| 投稿日 | : 2004/10/27(Wed) 19:03 |
| 投稿者 | : なべ |
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| タイトル | : DPAのDiffuse-field GridとAcoustic Pressure Equaliser |
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あまりに初心者な質問のような気はするのですが、
○DPAのDiffuse-field Grid
○Acoustic Pressure Equaliser
○Nose Cone
って、具体的にどう使って、どのような効果があるものなのでしょうか?Nose Coneは、
DPA4006などの無指向性マイクに使って、全周波数帯域で無指向性にするツールだとの
ことなのですが・・・・
| 投稿日 | : 2004年10月30日 22時40分 |
| 投稿者 | : SONORITE |
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| タイトル | : Re: DPAのDiffuse-field GridとAcoustic Pressure Equaliser |
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こんばんは。
このQ&A、たしか過去ログにありました。検索では表示ページ分しか出ないようなので、「次の20件」をクリックして初期のログを検索してください。キーワードは4006。
ケースにグリッドが入っていて、これを付けるとやや鋭くなり、遠くの音像がぼやけるとき
などに使うと効果的とか。
一度使ってみてください、と言われましたが結局使いませんでした。
花粉症マスク付けるのと、何もつけないのと、どちらがいいのでしょうか?みたいな
もので、環境次第で選択が変わります。多少不自然になってもいいから鮮明に捉えたいときや、
残響過多のホールに使ってみては。
| 投稿日 | : 2004年10月31日 18時24分 |
| 投稿者 | : JONY |
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| タイトル | : Re: DPAのDiffuse-field Gridとノーズコーン |
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こんにちは、なべさん。
私は、Diffuse-field Grid と Nose Cone は使ったことがありますが、Acoustic Pressure Equaliser(APE)は使ったことがありません。
Diffuse-field Grid は、SONORITE さんがおっしゃっていることや過去のスレッドで pontion さんの書き込みがあり、私もほぼ同感です。このグリッドは、あくまで高音域( 10kHz以上 )の空気吸収補正のためのもので、(私の体験では)当然のように、これを使ったからと言って距離感が縮まるものではありません。また、収音軸正面の高音域はエンハンスされますが、軸外の高音域特性は逆に落ちます。ここのところは、SONORITE さんが「残響過多のホールに使ってみれば」と言われている所以ですね。
ケースにもよるでしょうが、オーケストラのメインマイクとして使用する通常の距離の場合は、Diffuse-field Grid の必要性は感じません。ただ、ホール常設の 4006 がステージからやや遠めの位置に吊りで ORTF(正確には NOS)でセットされている状態で、このグリッドが装着されているのは見たことがあります。
Diffuse-field Grid が高音域の指向性が狭まるのに対して、Nose Cone は、そのうたい文句どおり、高音域の指向性がほぼ完全に無指向になります。ホールのメインマイク(A-B 方式)として使用する場合、ゲネプロやリハーサルではノーマルグリッドで良好な残響が録れていても、聴衆が入った本番で途端に残響が不足気味になることがあります。私は、このようなときに Nose Cone を使って残響を補いました。ただし、マイク後方の微弱な高音(例、聴衆が出すキーホルダーの鈴の音など)やパルシヴな拍手の音を非常によく拾うようになります。この点は覚悟しておく必要があると思います。
どちらも、もともとが音響測定用マイクのメーカーである B&K だから製品化されたのではないでしょうか。本家 B&K のウェブサイトで測定用マイクのアクセサリーにも Nose Cone が出てきますが、先端の形状が違っているのがおもしろいですね。Microtech Gefell の測定用マイクにも Nose Cone が用意されていますが、これの形状ともすこし違っていますね。(先端のカーブのR)
ただ、交換グリッドというのは、測定用マイクにはないようで、カプセルそのものが用途によって作り分けられていますね(自由音場型、拡散音場型、音圧型など)。この測定用マイクとの違いは、そのほかのことも含めて、私としてもたいへん興味がありますが、どなたか解説していただければなぁ、と思います(スペック的に 4006 と大差ない測定用マイクで録音できるの? 録音できたとしてその音はどうなの? とか)。
