませんし、オーディエンスが聞く場合は、良いホールの良い席に
座っている感じのほうが良いかもしれません。これは、聞かれる方の
ニーズによる、と思います。(録音者の趣味趣向ではない)
 しつこいですが、それには関係なく、録音されていることが大事です。
私は、ピアノは、演奏家はもちろんですが、ピアノは調律で変わると
思っています。
何人かの著名な調律の方々とお付き合いさせていただくと、とても同
じピアノとは思えない、という事も侭有ります。そのため、それに気
がついてしまうと、極一部の方々はスケジュールの取り合いとなりま
す。現状、演奏者からもですが、スタッフから指名される調律師は極
一部です。私は、これらの方々と賀状を交換したり、現場でお付き合
いできる事をとても幸せに、思っています。(教わる事が多いです。)
 同じS社の同型のピアノを複数台並べて、今回どれを使うか弾き比べ
てから作業、、演奏に入るような録音でなければ、(入換ごとに、ホ
ールのスタッフの方には、お世話になってます)私からは、手馴れた
機械で録音すること、モニターに集中する事、何度も再生を聞くこと
フットワーク軽く動きまわる事をお勧めいたします。

投稿日 : 2005年01月19日 20時55分
投稿者 いけだ
Eメール
タイトル Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
皆さん、Waldさん、こんにちは。

確かに「録音されていない」というのだけは避けなければいけませんね。
#我々にとって一番あってはいけないことですから(汗)。
しかしながらあえてその記録に専門業者を呼んでこなかったりと、
ここの書き込みでは、発表会そのものもおおらかな雰囲気が感じられます。
どういった録音をするのかはajiさんにおまかせ、ajiさんのお好みでいいですよ
という発表会主催者の考えも伺えるのでここはやはりajiさんの趣味でも
いいような気が、私はします。
となると重要なのが、
ajiさんが、「こういう風に録音したい」という理想、というか趣味を持っているか、
と言う事になるかと思います。
そこに向かっていけば良いということになるわけですが、発表会だとリハーサルが
少ない、もしくは無い、なのでぶっつけになってしまうんですよね。
リハで試行錯誤をすることができない。
ですからきっとajiさんはここで意見を求めているのかと思います。
今一度、
客席で聴いているような感じ、とか、
ピアノが中心にカッチリ定位して響きが包んでいる感じ、とか
ajiさんの理想を今一度表明していただければきっとまたそれに向けての
アドバイスがしやすくなるかと思いますよ。

でもきっとWaldさんの仰る、
>実際、ajiさんの録音で満足されている方もいるのではないでしょうか。
も結構当たっているのではないかと思います。
プレッシャーを感じすぎると本番で耳まで緊張してしまいますからリラックス
しましょう。

確かにピアノに限らず、演奏者と聴く側のギャップに悩む事もありますよね。
客席で聴くような雰囲気になるようにセッティングして、演奏者に聴いてもらうと
「私が弾きながら聴いている音とは違う」
と言われる事もあったりして。

投稿日 : 2005年01月22日 13時58分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
いけださん、こんにちわ、ajiです。

>確かに「録音されていない」というのだけは避けなければいけませんね。
>#我々にとって一番あってはいけないことですから(汗)。
>しかしながらあえてその記録に専門業者を呼んでこなかったりと、
>ここの書き込みでは、発表会そのものもおおらかな雰囲気が感じられます。

そうです。個人ピアノ教室の発表会で生徒数も少なく、ピアノ調律と花
をのぞけば、写真も録音もすべて手作りといった感じです。前々回は録音
自体がありませんでした。ある生徒さんは、MDラジカセ持ち込んで録音
していたくらいです。

>どういった録音をするのかはajiさんにおまかせ、ajiさんのお好みでいいですよ
>という発表会主催者の考えも伺えるのでここはやはりajiさんの趣味でも
>いいような気が、私はします。

そうなんです。前回のときは、生徒には録音するとのアナウンスもしなかった
ようで、当日マイクをもってセットしていたら生徒さんから驚かれました。

>となると重要なのが、
>ajiさんが、「こういう風に録音したい」という理想、というか趣味を持っているか、
>と言う事になるかと思います。
>そこに向かっていけば良いということになるわけですが、発表会だとリハーサルが
>少ない、もしくは無い、なのでぶっつけになってしまうんですよね。
>リハで試行錯誤をすることができない。
>ですからきっとajiさんはここで意見を求めているのかと思います。
>今一度、
>客席で聴いているような感じ、とか、
>ピアノが中心にカッチリ定位して響きが包んでいる感じ、とか
>ajiさんの理想を今一度表明していただければきっとまたそれに向けての
>アドバイスがしやすくなるかと思いますよ。

理想というとむづかしいですが、上記のなかでは、「客席で聞いているような
感じ」に私の好みは近いと思います。その場を再現するように自然に聞こえ
るのが一番です。

なにしろ、前回の録音は極論するとビアノの弦に耳をそばだてて
聞いている感じだったものなので。

>
>でもきっとWaldさんの仰る、
>>実際、ajiさんの録音で満足されている方もいるのではないでしょうか。
>も結構当たっているのではないかと思います。

そうですね、ある生徒さんなどは学校にもっていって先生や友達に聞かせた
ということなので、よかった部分もあるとは思いますが。

>プレッシャーを感じすぎると本番で耳まで緊張してしまいますからリラックス
>しましょう。

そのようにいたします。2度目ということもあり、前回よりはリラックス
できると思います。

いけださん、どうもありがとうございました。

投稿日 : 2005年01月19日 22時20分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
Waldさん、どうもありがとうございます。

>発表会の録音なので、まず、「録音されていない」という事態だけは
>避けなくてはいけません。(ここには万全の準備をしていただきたい
>と思います。)

そうですね、前回は知人からDAT(TCDD8)を借りてAW16G経由でバックアップ
として使いハードディスクが逝っても大丈夫のようにしました。
今回は、借りられるかどうかわからないので、不安です。

>その上で、録音の状態ですが、一昨年の現場モニターの状態で、響い
>ていないことは、わからなかったのでしょうか?

