| 投稿日 | : 2005/04/27(Wed) 12:17 |
| 投稿者 | : テト |
| Eメール | : |
| タイトル | : アコースティックギターの録音 |
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アコースティックギターの録音がありそうです。
ずっと昔、96cmアナログデッキで教会内の録音経験があります。
ギターのアコースティックホールに比較的近い2m位の距離で
低い位置だったような記憶があります。演奏者が教会の響きを
欲しがったのでメインマイクに近い位置で3m位サブを上げて
ミクシングしました。演奏者は満足したようでしたが私は
やはりエコーの重なりが気にいりませんでした。
今度はワンポイントで録音したいです。この間お教えいただいた
おかげでうまくいったNOSでいったん楽器の音でマイク位置を決めて
エコーとのバランスを聴きながらマイクを離していこうかと
考えていますがこの方法では無理でしょうか?
| 投稿日 | : 2005年04月30日 08時59分 |
| 投稿者 | : テト |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: アコースティックギターの録音 |
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レスポンスがつかないので書きかたがわるかったのかと悩んでいます。
エコーマイク?(ホールの響きを拾う為のマイク)なしのワンポイント
録音でかつギターのような小音量の楽器の音がオフにならず
といってホールトーンも充分という矛盾した要素を解決する
テクニックはないものでしょうか?
| 投稿日 | : 2005年04月30日 10時26分 |
| 投稿者 | : cla |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: Re: アコースティックギターの録音 |
| URL | : |
テトさん、はじめまして。
レスが付きませんね。
「アコースティックギター」というと最近は鉄弦のことを指します。
しかしこの掲示板の趣旨から察するに「クラシックギター」のことを
おっしゃっているのではないかとも思います。
またどちらにしても、クラシック的なものに仕上げたいのか
ポップスなのかでアプローチが違いますよね。
その辺が明確になると有識者の方からレスがあるのではないでしょうか。
| 投稿日 | : 2005年04月30日 22時31分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : fzk03757@nifty.com |
| タイトル | : とりあえず指向性で調整 |
| URL | : |
テトさん、pontionです、こんにちは、
>レスポンスがつかないので書きかたがわるかったのかと
ええと、No.1827で補足してくださったのでポイントはよく解りました。
オープンリールの時代から録音をやってらっしゃったキャリアの長い方ということで、皆さん、発言が慎重に
なっているんじゃないでしょうかね。(^^)
無指向性マイクはお試しですか? 比較的オンマイクでもホールトーンを多めに取り込むには、まず無指向性
マイクを使ってみるのが常套でしょう。
そんなのは百も承知で、それ以外の手法で..というのだったらすいません。m(,.)m
ところで、96cmアナログデッキって? それは76cmのことですか?
私も大昔は76cmで走る2トラ使ってました。今はもちろん灯を入れることもなく物置に眠ってますが、あの、
風が吹き抜けるような自然な音の表情は、LPレコードでは絶対に聴けない貴重な音でした。でも、あまりに
短い録音時間と盛大に出る転写で、実用には問題が多かったですね。
| 投稿日 | : 2005年05月02日 13時 6分 |
| 投稿者 | : Wald |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: よこみち76 |
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よこみちですが、
>ところで、96cmアナログデッキって? それは76cmのことですか?