測定用マイクの電源は専用のものを使うのが普通のようですが(Earthworks の測定用マイクは P48 駆動ですね)、Microtech Gefell の測定用マイク(プリ部)で、ファントム電源 P48 で駆動させるものや電流駆動するタイプも出たようですね。
APEについては、原理としては Neumann TLM50 や SCHOEPS KFM-6U に通ずるものがあるのではと思いますが、どなたか使用経験がおありの方に、私もお聞きしてみたいですね。
| 投稿日 | : 2004年10月31日 22時10分 |
| 投稿者 | : JONY |
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| タイトル | : ノーズコーンの本来の目的は? |
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自己レスですみません。気がついたことがありましたので。
DPA(B&K)の Nose Cone(UA0777)についてですが、現在のものとB&K 時代の昔のものとで少し違いがあります。全体の形状は同じですが、音波の通る側面のスリットに違いがあります。現在のものは、スリットだけなのに対し、昔のものは、そのスリットの上から周囲を覆うように帯状の細かいメッシュがついています。
B&K の測定用 Nose Cone にも Microtech Gefell の測定用 Nose Cone にも、メッシュがあります。B&K 測定用マイクの Nose Cone の説明部分には、どうも「風をダイヤフラムの面する Nose Cone 内の空気とを遮る」ようなことが記載されているようですが、高音域周波数の指向性向上のことや、ポーラーパターンの図示はないようです。
うーん、Nose Cone の本来の目的は、測定用のものと UA0777 とでは違うのでしょうかねぇ。
| 投稿日 | : 2004年11月01日 23時33分 |
| 投稿者 | : なべ |
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| タイトル | : Re: Re: DPAのDiffuse-field Gridとノーズコーン |
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SONORITEさん、JONYさん、いつもお世話になっております。
情報本当にありがとうございます。
DPA4006は、こういった小物もそろっていて色々なシチュエーションに対応できる事も
魅力の一つなのですね。また一歩、無謀な買い物に近づいてしまいました(笑)。
>ただ、ホール常設の 4006 がステージからやや遠めの位置に吊りで ORTF(正確には
> NOS)でセットされている状態で、このグリッドが装着されているのは見たことが
>あります。
なるほど。軸方向の高域を強調する事で、やや遠距離からでも臨場感を活かせる様
にする訳ですね。
>ホールのメインマイク(A-B 方式)として使用する場合、ゲネプロやリハーサルでは
>ノーマルグリッドで良好な残響が録れていても、聴衆が入った本番で途端に残響が不
>足気味になることがあります。私は、このようなときに Nose Cone を使って残響を
>補いました。ただし、マイク後方の微弱な高音(例、聴衆が出すキーホルダーの鈴の
>音など)やパルシヴな拍手の音を非常によく拾うようになります。この点は覚悟して
>おく必要があると思います。
これも成る程です。具体例を示して頂くと大変参考になります。
> APEについては、原理としては Neumann TLM50 や SCHOEPS KFM-6U に通ずるものが
>あるのではと思いますが、どなたか使用経験がおありの方に、私もお聞きしてみたい
?ですね。
私の方でも、頑張って情報を集めて見ます。ありがとうございました。
| 投稿日 | : 2004年11月04日 23時18分 |
| 投稿者 | : Wald |
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| タイトル | : Re: Re: Re: DPAのDiffuse-field Gridとノーズコーン |
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こんにちは、色々いそがしくしていてすみません。
なべさん、こんにちは、
> 無謀
かどうかは、私には判断できませんが、その気持ちをもっていればそれはそれで良い
のではないでしょうか。
管理人さん、こんにちは、
> 残響過多のホールに使ってみては。
使用上の条件、方式等もありますが、ほぼ逆だと思います。やはり一度使ってみない
と、、、
JONYさん、こんにちは、忙しくしていてすみません。
> このグリッドは、あくまで高音域( 10kHz以上 )の空気吸収補正のためのもので、
> 当然のことながら、これを使ったからと言って距離感が縮まるものではありません。
距離感について、何処の出展か根拠か知りませんが、断定的ですね。
私の知り限り、少なくとも、JONYさんも一目置いてらっしゃるFさんが