すみません、これがなぜかその時はわからなかったのです。現場での
モニタリングが非常に重要だということはわかってはいたのですが、
リハーサルに来る人と挨拶なんかしてたり、余裕がありませんでした。
カメラの準備もする必要があるとか、いい訳ですけど。今思えば、
朝一の調律の時点からちゃんとやっておけば良かったと考えています。

で、その後ピアノのCDを聞くと、響きがあるもの(私が聞いたなかでは最近の
録音であるポリーニのバラード)とか響きがないもの(ホロビッツのワル
トシュタイン)の差が非常に大きく、できれば響きがあったほうがいいかな、
という思いが強くなってきました。でもポリーニのバラードは響きすぎだけど。

>どうして、現場で、リハのときに、解らなかったのかをまず考えると、
>今回、ajiさんの意図どおりにするための糸口がつかめると思います。
> 一般的に、初心者が良くやるパターンは、配線が終わり、音が出た
>だけで「満足」してしまうのか、その状態に酔ってしまうのか、その
>まま、何もしないしないで、聞きいってしまう、、というやつです。

まさにそんな感じです。
配線が終わって、マイクセッティングを行いモニタリングしたところ
ペダル音が入って、これはまずいと思いました。でも、ペダル音が入
らなくなった時点でその後の追及をしなかった、という感じです。

セットしたら、今度はカメラのセッティングをしてました。本番前
録音スタートしたら、あとはカメラです。

> 録音の方法は色々ありますし、放送局だからとか、スタジオだから
>とか関係なく、それこそ様々な録音方法があると思います。なので、
>どうしなければならない、、という方法は特にないです。

なるほど、結局は耳なのでしょうね。

>実際、ajiさんの録音で満足されている方もいるのではないでしょうか。

録音は全くのボランティアなので、結構受けたようです。でも録音した本人
としては、家に帰って聞いたらびっくり、がっくりでした。

しょうがないから、その後、AW16Gでリバーブかけて一部の人には再配布し
ました。

>発表会の場合は、リサイタルなりレコーディングとは違うので、ベト
>ーヴェンのソナタ、、しかも前半だからとかロマン派だからとか、他
>そのような音のあわせ方はないと思うので、、、(現実に、私は、こ
>の音は、私のベートーヴェンの音じゃない、、って言われたばかりで
>す、、。ハイ、録音しなおし、、ハイ、マイクかえて、、AD換えて、)
>録音は、やはり、手馴れた機械で、モニター環境が解りやすいように
>して、やられるのがいいと思います。

私、そうゆうレベルにはなかなかいかないと思いますが、手馴れた機械で
やりたいと思います。

> 個人的には、アタックだけを狙うとY社もB社もS社も、またS社のBCD
>も差が出にくいので、ピアノは、少なくともピアノ全体の響きを楽器
>として捕らえるほうが、良いかもしれません。

まさに、そういう音を狙いたいと考えております。

>まあ、どのように録音しても、録音されてさえいれば、ピアノを、ヴ
>ァイオリンと間違える人はいないと思うので、アタックメインが悪い
>わけでも有りません。
>演奏者が聞く場合は、ピアノの前に座っている感じのほうが良いかも
>しれませんし、オーディエンスが聞く場合は、良いホールの良い席に
>座っている感じのほうが良いかもしれません。これは、聞かれる方の
>ニーズによる、と思います。(録音者の趣味趣向ではない)
> しつこいですが、それには関係なく、録音されていることが大事です。
>私は、ピアノは、演奏家はもちろんですが、ピアノは調律で変わると
>思っています。

そうですね、昨年のNHKプロジェクトXでリヒテルの調律の話がでてい
ましたが、そこまでいかなくてもピアノの人は調律が非常に重要だと
考えているようです。

>何人かの著名な調律の方々とお付き合いさせていただくと、とても同
>じピアノとは思えない、という事も侭有ります。そのため、それに気
>がついてしまうと、極一部の方々はスケジュールの取り合いとなりま
>す。現状、演奏者からもですが、スタッフから指名される調律師は極
>一部です。私は、これらの方々と賀状を交換したり、現場でお付き合
>いできる事をとても幸せに、思っています。(教わる事が多いです。)
> 同じS社の同型のピアノを複数台並べて、今回どれを使うか弾き比べ
>てから作業、、演奏に入るような録音でなければ、(入換ごとに、ホ
>ールのスタッフの方には、お世話になってます)私からは、手馴れた
>機械で録音すること、モニターに集中する事、何度も再生を聞くこと
>フットワーク軽く動きまわる事をお勧めいたします。

そのレベルまでは、到底達しないかと思いますが、今回はモニターに
集中したいと思います。

Waldさん、どうもありがとうございました。大変助かりました。

投稿日 : 2005年01月23日 16時20分
投稿者 Wald
Eメール
タイトル Re: ajiさんへ
URL
> そうですね、昨年のNHKプロジェクトXでリヒテルの調律の話がでてい
> ましたが、そこまでいかなくてもピアノの人は調律が非常に重要だと
> 考えているようです。
うら話としては、私が関係者(S社、B社)から聞いているのは、そこで
演奏された曲が問題だったりするようです。
 同じことが、ミケランジェリの公演でもおきました。
この年の日本での公演すべてキャンセルのなか、(キャンセルの理由は、
つれてきた調律師の怪我とも伝えられています)そんな中、横浜公演だ
け、持ち込まれたピアノで行われました。このときのピアノは、当該の
会社のものと確か当該の調理師です。しかし、ここも、予定された曲目
ではなく、リヒテル氏と同じ作曲家の物でした。
そして、両巨匠ともほぼ同じコメントを残されていたりします。
(そのコメントについては、関係者もいるでしょうから、差し控えます。)
私は、後日談として聞き、S社とB社でも作りが違うことも細かく教えて
いただき、同じ楽器なのに、と思いながらメモをとったものです。
 ちなみに、ミケランジェリのこの公演は、私は東京公演のチケット2
枚だっため、どちらもキャンセルでした、、まだ学生時代です。
キャンセルも忘れませんが、そのチケットに注として、あったコメントも
わすれません。「演奏者の都合により、空調を止めることがあります、、」
正式文は忘れましたが、そういう内容でした。そんなの後にも先にも初
めてでした、、。
 ミケランジェリは、その後これももう亡きチェリビダッケと一緒に来日
したときに演奏会を見ることが出来ました。しかし、すでに手術後で、全
盛期の面影は有りませんでした、、。全盛期に見たかった、、。
そしてそれが最後の来日公演でした。
 さらにスレッド汚しちゃったかもしれません。

投稿日 : 2005年01月24日 19時20分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: ajiさんへ
URL
Waldさん、ajiです。

色々と教えていただき、どうもありがとうございましした。

>> そうですね、昨年のNHKプロジェクトXでリヒテルの調律の話がでてい
>> ましたが、そこまでいかなくてもピアノの人は調律が非常に重要だと
>> 考えているようです。
>うら話としては、私が関係者(S社、B社)から聞いているのは、そこで
>演奏された曲が問題だったりするようです。

