投稿日 : 2004/10/21(Thu) 13:40
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル オーケストラのワンポイント録音
URL
HD障害のスレッドでは皆様に貴重なアドバイスいただき有難うございました。
ところで、この掲示板にはオーケストラの録音に関わっている方が多いようですが、オーケストラのCD録音でステレオワンポイントのみで収録したものをご存知でしょうか?確か昔インバルがフランクフルトの放送オケと収録したマーラーの全集の中でB&Kのワンポイントのみで録音したものがあったと聞いたような記憶が・・それ以外にも皆様のお薦めや面白いものがありましたら是非勉強のために聞いてみたいのでご教示頂ければ嬉しく思います。どうか宜しくお願いいたします。

投稿日 : 2004年10月21日 18時28分
投稿者 なべ
Eメール
タイトル Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
>HD障害のスレッドでは皆様に貴重なアドバイスいただき有難うございました。
>ところで、この掲示板にはオーケストラの録音に関わっている方が多いようですが、
>オーケストラのCD録音でステレオワンポイントのみで収録したものをご存知でしょ
>うか?

http://www.yumiko.com/classic16.html

ここのサイトの方が、ワンポイント録音が好きみたいですね。以下にちょっと引用。
「オーケストラ」「ワンポイント録音」で117件ヒットしましたから、まめに検索
すれば、良いものが見つかると思います。

>「わたしが好きな演奏」でよく取り上げるアメリカのTELARC社やVarease Saravande
>labelなどはワンポイント専門と言っていいレーベルなのでエネルギー感を伝えてく
>れてとっても音楽的な録音が楽しめます

>最近嬉しかったのはClassical SONYからの新譜のカミューユ・サンサーンスの
>交響曲第3番「オルガン」ロリン・マゼル指揮ピッツバーグシンフォニーって
>マゼルさんの初録音なので買ってきたんですけどワンポイント録音なんです〜
>マゼルさんはTELARC社の録音に初期の頃から協力なさっていたからマゼルさん
>からの働きかけで実現したのかな・・・

投稿日 : 2004年10月21日 19時22分
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
なべさん、早速のレス有難うございました。
ホントに検索してみると色々出てきますね。そう言えば昔はTELARCとか随分聞いたのですが、最近は全く不勉強になっています。勿論自分でも探していきますが、録音する人達の観点で「これは面白い、これは素晴らしい」というものを教えていただけると嬉しいです。(そういう意味ではステレオワンポイントにこだわらなくても良いのですが。。)

投稿日 : 2004年10月21日 20時41分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
テラークは、ワンポイントと言えるのですか?
私はてっきり2本のみのマイクで収録するのがワンポイントと思っていましたが。

投稿日 : 2004年10月21日 21時54分
投稿者 なべ
Eメール kp4s-tnb@asahi-net.or.jp
タイトル Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
>私はてっきり2本のみのマイクで収録するのがワンポイントと思っていましたが。

字義通りに考えれば、ある場所を定めて、そこにマイクを配置して録音するのが
ワンポイント録音ではないのですか?「2マイク録音」なら別でしょうが。

私は楽器ごとにマイクを立てたりするマルチマイクの反対語だと思ってました。
どこかで読んだ定義にも「補助マイクを使用するケースもある」と書いてありま
した。なので、フィリップス方式などもワンポイント録音だと思います。

ちなみに、テラークがマルチマイクで録音しているのだったらごめんなさい。

投稿日 : 2004年10月21日 22時22分
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
すいません。そもそも言葉の定義が曖昧でしたね。
ワンポントだけではマルチマイクも含まれてしまいます。僕が興味があるのは2マイクによる(あるいは1ステレオマイク)ステレオワンポイント録音です。