>私も大昔は76cmで走る2トラ使ってました。今はもちろん灯を入れることもなく物置
>に眠ってますが、あの、
>風が吹き抜けるような自然な音の表情は、LPレコードでは絶対に聴けない貴重な音
>でした。
>でも、あまりに短い録音時間と盛大に出る転写で、実用には問題が多かったですね。
30inch/secは4分1では、15inchに比べて一般にHiは有利ですが、Loがでないことが知ら
れています。
そのため、現在でもマスタリングに使われているものは、普通2ch 2分1ですね。
録音時間は、当時10号リールより大きな12号リールを使えば、コストの問題はともか
く、時間の問題はそれほど感じませんでした。
LPの例としては、比較的有名どころでは、クリュイタンスとベルリンフィルのベート
ーベンの全集(ベルリンフィル初のベートーベンの全集だったと思いました)が、オリ
ジナルが76マスターだったと記憶しています。(輸入版で全集所有)
私が聞いた限りでは、当時の、レコードでも十分76のクオリティーを発揮していたと思
います。というか、76で録音したものを聞いて、ああ同じ音がする、と思ったのを覚え
ています。
参考になれば。
| 投稿日 | : 2005年05月03日 23時59分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : fzk03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: よこみち続き |
| URL | : |
古い人しかご存知ないと思いますが、Waldさんがおっしゃる「低域が出ない」というのは確かにありまして、
正確には、38cmと兼用設計の、76cmに最適設計されていない前側磁路の小さい再生ヘッドを用いて再生した場合、
ヘッドが磁気ギャップより外側のヨーク部分でテープの磁束を拾ってしまい、低域特性が櫛型にうねりながら
低域端が減衰するコンターエフェクトというのがありました。でもこれは原理的にハーフインチで改善されるもの
ではなく、ハーフインチ機にコンターエフェクトを配慮した設計のヘッドが多かっただけです。なので同じ形状の
ヘッドを用いれば1/4inテープでも低域特性を改善したレコーダーは設計できました。
しかしそこまでしなくても、コンターによるF特は固定のものであったため、再生イコライザーに補正カーブを
入れれば充分補償できたものでした。けれどそこまで使いこなす話は現場には無かったです。メーカーも現場も
ある意味怠慢だったと思います。
76cmの録音時間は一般的な10inリールで連続たった15分、大型のレコーダーで12inが30分。
レコーディングセッションならともかく、アマチュアが趣味で回すライブの場合、致命的ですね。
CDマスタリング装置の前に私はノイマンSXヘッドのドライブアンプの設計に関係して来ましたが、76cmのパワーの
凄さは、LPカッティングというシステムの狭いDレンジにとっては小川に津波が押し寄せたような勢いでした。
それはもう絶望的ですらあって、とくにLPの最内周のヒドさといったら...。
45rpmのLPでは多少マシではありましたが、盤の平坦さの問題か、あまり普及はしませんでしたね。
それでも76cmの高域特性の良さがLPレコードにカットしても感じられたのは、高域の位相特性もあったかもしれません。
最も重要だったのは、当時の録音エンジニアがLPのDレンジに上手く収まる録音手法を熟知していたことでしょう。
そこから思えば、低域から高域まで同じDレンジが得られるリニアPCM録音は夢のような世界です。
| 投稿日 | : 2005年05月04日 04時45分 |
| 投稿者 | : Wald |
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| タイトル | : Re: Re: よこみち続きですみません。 |
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>古い人しかご存知ないと思いますが、
私は、これまでのお話から、pontionさんより若輩だとおもわれます、、お世話さまです。
当時、学生件パシリしてましたので、よく覚えていませんが、ある会社のあるヘッドを使っ
た場合のみ改善されるデータを見ました。(でもそれはもう80年代でした)
どうしてこれにしないんだろうと思って聞いたところ、「音が、、」というように言われたの
を覚えてはいます。
ご紹介のレコードは、60年代なので、もしかすると、まだ真空管も使っているかもしれない
時代です。レコーディングエンジニアはそのときできる物で、できるだけの事をする、、、。
という理解を私はしています。
今なら、たとえアマチュアでも将来を考えて、レコーディングエンジニアならマスターは、
DSDかと、、。10万円台ですし、そうすればタスカムも海外投、、から逃れ、、、、、
ティアックさんにはがんばって欲しいです、、。
一般には、45回転のLPは特殊な物の扱いを出る事はなかったと思います。
特殊な物で覚えているのは、ラベルのボレロを内側から再生するレコードとか、、、、。