お顔の広さを想像させますね。

> 同じことが、ミケランジェリの公演でもおきました。
>この年の日本での公演すべてキャンセルのなか、(キャンセルの理由は、
>つれてきた調律師の怪我とも伝えられています)そんな中、横浜公演だ
>け、持ち込まれたピアノで行われました。このときのピアノは、当該の
>会社のものと確か当該の調理師です。しかし、ここも、予定された曲目
>ではなく、リヒテル氏と同じ作曲家の物でした。
>そして、両巨匠ともほぼ同じコメントを残されていたりします。
>(そのコメントについては、関係者もいるでしょうから、差し控えます。)

ここのところ聞きたいですが、差し控えるとのこと、ごもっともです。

>私は、後日談として聞き、S社とB社でも作りが違うことも細かく教えて
>いただき、同じ楽器なのに、と思いながらメモをとったものです。
> ちなみに、ミケランジェリのこの公演は、私は東京公演のチケット2
>枚だっため、どちらもキャンセルでした、、まだ学生時代です。
>キャンセルも忘れませんが、そのチケットに注として、あったコメントも
>わすれません。「演奏者の都合により、空調を止めることがあります、、」
>正式文は忘れましたが、そういう内容でした。そんなの後にも先にも初
>めてでした、、。

なんとなく、聞いたことがあります、空調をとめるという話。

> ミケランジェリは、その後これももう亡きチェリビダッケと一緒に来日
>したときに演奏会を見ることが出来ました。しかし、すでに手術後で、全
>盛期の面影は有りませんでした、、。全盛期に見たかった、、。
>そしてそれが最後の来日公演でした。

残念でしたね、私は当時、ミケランジェリがどのようなヒアニストかあまり
しらなかったので、気難しいピアニスト位にしか思っていませんでしたが、
色々な情報がはいってくるに従い、非常にすごいピアニストだとうことが
おぼろげながらわかってきました。

しりあいで留学中に聞いた人がいて、それはそれはすごかったという話です。

> さらにスレッド汚しちゃったかもしれません。

いえいえ、貴重な情報、どうもありがとうございました。

#昨日、知り合いのピアノ発表会を聞きに行きましたが、これがまた響かない
#ホールというか部屋で、ここでマイクセッティングするとしたらどうするか、
#考えちゃいました。ピアノはヤマハのコンサートグランドピアノなのに、、、
#でも、こんなことで迷うのっていうのも結構楽しいですね。

投稿日 : 2005年01月19日 21時44分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
いけださん、どうもありがとうございます。

>響きの無い、もしくは好ましい響きでない会場だと逆に残響は入れない方が
>聞きやすくなることもあります。
>そういった会場でオフにすると
>「ただぼやけた音」
>になってしまうんです。
>だからといってあんまりオンの音だとこれまた淋しいし、難しいところですね。

前回は、ペダル音が聞こえない範囲でオンマイクという意識があったので
オフマイクはテストしてませんでした。今度の録音では、色々考えたいと
思います。

>折角MTRがあるのなら、手持ちのSONYと、新規購入マイクの2系統を違うやり方で
>同時録音してみては?

そうですね。今度の録音では、残念ながら予算的に新規購入はできないもので
次の機会にはぜひそうしたいと思います。

>pontionさんもおっしゃっていましたが、プリを別にする必要もないと
>思いますよ。現場では装備を極力シンプルにした方が楽です。

それは、そうですね。間に余分なものをかますとそれだけ音も悪くなりそうですし。
でも、ECM23にAW16Gをじかにつなくと、AW16Gのレベルを目いっぱい上げないと
満足するレベルで録れないようなのです。はやりマイクがいかれているのかな。

>いろんな機材を持ち込むパワーをマイクセッティングの方に分けてあげましょう。

おっしゃるとおりですね。オーディオでもなるべくシンプルがいいといいますよね。
プリアンプを使わない方向で検討してみます。

#前回は、録音も写真も失敗しました。

最近のカセット(といっても昔のTC-K333ESLですが)はマイク入力がないので
マイクプリアンプは、カセットで簡単に録るときには結構役立っています。

いけださん、貴重なご意見どうもありがとうございました。大変参考になりました。

投稿日 : 2005年01月19日 20時59分
投稿者 SONORITE
Eメール
タイトル Re: ピアノ発表会、AW16G
URL
ajiさん、ようこそ。

マイキングについては皆さんの通りです。
最初にピアノの周りをまわってみて、いちばんいい音がするポイント
(方向・高さ)をさがします。屋根板と弦の関係で音が変わります。
低音弦に比べて高音部は弦が短いので、少なくとも片方のマイクで
高音弦を狙う。
ヘッドホンで同時モニターするか、リハ後の休みに無音の場所で聴いてみて
マイク位置や角度を再調整します。
開き角は、音源との距離やマイクの指向特性にもよるので必ずしも
教科書通りにしません。単一指向性マイクの場合、中抜けせずに左右が
つながる30〜60度が多いです。音源から遠いときは教科書通りにします。
(夏の録音会の分度器ですが、ジャクリーンディスクはマイク位置が厳密に
決まっているので定規を使う、たしかそういう話でした。)
私のピアノ発表会録音はこちらに。

ピアノ発表会の録音
http://www.246.ne.jp/~onishi/2496/usbdat2.html

マイクはこれより遠くてもいいくらい。
音域バランス、打鍵の音の立ち上がり、速いパッセージの粒立ち、
メロディのつながり感、残響など総合的に判断してマイク位置を調整します。

残響の少ない会場はさらに遠く。それでも残響がない場合はAW16Gで
薄めにリバーブをかけるか、メインマイクの3m位後方にアンビエンス
マイクを立ててミックスする手もあります。マイク位置は

>2003年2月のStereo誌でピアノ・バイオリンの録音例

をアレンジしてみて下さい。
しかし発表会は写真やビデオを意識して、マイクを花束に隠したり横から狙ったり...

>#ちなみに発表会がスタートしたらカメラマンになります。

これも大変。シャッター・ズーム音をマイクから離すと録音レベル管理が
できなくなり、去年は痛恨のレベルオーバー!で平謝りしました。
ピロリロリ〜ンというケータイカメラのシャッター音もなんとかしてほしいです(笑)。

>#昔はデンスケなどマイク入力がありましたが、最近の録音機器はむずかしい!