投稿日 : 2004年10月21日 23時10分
投稿者 Wald
Eメール
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
まあワンポイント録音の定義はともかく、
今回、napimusicさんは、ご自身でもレスされていますが、
>インバルがフランクフルトの放送オケと収録したマーラーの全集の中でB&Kのワンポイントの
>みで録音したものがあったと
といっているので、今回は、ステレオワンポイント(2本の限定)でいいんじゃないですか?
実際、このシリーズでは、ティンパニーに補助マイクをたててそれをディレイド
していたりします、その事をnapimusicさんはわざわざ「、、のみで録音したもの」
としてはぶいている事ですし。
 ちなみに、私は、インバルのマーラーのシリーズ、当時コロンビアのエンジニアの方に
「マスターコピー」と称するもの(どうやってコピーかは失念)を聞かせていただいた事
があります。某スタジオで、スピーカーはTADでした。これで2本!というほどものすごか
ったです。それが自分にとって好みか?というとそこは、私見になるのでやめておきますが
当時、影響されたのは事実です。(ディレイドなど)
 教科書的にワンポイントの歴史としては、以前どなたか紹介の相沢先生の本にあったと思います。
お調べください。
 テラークの出世作として有名なものの一つは、やはり「1812」だと思いますが、
この大砲の扱いは、どう拡大解釈しても、私は、ここで言うワンポイントだ、というのは、
苦しいと思います。
あとはワンポイントで有名どころでは、やはりコリンデイビスのシベリウスの全集でしょうか。
トニーフォークナーの出世作(それより以前から有名でしたが)だと思います。
コリンデイビスは、この後別のオケにうつり、来日しています、私は、当時それを見に行った
覚えがあります。音の出し方、帯域バランスに片鱗を感じたのを覚えています。(東京文化会館)
まだ(歴史的名録音、ワンポイント等)はありますが、とりあえずこんなところでしょうか。
参考になれば。

投稿日 : 2004年10月21日 23時29分
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
WALDさん、こんばんは!
>実際、このシリーズでは、ティンパニーに補助マイクをたててそれをディレイド
>していたりします、その事をnapimusicさんはわざわざ「、、のみで録音したもの」
>としてはぶいている事ですし。

あのー、僕の不勉強は認めますが、僕は単に記憶も曖昧な伝聞として「・・と聞いたことがある」と書いただけで「わざわざ・・・はぶいている」という表現はちょっと当てはまらないかと。

>あとはワンポイントで有名どころでは、やはりコリンデイビスのシベリウスの全集でしょうか。
>トニーフォークナーの出世作(それより以前から有名でしたが)だと思います。

これは知りませんでした。聞いてみます。有難うございました。

投稿日 : 2004年10月21日 23時39分
投稿者 Wald
Eメール
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
こんばんは、
>僕は単に記憶も曖昧な伝聞として「・・と聞いたことがある」と書いただけで「わざわ
>ざ・・・はぶいている」という表現はちょっと当てはまらないかと。

そうでしたか、私もどれがどれとまで覚えていませんが、2本のみの物とディレイドなど
している物とがあったと記憶していたので、、、
失礼いたしました。

投稿日 : 2004年10月22日 01時 8分
投稿者 おーとも
Eメール QWT00543@nifty.com
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
こんばんは、おーともです。
テラークの録音なんですが、1812年のすこし後の、吹奏楽のCDがはじめて買ったCDなんです(笑)。
バカみたいに音圧のあるバスドラがギミックのように(^^;入ってるのですが、それはさておき
ほんとに好みにピッタリ合うステレオ感なんです。どう考えても補助マイク使ってるとしか
考えられないほどどの楽器もクリアーに入ってるのですが、この変の裏話って、だれか
ご存知ないですかね・・・25年も前に3本でこんないい音が録れるんだったら、今21世紀なんだし・・・とか考えてしまいます。

投稿日 : 2004年10月22日 02時25分
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
WALDさん、こちらこそ失礼いたしました。インバルのマーラー全集はやはり混ぜこぜ(?)なのですね。色々と調べたら4番がマイク二本のワンポイント収録だという情報が有力なようです。単なる興味に過ぎないのですが聞き比べてみたいと思います。あとデイビスのシベリウスは全く知りませんでした。これもチェックしてみます。有難うございました。