これは、pontionさんのいうギジュツには、かなりあっていても、やはり一般的には「特殊」
の扱いをでないでしょうかね。
12号リールのつなぎなしのものは、とても高かったのは覚えています。秋葉原でも買えな
かったのではないでしょうか。だいたい空リールさえなくて、持ち出しレコーディングセッ
ションでは、ノーブランドの箱を大事に持っていったのを覚えています。
76マスターの物をレコードにするため編集(リーダーテープを入れた状態)で12号でも
ごくたまにあるくらいで特殊でした。
>しかしそこまでしなくても、コンターによるF特は固定のものであったため、再生イコライザーに補正カーブを
>入れれば充分補償できたものでした。けれどそこまで使いこなす話は現場には無かったです。メーカーも現場も
>ある意味怠慢だったと思います。
当時の規格表がありませんが、CCIRとNABの規格だったのではないでしょうか。
確か、76では、両者がかなり違っていたと思いました。
調整で補正できるのは知っていましたが、規格外になるからやめろといわれたのも覚えてま
す。(アライメントテープにもなかったと思います)
>CDマスタリング装置の前に私はノイマンSXヘッドのドライブアンプの設計に関係して来ましたが、76cmのパワーの
>凄さは、LPカッティングというシステムの狭いDレンジにとっては小川に津波が押し寄せたような勢いでした。
この辺が、pontionさんですよね、、。きっと誰も知らない話だ、、。
一般的でないので一応、、pontionさんのおっしゃる「ノイマン」と「87Ai」などマイクで
有名なノイマンは一応一緒の会社です。
確か、カッタレース ノイマンSX78でしたっけ、では途中からコンピュータが完全導入さ
れ、カッティングデータが海外のオリジナルと、日本の国内盤と一緒になりました。
このため、これ以降は、海外盤を買うメリットは、ほぼ価格だけになったと言われていまし
た。(温度とか湿度とか言ってる評論家はいましたが、、。)
私も、それ以前は、国内盤と海外盤では明らかに音が違っていましたが、以降は、ほとんどわ
からなくなったと思いました。そのためわざわざ前回も、(輸入盤で所有)とコメントを入れ
ました。そしてすぐCDの時代になってしまいました。
>最も重要だったのは、当時の録音エンジニアがLPのDレンジに上手く収まる録音手法を熟知していたことでしょう。
レコーディングのエンジニアは、与えられた条件下でベストを尽くすものなので、76の限界
で(テープだけでなく)録音したのでしょう。そしてディレクターもそれを許したんでしょ
う。ここは立場の違いでしょうか。
>そこから思えば、低域から高域まで同じDレンジが得られるリニアPCM録音は夢のような世界です。
そこから思えば、DSDは量子化による問題はなく、、、。(まあ別の問題は指摘されていますが)
しかし、SXのヘッドを国内で作っていたなんて知りませんでした。まあ、SXはシステム全体で
2億円くらいしてましたし、ヘッドだけでも、数百万だったと記憶しています。
まだ、右肩あがりの時代でした。
そして、マスタリングはデジタルになり、pontionさんもおかかわりでしょうか?
1610、1630の4分3の時代は、システム全体で数千万でした。
(当時、アポジーは1630のフィルターのメーカーでした、、)
80年代最後からはじまるRの時代、90年代ソニックが数百万円、デジが100万円のシステム
価格の時代になり、今は、ベスト盤を乱発?して、下がり幅を10パーセント以内にするのが
やっとの時代になってます。
経済学的には爛熟しているのか、退廃期なのか、、。まあ爛熟しているおかげで、インディー
ズがたくさん売れたり、個人でもやれたり、、。メーカーとしては権利(既得権か?)を楯に
お店におかせないようにしていたら、売り上げが有力店に集中し、そのお店が逆にレーベルを
もつようになり、さらに持ち込みまで(順番は色々でしょうが)
横道からタイムトンネルに入ったようです、、なんとか現代に戻したつもりですが、
横道で済みませんでした。
| 投稿日 | : 2005年05月02日 09時52分 |
| 投稿者 | : 海苔好き |
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| タイトル | : Re: Re: Re: アコースティックギターの録音 |
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NOSでもABでもよろしいかと思いますが、
あまりにも音源から近いと両chのマイクユニットの距離に関係する波長で逆位相が生じ、定位が不安定になります。
音程ごとに定位がフラフラとなることがあるので注意が必要です。
この場合、ORTFか、もっと非常に近い場合はXYが位相差が小さく有利となります。
どのような方式でも音源の距離と音場の広がりには最適なところがあります。
XYは私の場合ほとんど使用したことがありませんが、
この場合ORTFで攻め込んで見たらどうでしょうか。
きっと響きと直接音のちょうど良いところと、音源のふらつきの少なさなどの最良点が見つかると思います。
| 投稿日 | : 2005年05月05日 07時57分 |