そうですね。私も最近AW16Gを入手して、こんなページを作ってみました。

YAMAHA AW16G
http://www.246.ne.jp/~onishi/2496/aw16g.html

投稿日 : 2005年01月19日 23時29分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: ピアノ発表会、AW16G
URL
SONORITEさん、どうもありがとうございます。

>マイキングについては皆さんの通りです。
>最初にピアノの周りをまわってみて、いちばんいい音がするポイント
>(方向・高さ)をさがします。屋根板と弦の関係で音が変わります。
>低音弦に比べて高音部は弦が短いので、少なくとも片方のマイクで
>高音弦を狙う。

なるほど、いろいろなパターンがありそうですね。高音部
を狙う(マイクを下向きにする)という皆さんのご指示に
そってセットした上で、最終的には自分の耳に頼るのが
ベストという感じです。

>ヘッドホンで同時モニターするか、リハ後の休みに無音の場所で聴いてみて
>マイク位置や角度を再調整します。

前回は、ヘッドフォンで同時モニター(といってもソースを聞いていただけですが)
して距離は変更しましたが、角度までは変更しませんでした。

>開き角は、音源との距離やマイクの指向特性にもよるので必ずしも
>教科書通りにしません。単一指向性マイクの場合、中抜けせずに左右が
>つながる30〜60度が多いです。音源から遠いときは教科書通りにします。
>(夏の録音会の分度器ですが、ジャクリーンディスクはマイク位置が厳密に
>決まっているので定規を使う、たしかそういう話でした。)

むずかしいですね、NOSとか角度か決まっているということで納得しましたが、
そのような角度もあるのかと。前回は、角度はとりあえず開いておけばよい、
という知識しかなかったので、今回は勉強の意味も込めて17cm、90度にしようか
と考えていました。

>私のピアノ発表会録音はこちらに。
>
>ピアノ発表会の録音
>http://www.246.ne.jp/~onishi/2496/usbdat2.html

はい、だいぶ前から「お気に入り」に入っています。ここで、ベーゼンドルファーと
AT822の距離が思ったより短いと思ったのです。でも、写真では、実際にどのくら
い離れているかわからなくて。

>マイクはこれより遠くてもいいくらい。

なるほど。

>音域バランス、打鍵の音の立ち上がり、速いパッセージの粒立ち、
>メロディのつながり感、残響など総合的に判断してマイク位置を調整します。

耳頼りと経験なんですね。

>残響の少ない会場はさらに遠く。それでも残響がない場合はAW16Gで
>薄めにリバーブをかけるか、メインマイクの3m位後方にアンビエンス
>マイクを立ててミックスする手もあります。マイク位置は

この、ホールの残響とマイクの関係というのが素人からすると非常に
重要な気がします。前回の録音では、ホールの残響が少ないのに距離
が近かったとか。

前回の場合、リバーブ掛けたほうが良かったです。
あとでAW16GでリバーブかけてCDを作りなおしました。

>>2003年2月のStereo誌でピアノ・バイオリンの録音例
>
>をアレンジしてみて下さい。

そうですね。音楽の友ホールで、天井は高そうですが、色々考えて見ます。

>しかし発表会は写真やビデオを意識して、マイクを花束に隠したり横から狙ったり...
>
>>#ちなみに発表会がスタートしたらカメラマンになります。
>
>これも大変。シャッター・ズーム音をマイクから離すと録音レベル管理が
>できなくなり、去年は痛恨のレベルオーバー!で平謝りしました。
>ピロリロリ〜ンというケータイカメラのシャッター音もなんとかしてほしいです(笑)。
>

私は、以前、フィルム自動巻き戻しを演奏中にやってしまい、こっびどく
おこられた記憶があります。そのときは録音はしてませんでしたが。

>>#昔はデンスケなどマイク入力がありましたが、最近の録音機器はむずかしい!
>
>そうですね。私も最近AW16Gを入手して、こんなページを作ってみました。
>
>YAMAHA AW16G
>http://www.246.ne.jp/~onishi/2496/aw16g.html

あ、いまみたら、いつの間に。早速、読ませていただきます。

SONORITEさん、どうもありがとうございます。

投稿日 : 2005年01月25日 00時 3分
投稿者 SONORITE
Eメール
タイトル Re: Re: Re: ピアノ発表会、AW16G
URL
少々補足します。

>今回は勉強の意味も込めて17cm、90度にしようか
>と考えていました。

指向性パターンはマイク毎に違うので、音源との距離にあわせて再調整しなければ
ならない、ということです。単一指向性マイクは90度だと中抜けになることも。
出発点として教科書通りのセッティングを使ってみるときに定規やタイルの90度
を使います。
以前、近めのNOS方式で弦楽四重奏を録音したらVn1とVcが左右スピーカーに張り付いた
ようになり失敗。残響が全くないホール、開場〜本番10分で準備と悪条件が
重なったのですが、以来、カルテットは遠めから狭めで狙うことにしました。

>>ピアノ発表会の録音
>>http://www.246.ne.jp/~onishi/2496/usbdat2.html
>
>はい、だいぶ前から「お気に入り」に入っています。ここで、ベーゼンドルファーと
>AT822の距離が思ったより短いと思ったのです。でも、写真では、実際にどのくら
>い離れているかわからなくて。

すみません。マイク位置はピアノの四方をのばした長方形の頂点あたりです。
屋根板の開きの真ん中あたりの角度から狙いました。
このときの音源がこちらに。

サンプル(ピアノとバイオリン)
http://www.246.ne.jp/~onishi/2496/usbdat3.html

コンサートにも使われる小ホールで、この距離でも残響はじゅうぶん。
ただし最初のセッティングでは近すぎたので、花束を手前に動かしてもらって
距離をかせぎました。
(むしろマイクやADのほうが気になる?)
残響を拾うために遠く、と考えがちですが、離れるにしたがって実際の残響音
そのものも小さくなるので、遠すぎてもいけません。
マイクプリのゲイン不足も、マイクを近づけることで対処できますから。
(たしかにAW16Gのプリは気持ちゲインが小さいかもしれませんね。ポピュラー系の
用途なら十分なんでしょうが。)

投稿日 : 2005年01月19日 02時 3分
投稿者 JONY
Eメール
タイトル Re: ピアノ発表会の録音
URL
 ajiさん、こんにちは。

 海苔好きさん、pontion さんが、ていねいな回答をなさっているので、私からは経験談とすこし別の見方でレスをいたします。

 きちんとしたホールの場合は、海苔好きさんの言われるセッティングが基本的な方法と思います。ただ、音楽専用ホールでない場合は、セオリーどおりにいかないことが多々あります。
 いわゆる講堂というようなスペースであったり、 aji さんのケースのようにカーペット敷きであったりすると、その場での最適なバランスを見極めなければならないことになります。基本は押さえつつも、場合によっては変則的なセットが好結果となることもありますので、いろいろなセッティングをご自分の耳を信じて試してみることが結果として大切だと思います。