距離感について、JONYさんとほぼ逆の事を、ProSoundで述べていたと思います。
わたしも、経験的に、Fさんの他の条件下では、Fさんを支持したいと思います。
Neumann TLM50 については、過去に使用者の書き込みがあったと思います。
(書き込んだ方のHPで紹介の形だったかもしれません)
また、これも雑誌にも載っていたものですが、他のマイクでのノーズコーン
の使用例についても、過去に紹介の書き込みがあります。
> ケースにもよるでしょうが、オーケストラのメインマイクとして使用する
> 通常の距離の場合は、Diffuse-field Grid の必要性は感じません。
とのことですが、これが又、難しいところです。
ほかに色々条件もありますが、ヨーロッパの響きの良いホール等を、たくさん
聞いて、それで、録音すべきホールの響きを聞いて、現場での出音を聞いて、
さらに演奏者の能力、曲(時代、編成等も)考えて、ご自身の腕も考慮にいれ
た上で判断すると良いと思います。
つまみ食い的ですみません。参考になれば。
| 投稿日 | : 2004年11月05日 01時 6分 |
| 投稿者 | : JONY |
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| タイトル | : Re: DPAのDiffuse-field Gridと距離感について |
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こんにちは、Waldさん。
私の書き込みで Diffuse-field Grid を使用した場合の距離感の記述についてですが、これは約8年前の録音(ピアノ協奏曲)での私自身の体験に基づいています。
すこし、状況をご説明しましょう。その演奏会場は、大阪市内にある大フィルの練習場でもある某会館でした。ここには吊りマイク装置がありませんので、高砂のハイスタンドを立てたのですが、どうしてもピアノより聴衆側に置かざるを得ず、その位置から B&K 4006 をA−Bでセットしました。
このホールは、ほぼ箱型の壁面を持っていて奥行きがあり、演奏するステージと壁面との距離が遠く拡散するものが少ないため、特に低音の残響が風呂場のように野放図に広がります。オーケストラも前後にかなりゆとりを持った配置でした。最初ノーマルグリッドでモニターしましたが、中低音に較べて高音域が不足し、かつオーケストラが遠くに聴こえる状態でした。そこで Diffuse-field Grid に取り替えたところ、高音域はたしかに持ち上がったのですが、そのことによってオーケストラの遠い感じは改善されず、逆に不自然さ(遠いのに高音がキンキンする)が出たのでノーマルグリッドに戻しました。
Diffuse-field Grid と言えども、低音域はほぼ完全な無指向性なのですから、グリッド交換では低音の残響をコントロールすることができないわけです。私の言う「距離感が縮まる」というのは、文字どおり「マイクのセット位置がオーケストラに近づく」という意味合いで使っていますから、そういう意味で「 Diffuse-field Grid を使用したからといって、マイク位置がオーケストラに近づいたのと同じ効果にはならないですよ」ということを言ったわけです。
ProSound で F さんが述べていた、とおっしゃっているのが、どのような状況をどのような文脈で説明されていたのかが、はっきりわかりませんし、Fさんが私のケースでならどう判断するかもわかりませんので、Fさんと私の感覚が違うのだと簡単に結論付けることはできません。シチュエーションが違えば現象も変わりますし、評価が変わるのは当然です。録音結果とその手法を厳密に評価しようという場合は、ケーススタディ的に、実証的にやるべきだと思います。表面的な文字の表現だけで、あなたの言っていることはおかしいと言われましても、困ってしまいます(これでは参考にならないです(^^; )。。。
そこでぜひ「こんなケースではこんな結果が出るんだ」というノウハウをお持ちでしたら、教えていただきたく思います。もしよろしければ、ケーススタディ的に解説いただければ、ありがたいです。この掲示板を読んでいる他の方のためにもどうぞ、よろしくお願いいたします。
| 投稿日 | : 2004年11月05日 09時36分 |
| 投稿者 | : Wald |
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| タイトル | : Re: Re: DPAのDiffuse-field Gridと距離感について |
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おはようございます。
> 当然のことながら、これを使ったからと言って距離感が縮まるものではありません。
との書き込みは、断定的に感じたので、どこかに私の知らない論文でもあるのかしら、、
と思っただけです。
また JONYさんの、
> 録音結果とその手法を厳密に評価しようという場合
についてですが、もしJONYさんが少なくとも、
> ケーススタディ的に、実証的にやるべきだ
おっしゃるならば、まずご自身が、その時のデータをお出しになるべきでは
ありませんか?