おーともさん、僕は最近SACDハイブリッドで復刻されている米RCAの「LIVING STEREO」シリーズを非常に興味深く聞きました。(一枚1400円ほどです!)特にライナー・シカゴ響のR・シュトラウス(ツァラトストラ、英雄の生涯)はちょうど50年前の1954年の録音ですが、音楽、録音共に驚異的な精度です。録音機材は確かに進化しますし、ミックスや編集の可能性は音楽創造の一部になっていますが、本質的な部分でどれだけ進化しているのかな?という疑問は演奏の分野、録音の分野両方につきまとうような気がしてしまいます。

投稿日 : 2004年10月22日 07時29分
投稿者 JONY
Eメール
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
 napimusicさん、はじめまして。

 みなさん、すごい情報収集力ですね。 私がお伝えできるネタは、ほとんどありません!
 napimusicさんもすでにお持ちかもしれませんが、私の持っているCDで、確実にマイク2本だけで収録しているとわかるのは、やはりTELARCのものです。1985年にジャック・レナーが手がけた録音で、アンドレ・プレヴィン指揮、ロイヤルフィルハーモニーの演奏によるラフマニノフの交響曲第2番(CD-80113)です。
 ジャケットの最後にあるテクニカルインフォメーションによると、マイクは SCHOEPS MK-2 とあります(プリアンプボディは記載なし)。その後のものでは、1992年の録音、デヴィッド・ジンマン指揮、ボルティモア響による同交響曲とヴォカリーズの演奏(CD-80312)では、マイクは Neumann M50B と SCHOEPS M-221B/MK-2L になっていますね。

 どちらも A-B スペースペアによるマイキングと思います。空間の描写が優れています。プレヴィン盤のほうは何度も聴き込みました(この曲のCDはあわせて20枚ほど持っています)。シビアに評価するなら、各楽器の配置、左右と遠近の距離の再現が正確かというと、そうではありません。ダイナミックレンジは大きいのですが、どうしてもマイクと楽器の間の空間が一様な感じ(どの楽器ともほぼ一定の距離を感じる)を持ってしまいます。この点は、この曲のエモーションのダイナミックな表現には適していないような気がしました。これ以前のプレヴィン指揮ロンドン響(1973年 EMI盤)のほうは、空間の再現は劣っているものの、音楽的には好感触です(1973年頃はプレヴィンの絶頂期ですし、演奏の躍動感も違いますが)。

 曲想と録音方式との相性のようなものもあるように感じています。 

投稿日 : 2004年10月22日 23時39分
投稿者 Wald
Eメール
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
こんばんは、JONYさんは
>私がお伝えできるネタは、ほとんどありません!
なんておっしゃってますが、私は、まだ引き出しがたくさんあります。
古いところが出てきたので、まずワンポイントでは、やはりアンドレシャ
ルランのものは歴史的には、はずせないと思います。
わたしも強制的に、聞かされた覚えがあります。(強制的だったので、何
を聞いたのかよく覚えていないのですが、、)
また、テラークとは、まったく違った味わいの録音として、やはり上げな
ければならないのは、アランシルバーのコニサーソサエティーのものでは
ないでしょうか、ギミックもありませんし、バリバリ(失礼)いいません
が、どれも、味わいのある、いい録音だと思います。 機材的には、ワル
ター、コロンビアもそうですが、SONYの37も使っていると思います。
 これは書いてもいいかぎりぎりですが、日本の某すXXおXXX氏のオXX
xXXXは、ここを参考にした、なんて話も聞いたような、、きかないよう
な、、(怖!)