 私からは、マイクの指向性と残響感&低音感の関係について、すこし書きます。

 無指向性マイクが、周囲からの残響をよく拾うことは、海苔好きさんも言われているとおりですが、無指向性マイクは、単一指向性マイクに較べて一般的に低音の収音能力が優れています。逆に単一指向性マイクは、音源から離れれば離れるほど、低音の収音特性が落ちていきます。周波数特性図でいうと、より左側のほうが下がっていきます。マイクによっては 200 Hz あたりから低下していきます。スモールダイヤフラムの方がその傾向が強いように思います。無指向性マイクの場合は、口径に関わらず距離によって低音の収音能力が落ちるということはありません。

 これが、ピアノの収音の上でどう影響するかといいますと、ピアノの左手側の音の重厚なハーモニーの再現に大きな差が出るのです。いくつかの低音弦がハンマーに叩かれて「ボー#ー♭ーン」と和音を響かせる様を捉えようとすれば、無指向性マイクを使うか、単一指向性マイクを近づけてセットしなければなりません。しかしながら、単一指向性マイクを近づけてセットすれば、ご承知のとおり、アンビエンスが少なくなります。ジャズやポピュラー音楽の場合には、何組かのマイクを立てて、打弦音とアンビエンスを別々に録ってミックスすることが多いので、マイクの使い分けが可能ですが、マイク2本だけの場合は、そうはいきません。

 そこで、私がお勧めするのは、ワイドカーディオイド(別名、広単一指向性)マイクを使う方法です。

 私の経験ですが、同じある講堂でのほぼ同一距離での収音でしたが、単一指向性マイク( Neumann KM184 )で録った音と広単一指向性マイク( SCHOEPS CMC-621U )で録った音を聴き比べたのですが、音色の違いよりもまず低音感の違いがはっきりと出ました。広単一指向性で録ったほうが低音がしっかりしているために「演奏が上手く」聴こえるのです。( Neumann KM184 もピアノにもっと近づけるならば、重厚な低音を収音可能ですが。)

 そして、もうひとつのメリットは、マイクのセット位置のスイートスポットが広がるということです。指向性の狭いマイクを使ってピアノのすべての音域をバランスよく収音するためには、距離、位置、角度の調整がとてもシビアになります。状況によっては、そのときの持ち合わせのスタンドやステレオバーで対応できないことがあるかもしれません。広単一指向性マイクの場合は、よいバランスの得られる位置が比較的に広いと言えます。

 ピアノの音は、リスナーからみて、左右に明確にセパレーションしているものではありませんし、弦の位置の厳密な定位が求められているものでもありません。したがって、2本のマイクの間隔やセット角度は、明確な音像定位を得るための手法( NOS や ORTF )をそのまま当てはめなくてもよいように思っています。むしろ、反響板からの反射音をどのように収音するか、のほうが結果を左右すると思います。反響板の反射音がうまく録れれば「残響感」が得られるからです。

 そこで、このワイドカーディオイド(別名、広単一指向性)マイクのお勧め機種なのですが、SCHOEPS CMC-621U では、予算をオーバーしちゃいますね。ペアで10万円以下、という条件で広単一指向性の機種は、ほとんどないのが実情ですが、最近いい機種が出ました!
 私自身が試したわけではないので「お勧め」といってよいかどうか悩みますが、RODE NT2000 はどうでしょうか。このマイクは、驚くべきことに、あの価格(「某成田のお店」の広告をみてくださいね)で指向性連続可変式なのです。無指向性から双指向性までのすべての指向性が選べます(さらにローカットやパッドまで連続可変式)。私もほしいな、と思っているマイクです。広単一指向性にするには、無指向性と単一指向性の中間にすればOKです。
 
 このマイクはラージダイヤフラムですが、音質は、まったく問題ないのではないでしょうか。かの NT2 の発展的上位機種ですから。この指向性可変つまみを回していろいろ試せるというのは、セッティングで強力な味方になるでしょう(迷ってしまうと逆効果?)。

 まあ、マイク選びは、外見やメーカー・ブランドへの思い入れなどがあって、人さまざまですから、これと断定できるようなものではありません。参考程度にお読みくださればよいと思っています。

 それでは、また。

投稿日 : 2005年01月19日 23時49分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: ピアノ発表会の録音
URL
JONYさん、どうもありがとうございます。

> 海苔好きさん、pontion さんが、ていねいな回答をなさっているので、私からは経験談とすこし別の見方でレスをいたします。

はい、ありがとうございます。

> きちんとしたホールの場合は、海苔好きさんの言われるセッティングが基本的な方法と思います。ただ、音楽専用ホールでない場合は、セオリーどおりにいかないことが多々あります。
> いわゆる講堂というようなスペースであったり、 aji さんのケースのようにカーペット敷きであったりすると、その場での最適なバランスを見極めなければならないことになります。基本は押さえつつも、場合によっては変則的なセットが好結果となることもありますので、いろいろなセッティングをご自分の耳を信じて試してみることが結果として大切だと思います。

場所の形状は直方体で、舞台もなく、天井も低く、じゅうたんがひいてあります。
やはり、耳ですね。前回は、初めてということもあり、カメラ係でもあったため
余裕がありませんでした。今回は余裕をもってのぞみたいものです。

> 私からは、マイクの指向性と残響感&低音感の関係について、すこし書きます。
>
> 無指向性マイクが、周囲からの残響をよく拾うことは、海苔好きさんも言われているとおりですが、無指向性マイクは、単一指向性マイクに較べて一般的に低音の収音能力が優れています。逆に単一指向性マイクは、音源から離れれば離れるほど、低音の収音特性が落ちていきます。周波数特性図でいうと、より左側のほうが下がっていきます。マイクによっては 200 Hz あたりから低下していきます。スモールダイヤフラムの方がその傾向が強いように思います。無指向性マイクの場合は、口径に関わらず距離によって低音の収音能力が落ちるということはありません。

低音が変わるのですか。

> これが、ピアノの収音の上でどう影響するかといいますと、ピアノの左手側の音の重厚なハーモニーの再現に大きな差が出るのです。いくつかの低音弦がハンマーに叩かれて「ボー#ー♭ーン」と和音を響かせる様を捉えようとすれば、無指向性マイクを使うか、単一指向性マイクを近づけてセットしなければなりません。しかしながら、単一指向性マイクを近づけてセットすれば、ご承知のとおり、アンビエンスが少なくなります。ジャズやポピュラー音楽の場合には、何組かのマイクを立てて、打弦音とアンビエンスを別々に録ってミックスすることが多いので、マイクの使い分けが可能ですが、マイク2本だけの場合は、そうはいきません。