マイクの高さ、幅、オケからの距離、上下 左右の角度等、後は、曲他、
もっと細かなデータの記述をお願いします。
さらに、そのときそう感じたモニター環境に問題はありませんか?
またそう感じたのは、JONYさんだけですか?
他にも、もしかすると問題になることは考えられますが、
今は忙しくしておりますので、この辺で。
私は、「ProSound」と出展を明らかにしていますので、それをお読みになって、
その上でなら、お話しを伺う事はできると思います。
まずご自身でお調べになることです。
実際、私の弟子の話では、最近某図書館に、ProSoundの過去号を見に行ったら
必要ページ(私指摘のページ)に折りがはいっていたそうです。
「おーともさん」ではありませんが、みなさん努力されています。
ProSoundは、東京では、少なくとも二館の図書館で、過去号すべて閲覧可能です。
全部見ても100冊にはならないので、半日もあればできることです。
お金をかけるか、時間をかけるかです。
私は、
> あなたの言っていることはおかしいと
とは、一言も言っていません。
> 距離感について、JONYさんとほぼ逆の事を、ProSoundで述べていたと思います。
> わたしも、経験的に、Fさんの他の条件下では、Fさんを支持したいと思います。
といっています。JONYさんの条件がわからなかったので、普通の対応だと思いま
すが、、。
異論、私の間違いの指摘があるのならば、これこれの論拠、出展による、
とか言っていただけば、それこそ、みなさんのためになると思います。
忙しくしていて、気配りできなくてすみません。よろしくお願いいたします。
| 投稿日 | : 2004年11月06日 02時36分 |
| 投稿者 | : JONY |
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| タイトル | : Re: Re: Re: 困りました。 |
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こんばんは。Wald さん。先ほど仕事から帰宅して、いま拝見しました。
Wald さんに異論があるのではありませんし、そもそも議論になっていません。
それに、私は議論しようとしているのではありません。
うーん、ご自身の言葉で、ご説明いただければと単純に思うだけで他意はありません。
ご自身の体験に基づく言葉のあとに、論拠となる文献をご紹介いただいたほうが、読むほうも「なるほど!」思いますよね。知りたい肝心の部分が「○○を読め」では、がっかりしてしまいます。文献を調べる意欲がある/ないと言うことではありません。文献にないもの(実際のさまざまなケースやオリジナリティ)をこの掲示板に期待しているのですから。
この掲示板は、いろんな体験談を読めることが、書籍にないメリットです。「書籍に書いてあることと違う」ことでも、それが実体験ならば意義がありますし、新たな手法につながる可能性があります。みなさんのいろいろな体験を拝見できるのが、この掲示板のよいところのはずです・・・・・と私は思うのですが。
どうか私の意を汲んでいただき、誤解なさいませんよう。
それでは失礼します。
| 投稿日 | : 2004年11月07日 05時49分 |
| 投稿者 | : Wald |
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| タイトル | : Re: Re: Re: Re: データか論拠 |
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おはようございます。
私の立場では、書き込みの内容が断定的で、しかもその内容に疑問がある場合は、
少なくとも、私の思うところを、一応論拠をあげて書き込ませていただいています。
データがしっかりあったり、論拠があるお話ならば、訂正、お詫びは厭いません。
何か、疑問があるのでしたらば、基本的には、便乗で質問するのではなく、別のス
レッドをご自身でおたてになればいい事だと思います。
| 投稿日 | : 2004年11月07日 12時57分 |
| 投稿者 | : JONY |
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| タイトル | : Re: Re: Re: Re: Re: 了解しています |
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Wald さん。こんにちは。
Wald さんのおっしゃる、
>少なくとも、私の思うところを、一応論拠をあげて書き込ませていただいています。
の部分は、了解しています。ただ、もう少し実例的に説明いただければ。
今回の書き込みで、仮になにか訂正いただこうにも、その元がありません。
また、Wald さんになにか訂正していただこうとは思っていません。