| 投稿者 | : JONY |
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| タイトル | : Re: Re: Re: Re: アコースティックギターの録音 |
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テトさん、こんにちは。
残念ながら、私はクラシックギター単独のレコーディング経験はありません。
pontion さん、海苔好きさんのレスの内容は、私も「そうだなぁ」と思います。ただ、指向角度の狭い特性の単一指向性マイクで ORTF をやるときは、中抜けと音域バランスの変化に注意が必要です。
単一指向性マイクの機種によっては、正面から 45 度程度以上外側の音源に対する周波数特性は、4〜8kHz では 1kHz に対し下降または上昇するものがほとんどで、10kHz くらいになると明らかに落ち込みます。マイクの正面で捉える音がもっともバランスが良いように設計されているのが大半です。その点ではワイドか無指向性を使うのが無難と思います。
昔々の雑誌で「CDマガジン」というCDつきの小さな季刊誌がありました。これの第30号( 1995 秋号)では、福田進一氏を招き、ギターはアントニオ・デ・トーレスが 1864 年に製作した「ラ・カチョーラ」、ティアラ江東(座席140聴衆なし)で収録した音源と記事が掲載されていました。
記事と写真から拾いますと、マイクは、U87Ai でギターから1mの距離(高さは約1m50cm )にセット。2本のマイクの間隔と指向性の記述はありませんが、間隔は約 30cm で両方とも正面を向いており(平行)、サウンドホールを狙ってやや下向きになっています。U87Ai に加えてアンビエンス用に SCHOEPS KFM-6U ( 球形マイク )がさらに 2〜3m 後方(ステージからの高さは約 2m )にセットされています。
録音はビクターの有名エンジニアのお名前があります。
音のほうですが、微細でパルシヴな音色と程よい残響のバランスしたものです。このパルシヴな音は、U87Ai が拾っているものと思います。指向性のセレクトは、おそらく単一指向でしょう。
ただ、この録音では、ギターの音像が大きく、ステージの上にギター奏者がいるというような実在的な描写とは違います。まあ、ギターソロの録音では、このようなパターンが普通なのでしょうか。(ゴンチチのCDもそう。)
その点、MEISTER MUSIC のギター録音(真空管マイクによるワンポイント録音)のCDは、臨場感があります。どのようなセッティングなのか、知りたいですね。
それでは。
| 投稿日 | : 2005年05月05日 16時10分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : fzk03757@nifty.com |
| タイトル | : 定位感 |
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JONYさんこんにちは、
>指向角度の狭い特性の単一指向性マイクで ORTF をやるときは、中抜けと音域バランスの変化に注意が必要です。
私もそのことは重要な特性の一つだと思います。
軸から離れた場合の周波数特性(音域バランス)の変化はマイクによってかなり違っていて、たぶんフラットなまま
落ちてくれるタイプのほうが、距離や残響とのバランスで開角を調整したい場合に対応範囲が広いでしょうね。
おっしゃるように、多くのマイクは45度あたりから外側で高域端が落ち出しますから、そこに重要な音源がくるような
配置は注意が必要です。
しかしおもしろいのは、指向性の有る4011やMK4よりも無指向性の4006やMK2のほうが45度あたりの高域の落ちが
早いんですよね。
また真後ろの特性に極端なノッチがあるマイクがありますが、これも残響の音色にクセを作る原因になるでしょうか。
>ただ、この録音では、ギターの音像が大きく、
20〜30cmと比較的狭いカプセル距離でマイクを平行にしてしまった場合、バイノーラル再生では定位が出るでしょうが
スピーカー再生ではうまく"実在的な描写"にはなり難いですね。ここは単一指向性で開角を付けたほうが良かったん
だろうなあと思います。
| 投稿日 | : 2005年05月09日 09時49分 |
| 投稿者 | : テト |
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| タイトル | : Re: 定位感 |
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なるほど音源が近いのでマイクが2本以上だと
位相ズレによる問題が出るのですね。
無指向性かORTFで攻めてみたいと考えてます。
改めて外国のレーベルでギター録音を聴いてみると
残響はタップリ取れているのが多いです。
CDマガジンのギター録音では福田さんの演奏のがあるはずなのに
見つからず、代わりに北口さんのがありましたが
クリアーですが残響が少なすぎて極めてオーディオ的でした。