むずかしそうですね。

> そこで、私がお勧めするのは、ワイドカーディオイド(別名、広単一指向性)マイクを使う方法です。

このような指向性のマイクもあるのですね。

> 私の経験ですが、同じある講堂でのほぼ同一距離での収音でしたが、単一指向性マイク( Neumann KM184 )で録った音と広単一指向性マイク( SCHOEPS CMC-621U )で録った音を聴き比べたのですが、音色の違いよりもまず低音感の違いがはっきりと出ました。広単一指向性で録ったほうが低音がしっかりしているために「演奏が上手く」聴こえるのです。( Neumann KM184 もピアノにもっと近づけるならば、重厚な低音を収音可能ですが。)

なるほど、重厚な低音は魅力ですね。
#でもSHOEPSだと先立つものが、、、

> そして、もうひとつのメリットは、マイクのセット位置のスイートスポットが広がるということです。指向性の狭いマイクを使ってピアノのすべての音域をバランスよく収音するためには、距離、位置、角度の調整がとてもシビアになります。状況によっては、そのときの持ち合わせのスタンドやステレオバーで対応できないことがあるかもしれません。広単一指向性マイクの場合は、よいバランスの得られる位置が比較的に広いと言えます。
>

スイートスポットが広がるとありがたいですね。他の機材の不備もカバーして
くれそうですね(腕まではカバーしてくれないでしょうけど)。

> ピアノの音は、リスナーからみて、左右に明確にセパレーションしているものではありませんし、弦の位置の厳密な定位が求められているものでもありません。したがって、2本のマイクの間隔やセット角度は、明確な音像定位を得るための手法( NOS や ORTF )をそのまま当てはめなくてもよいように思っています。むしろ、反響板からの反射音をどのように収音するか、のほうが結果を左右すると思います。反響板の反射音がうまく録れれば「残響感」が得られるからです。

なるほど、このように説明を受けるとよりNOSの意味もわかってきます。
うまく録れるかが問題ですね。

> そこで、このワイドカーディオイド(別名、広単一指向性)マイクのお勧め機種なのですが、SCHOEPS CMC-621U では、予算をオーバーしちゃいますね。ペアで10万円以下、という条件で広単一指向性の機種は、ほとんどないのが実情ですが、最近いい機種が出ました!
> 私自身が試したわけではないので「お勧め」といってよいかどうか悩みますが、RODE NT2000 はどうでしょうか。このマイクは、驚くべきことに、あの価格(「某成田のお店」の広告をみてくださいね)で指向性連続可変式なのです。無指向性から双指向性までのすべての指向性が選べます(さらにローカットやパッドまで連続可変式)。私もほしいな、と思っているマイクです。広単一指向性にするには、無指向性と単一指向性の中間にすればOKです。
> 
> このマイクはラージダイヤフラムですが、音質は、まったく問題ないのではないでしょうか。かの NT2 の発展的上位機種ですから。この指向性可変つまみを回していろいろ試せるというのは、セッティングで強力な味方になるでしょう(迷ってしまうと逆効果?)。

RODEというメーカーはAW16Gを買ったころに知りました。昔はなかったような気
もしますが、サウンド&レコーディングとかサウンドハウスのWeb page等でしり
ました。ちなみに現用機材でマイク以外はほとんどサウンドハウスで購入しました。

#マイクは秋葉原の石丸電気2号館です。

> まあ、マイク選びは、外見やメーカー・ブランドへの思い入れなどがあって、人さまざまですから、これと断定できるようなものではありません。参考程度にお読みくださればよいと思っています。

大変参考になりました。どうもありがとうございました。

投稿日 : 2005年01月20日 10時30分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル ワイドカーディオイドとハイパーカーディオイドの違いは?
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ちょっと質問ですが、
ワイドカーディオイドとハイパーカーディオイドの違いは、何でしょうか?
ハイパーカーディオイドはC480の別売でカプセルが売っていたと思います。

投稿日 : 2005年01月20日 14時32分
投稿者 SONORITE
Eメール
タイトル Re: ワイドカーディオイドとハイパーカーディオイドの違いは?
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横からですが、、
ハイパーカーディオイドは単一指向性よりも狭い「鋭指向性」でガンマイクに使われます。
ワイドカーディオイドは単一指向と無指向の中間で、広めの指向性。
ショップスのワイドカーディオイドで録音した音源を聴いたことがありますが、
無指向性よりは単一指向性に近いと感じました。低域に違いがあるのですね。

投稿日 : 2005年01月20日 16時23分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル 愚問でした。
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あとから、別のポーラパターンを覗いてみて愚問をしたのに気づきました。
ワイドカーディオイドにかなり興味を持ちました。

投稿日 : 2005年01月21日 01時47分
投稿者 Wald
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タイトル Re: AKG414
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こんばんは、
忙しくしているため、ちゃんとネットなどで確認していませんが、
New AKG414は、もともといろいろ選べた指向性の中に、今回
ワイドカーデオイドが入った、と営業さんから聞きました。
 他に聞いた、新機能としては、吊った後からでもリモコンで、
指向性が変えられるとか、オーバーロードインジケーター
が着いた とか言っていました。
参考になれば

投稿日 : 2005年01月20日 21時48分
投稿者 pontion
Eメール FZK03757@nifty.com
タイトル Re: Re: ピアノ発表会の録音
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>逆に単一指向性マイクは、音源から離れれば離れるほど、低音の収音特性が落ちていきます。周波数特性図でいうと、
>より左側のほうが下がっていきます。マイクによっては 200 Hz あたりから低下していきます。スモールダイヤフラム
>の方がその傾向が強いように思います。無指向性マイクの場合は、口径に関わらず距離によって低音の収音能力が
>落ちるということはありません。

おもしろいですねえ、おおざっぱには単一と無指向で低域の違いが出る(ホール収録時に限って)のは感じていましたが、
低域特性のフラム径依存って原理的にあるんですかねえ?
たまたまそういうチューニングのモデルが径別に並んでしまっただけかなあ?
まあ作りやすさ的にはフラムのテンションを一定で作ると口径の大きなほうがコンプライアンスが高くなるので低域が伸び
易い..ってことでしょうか。

ワイドカーディオイドは確かにもっと安価な機種が増えて欲しいですね、
去年私がサブに使い始めたSAMSONのC02なども、いいキャラ持ってるんですが指向性がむちゃくちゃ狭い(ハイパーカーディ
オイド)ので用途が限られますが、こいつでワイドの交換カプセルでも作ってくれたらメモ録り用は決まりですよ。

ちなみにホビー用で初めて音楽用として"使える"と意識できるような音質の無指向性マイクが登場したのは単一指向性よりも
かなり遅く、ソニーのECM-170あたりだったでしょうか。それまでは人気のECM-23を始めとした単一指向性のみでした。
大きなホールでクラシック音楽の録音などをやる人は少なかった当時の事情が垣間見れますね。
ajiさんも、そのお一人だったのでは?