文献に書いてあることだけが論拠でしたら、つまり文献の執筆者と議論するなら、Wald さんと議論する必要はないですし、その時は別の方法を考えます。
Wald さんへの質問ではなく、Wald さんの体験談(評論ではなく)をお聞かせ願えたら、と思っているだけです(お聞かせいただけない事情がおありなら仕方ありません)。
すみません、この書き込みが適切でないようでしたら、おそれいりますが SONORITE さん、削除していただいて結構ですので、よろしくお願いします。
追 伸
Wald さんのおっしゃる( P誌に書いてある)距離感の記述が私自身の実体験とどのように整合するのか、そして Defuse-field Grid を使用して不自然さなく、距離感を縮める実例がどのようなものなのか、これを解明したい意志に変わりありません。私なりに研究したいと思っています。
それから、Wald さんのご指摘に理がないとも思っていませんので、私の先の書き込みに「私の体験では」の一文を追加し、「当然のことながら」を「当然のように」と訂正させていただくことにいたします。
Wald さん、私の書き込みで失礼がありましたら、お許しください。
そしてみなさん、これに関する事例がありましたら、お寄せください。
| 投稿日 | : 2004年11月11日 18時41分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : さてと |
| URL | : |
ども、pontionです、
マイクの特性調整で遠くのものが近づく、いや近づかない...って話ですが、
そりゃあマクロ的に見れば近づいたのに似ていると言えるし、一方、よーく聴くとやっぱり似ていないとも言える。
望遠レンズで撮った写真は"引き寄せ効果"が効いていて...なんて言いますが、それと同じでしょう。
普通の画角のレンズで寄って撮ったのとは細かい部分では違うけど、大雑把には同じ..という。
じゃあどういう要素で"黒いグリッド"は近づくことと同じになり切れないのか..ですが、
いちばん大きな違いは遠距離空気伝播での非線形減衰や歪み部分を補正していない点じゃないでしょうか。
ここで言う非線形とは、たとえば時計の秒針を1回転右に回したあと左に1回転もどせば長針は1目盛(1分)
だけ進んで戻りますが、秒針を1秒進ませて再び1秒戻したとき、長針はそのように正確には動かないですね。
つまり、空気伝播はF特の変化だけでなく、そのような伝達特性を持っているので、グリッドなどでF特や
後部音のパワーを補正できても、その非線形や歪み要素部分が遠方音の特徴として残ってしまって、聴く人に
よってはその部分を強く感じてしまう。
ただ検証的にF特やパワー的なもの以上の伝達特性の解析があまり進んでいないので、的を得た資料はあまり
無いですが、まともに非線形を観察できない..という時点ですでにその音響計測マイクは非線形に埋もれている
わけで、この要素はかなり大きいと言えます。
逆のことがインパルス応答を用いたたたみ込み演算型の残響付加(サンプリングリバーブ)について言えると
思いますが、巷のサンプリングリバーブの最も実際の伝達と違う点は、インパルスレスポンスを元にして線形の
掛算しかしていなくて、伝播特性中の非線形減衰や歪み部分を全く再現していないというところです。
なので、遠方音ならではのディティールの出ない大雑把な雑味感がうまく出ないんだと思います。
まあ、それ以前に"黒いグリッド"は20kHz付近のレスポンスが悪い(本来10dB以上は上がっていなければならない)
のも近い音に聴こえてくれない原因だと思いますけどね。
| 投稿日 | : 2005年01月03日 10時47分 |
| 投稿者 | : JONY |
| Eメール | : |
| タイトル | : 音の距離感についての考察 |
| URL | : |
pontion さん、こんにちは。本年もどうぞ、よろしく!
古いスレッドを掘り出して恐縮です。
音の距離感についての pontion さんの科学的な考察、うーむと考えてはおりました。
私には、仮説を組み立てるにも、その考察を進める材料がありませんでした。
たまたまですが、NHK放送技術研究所のウェブサイトに面白い記事を見つけましたので、ご参考までに紹介します。
http://www.nhk.or.jp/strl/publica/dayori-new/jp/rd-0407.html
この記事では触れられていませんが、距離感を決める要素としては、高音域の減衰や間接音の量の度合いだけでなく、直接音を含む音波自体にも、デジタル信号でいう「ジッター」のような伝達速度の「揺らぎ」があって、その相対的な増加も距離感を生んでいるように思います(私見)。pontion さんの言われる「非線形や歪み要素」と同じかもしれませんが。
なお、このNHK放送技研のサイトには、興味深い記事がほかにも、いろいろありますね。
それでは、また。