投稿日 : 2005年01月21日 02時 6分
投稿者 JONY
Eメール
タイトル Re: Re: Re: ピアノ発表会の録音
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 pontionさん、みなさん、こんにちは。

>低域特性のフラム径依存って原理的にあるんですかねえ?
>たまたまそういうチューニングのモデルが径別に並んでしまっただけかなあ?

 原理的なものがあるかどうかは、存じません(^^;)
 使ったり聴いたことのあるマイクが、たまたま、そういう傾向だっただけかもしれません。
 低音の収音特性の例外的な機種もあります、ということをすこし補足しますと、小口径の単一指向性である SONY C-535P は、私が使用した経験では、オフマイクでの低音の収音特性が他のカーディオイドマイクより良くて、違った性格を感じます。

 で、逆にワイドカーディオイドなら、どんな機種でも低音特性が良いかというと、そうでもない機種もあるようです。使ったり聴いたりしたことはないのですが、Neumann KM143 ワイドカーディオイドマイクは、周波数特性表で見る限り、同じシリーズの単一指向性マイク KM140 や KM184 と同じような低音の感度特性で、200Hz あたりから低域側はだら下がりになっています(どうして、もうちょっとリニアにしないのかなぁ)。

 結局のところは、設計の際に、オンマイクを基準にするか、オフマイクを基準にするかの違いもあるのでしょうね。
 ただ、無指向性マイクが、音源との距離や口径によらず、低音特性が変わらないのは原理的なものと思います(何かの文献にそのような記述があった記憶が・・・ 不確かな物言いですみません)。

>ワイドカーディオイドは確かにもっと安価な機種が増えて欲しいですね、
>去年私がサブに使い始めたSAMSONのC02なども、いいキャラ持ってるんですが指向性がむちゃくちゃ狭い(ハイパーカーディ
>オイド)ので用途が限られますが、こいつでワイドの交換カプセルでも作ってくれたらメモ録り用は決まりですよ。

 同感です。pontion さんもお使いだったという SONY C-350 は、公称、単一指向性でしたが、指向特性図や実際の使用感は、ワイドカーディオイドに近かったですね。

 クラシック音楽や環境音など比較的オフで録ることの多いレコーディングでは、無指向性をはじめとした指向性の広いマイクが中心的存在ですよね。逆にマルチマイクで近接収音することが多いジャズやポップスの場合、そしてSR用途では、指向性の狭いマイクのほうが有用となります。このあたり音楽のジャンル別のマーケティングの結果として、ワイドカーディオイドよりハイパーカーディオイドのほうが、たくさん存在しているということなのでしょうか・・・

>ちなみにホビー用で初めて音楽用として"使える"と意識できるような音質の無指向性マイクが登場したのは単一指向性よりも
>かなり遅く、ソニーのECM-170あたりだったでしょうか。それまでは人気のECM-23を始めとした単一指向性のみでした。
>大きなホールでクラシック音楽の録音などをやる人は少なかった当時の事情が垣間見れますね。

 うーん、pontion さんの年代が、だいたいわかりますねぇ。私よりすこし上の方と拝察します。ECM-170 は、私は実物を見たことはなく、昔々の立派な SONY のマイクカタログで見たことがあるくらい。ずらりとならんだ民生用+業務用マイクの写真や性能評を飽きもせず見ていたものです(業務用マイクには「PRO」のマークがあって、名機 F-115 《戦闘機ではありません》には、プラグ形状の異なる民生用の F-115A というモデルも別に用意されていた、とか)。あの当時のカタログは、今となってはすごい貴重品になるのでしょうね。C-47 なんていう高性能マイクが誇らしげに載っていたのを思い出します。

 それにしても、SONY が業務用音響機器部門を解散(縮小?)したというのは本当ですか? いやはや、どうなってるのでしょう。 もう新しいデンスケは、世に出ないの? DSD規格と技術の継承は大丈夫? ああ、SONY はこれからどこへ行くのかしらん。

 それでは・・・

投稿日 : 2005年01月25日 22時35分
投稿者 pontion
Eメール FZK03757@nifty.com
タイトル Re: Re: Re: Re: ピアノ発表会の録音
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こんにちは、

> pontion さんもお使いだったという SONY C-350 は、公称、単一指向性でしたが、指向特性図や>実際の使用感は、
>ワイドカーディオイドに近かったですね。

まあ、普通ですかねえ、ちなみに最近ワイドが出たDPAですが、4011でもC-350より広いです。実はここが4011の単一指向性の
おもしろいところで、軸を離れてもF特がフラットを保ちます。この点では4006のほうが軸を外れると早く高域が落ちます。

>あの当時のカタログは、今となってはすごい貴重品になるのでしょうね。C-47 なんていう高性能マイクが誇らしげに
>載っていたのを思い出します。

ソニーのマイクカタログは冊子でなく大きく広げるアレですね、(^^)
最初のころは業務用だけ載せたモノクロ印刷だったような、まだC-47もF-115も無かったころですが。
ECM-170はソニーのECMの第二世代でECM-270のころでした。無指向性の機種が少ないのは徹底していて、
音楽用では170の後にも先にも無いですね。強いて挙げれば現行のC-357ですから。
響きというものに無関心だった..なのか?当時の録音機では直接音を録るのが精一杯だった..のでしょうか。
他に当時のマイクの特徴としては軒並み感度が低いですね、平均で3倍ぐらい違います。なので昔のプリは
たいへんでしたが、テープノイズがもっと大きかったのでそれでも良かったんでしょうか..。
このころプリモやテクニクス、アイワのマイクにもけっこうファンが多く、ステレオサウンド社発行のテープサウンド誌
(HiViの前身?)にはこれらの1〜2万円前後のマイクも紹介されていました。その中に無指向性のものがあったか
ちょっと記憶に無いのですが、どうだったかなあ。。。貧者の耳さんあたりはよくご存知じゃないかしら。

> それにしても、SONY が業務用音響機器部門を解散(縮小?)したというのは本当ですか?

ソニーのことですから、いつでも再開できるように基礎技術の蓄積だけは研究所レベルで続けるでしょうが、
製品的にはMDもCDも無くなってますね。

投稿日 : 2005年01月22日 14時14分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: Re: Re: ピアノ発表会の録音
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pontionさん、ajiです。

>ちなみにホビー用で初めて音楽用として"使える"と意識できるような音質の無指向性マイクが登場したのは単一指向性よりも
>かなり遅く、ソニーのECM-170あたりだったでしょうか。それまでは人気のECM-23を始めとした単一指向性のみでした。
>大きなホールでクラシック音楽の録音などをやる人は少なかった当時の事情が垣間見れますね。
>ajiさんも、そのお一人だったのでは?

そうです。小さいホールでもありませんでした。

わたしは、今もそうですが、そのような高度な知識は持ち合わせておらず、
当時の生録入門書や雑誌などで、最初の一本は「単一指向性」がいいなど
とかかれてたためだと思います。

録音も当時あそびでやっていたバイオリンの他にギターや小川のせせらぎ音
まで録音してました。

当時は、生録ブームというか録音ものの情報が書店などでいっぱいながれて
おり初心者向けの情報がキャッチしやすかったです。なにしろオーディオ誌
の別冊などで、アンプやスピーカー評論とまじってノイマンやショップスの
一覧や音色評価などがでていたくらいですから(サンスイのアンプAU9500が
でていたころです)。

ECM2023もそのような情報に基づいて購入し、おやじのカメラ三脚に固定して
使ってました。

#ソニーのブームスタンドは1万5千円位と高く、とても手がでなかった。

--
aji

投稿日 : 2005年01月26日 20時51分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル Re: Re: ピアノ発表会の録音
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>逆に単一指向性マイクは、音源から離れれば離れるほど、低音の収音特性が落ちていきます。周波数特性図でいうと、より左側のほうが下がっていきます。

誤解を生じる恐れがありますので、ただし書きを書いておきます。
近接効果が生じるのは30cmぐらいまでです。

http://www.hibino.co.jp/avcsales/product/shure/support/specification.html
の一番下記載。

投稿日 : 2005年01月27日 00時40分
投稿者 JONY
Eメール
タイトル Re: 低音特性について
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 海苔好きさん、こんにちは。

 低音域の近接効果と感度の低下は、同じ原理に基づく現象だと思いますが、基準とする距離によって上昇するのか下降するのか、現れ方の違いが出るのだと思います。

 DPA 4011 の低域特性図が参考になります。

 http://www.dpamicrophones.com/module.php?MID=101&itemid=4011&function=pillu

 図の上から三つめ。この表では1mまでは書かれていますが、それ以上の距離でもこの現象はなくなることはないと思います(下がり方の度合いは小さくなるかもしれませんが)。

 追伸
 単一指向性の指向特性は、無指向性と双指向性の中間特性として設計されていると考えてよいと思います。指向性を持っているマイクは、ダイヤフラムの表側と裏側の両方に音波が到達して電圧変換する方式(音圧差方式)といわれています。「近接効果」の独特の特性は、この音圧差方式特有の現象だと思いますが、その端的なモデルである双指向性では、低音感度そのものが低いということが言われていますね。(双指向性に近接効果があるかどうかは調べきれていなくて、論拠となる文献がちょっと見つかりません。ごめんなさい。)
 あと、経験的には、以前ハイパーカーディオイドマイク( C480B+CK63-ULS )をオケのメインマイク( NOS )に実験的に使ってみたことがありますが、低音のない、かなりスカスカした音になりました。

 

投稿日 : 2005年01月28日 09時33分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル Re: Re: 低音特性について
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色々とありがとうございます。
DPAのデーターは前から知っていましたが、明確に近接効果が現れる距離を書いてあるサイトはSHUREぐらいしかありませんでした。
近接効果が耳で聞いてすぐにわかる距離を書いているのかもしれません。

文献はノイマンを読めば、近接効果は別にしても単一指向性の理論式を書いていましたね。
もう一度読んでみます。
双指向性は書いていたか、憶えていません。
CK63を吊りに使った場合、音源からの距離は最低でも3〜5mぐらいでしょうから、
近接効果はあったとしても非常に少ないので、低音はスカスカとなったと解釈してよろしいのですね。もともとそういう特性ですから。
私の思考回路はメインマイクしか考えていませんし、
低域をフラットにするためソロマイクのように近くでは収録することは考えていませんからねえ。
CK1(C451)を使用時、2mぐらいの距離でも低音の量感は少ないです。コントラバスのリサイタルのとき困りました(苦笑)。

投稿日 : 2005年05月29日 19時50分
投稿者 aji
Eメール
タイトル Re: ピアノ発表会の録音
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みなさま

ajiです。

>はじめまして、ajiと申します。
(以下略)

無事に作業(録音+撮影+CD作成+CDパッケージング)が
終了し、演奏者の方々に喜んでいただくことができまし
た。これも皆様のおかげです。どうもありがとうござい
ました。

もっとも、当日は最悪の失敗をしてしまいました。後半
の開始時点、録音ボタンを押し忘れてしまい、一組につ
いては後日再録することになったことです。

今回は、投稿のとおり、マイクはソニーECM2023を使う予
定でしたが、皆様の意見に加えて家でのテスト録音も芳し
くないために赤字覚悟でNT5を購入しました。

#AKG C480を買うお金はとてもありませんでした。

やっぱりECM2023よりいいですね、少々冷たいですが分解
能がかなり違う印象です。

NOS(90度、30cm)を基本に音を聴きながら少しだけ修正
する形にしました。

|また、録音する場所は以下のホールで響かない感じがします。

|広さ: 128 m^2
|天井高: 3.45 m
|床: じゅうたん張り

調律やリハーサルの時に色々と歩き回りましたが全然響か
ない部屋でした。

マイク位置は角とへこみの対角線上で高さが約2.5m 距離が
3m位だったと思います。

低音がいまいちでした。無指向性は低音が豊かだということ
なのでいずれC480等で録音したいものです。

今回思ったこととしては、今回のように会場の中でリハーサ
ル中にヘッドホンでひびき等の音質を判断することは素人と
いうか少なくとも私には難しい?と思いました。

最後に、演奏者の方々にはCDを大変喜んで頂いたことで、録
音の失敗を除き満足しています。

ご報告、大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。

皆様、どうもありがとうございました。

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