おーともさん、こんにちは、
 ジャックレナーもアンドレシャルランもセッティングにものすごい時間!
ではなくものすごい日数を録音にかけたたといわれています。演奏を録音
して、聞いて、マイクの位置を直して、又録音して聞いて、又直して、録
音して、聞いてしかも、何日も、、、なので、こういう録音が出来ますが
、反面、そんな日数は、メジャーオケや、有名なホールではほとんど出来
ないんですね、スケジュール的にも、資金的にも。(演奏するほうも人間
ですから大変です)
もちろん、そこまでする情熱はすばらしいと思いますが、経済性はお世辞
にもあるとはいえないんですね。録音がいいとは言われますが、演奏がい
いとはなかなか言われませんよね。(RCAのミンシュのオルガンは、演奏
もいいと思いますが。)
 あと技術的には、シャルランのものも、レナーのものも、途中でフェー
ダー等が動いてますね。歴史的にアナログの場合、Dレンジが厳しい時代
があるので、せざるを得ない部分もあります。でも私は、意図を禁じ得ま
せん。このへんは、ワンポイント録音至上主義の方々の参考になりますか
どうか。また、95年以降のレナーはウルトラアナログ研究所の石を使って
ADしていますね、日本にもこのADを使ったものが極少量入っていました
が、お好きな方は、調べてみると良いかもしれません。過日、某なXのの
マスタリングスタジオにいったら、このADが3台もありビックリしました。
ミXXチXXXXもここでもマスタリングしたようです。

まだ、たくさん書くことが有るのですが、JONYさん、プレヴィンは、そ
のあとBBCにたくさん映像を残してますね。若い頃のチョンキョンファ
との競演の映像もありました。スカパーのクラシカジャパンで、何本か
見ました。またLSOは、私は、アバドとともに来日したときに見ました。
マラ1でした。オケの音色どうこう言う方もいますが、とにかくオケの能
力がものすごくて、表現、演奏もですが、忘れません。

まだ、他にもありますが、録音のBBSなので、古い再生の話はとりあえず
こんなところで、最後に、クラシックの録音のBBSらしく技術的な話を、
ちょっとだけ、
>SACDハイブリッドで復刻されている米RCAの「LIVING STEREO」シリーズ
とのことですが、SACDの再生帯域からいって、アンペックスマスター
のものは、40kのテレコのバイアスが聞こえてしまうのではないでしょ
うか?napimusicさんのところで、SACDで聞いてらっしゃるのならば、
一度DAWにとりこんで波形を拡大してみてみてください。(さきに、
お使いのソフトで、40Kのサイン波が、みれるかどうか試してみてい
ただかないとだめかもしれません。)
バイアスが、波形としてみれなければ、アンペマスターから一度ヨー
ロッパ系テレコ、テレフンケンやらSTUDERやらにとりこんでるかも知
れません。この辺、技術的に大変興味があります。
(うちもDSDレコーディングをしていますので、DSDの規格は知ってい
ます。192やDSDに100Kまでフラットとか変な幻想はもっていません。
念のため)

投稿日 : 2004年10月23日 02時29分
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル LIVING STREOのDSDマスタリング
URL
WALDさん、詳細な情報有難うございます。
LIVING STREOに関してはライナーの中にTechical Notesがありまして、ここに「Studer-Ariaのアナログテープレコーダーを使って再生したものをdCSのコンバーターでDSD化した」とあります。今日のところはとりあえずここまででご勘弁を。

投稿日 : 2004年10月24日 08時36分
投稿者 JONY
Eメール
タイトル Re: オーケストラ録音、古いのと新しいのと
URL
 (新潟の地震、大きな被害が出ているようです。お見舞い申し上げます。)

 Waldさん、こんにちは。
 さすがに引き出しをたくさん持っていらっしゃいますね。いやぁ、参りました。
 そこで教えていただきたいのですが、アンドレ・シャルランとアラン・シルバーの録音は、どこのCDになっているでしょうか? 聴いてみたいと思います。

 レナーの録音で>途中でフェーダー等が動いて<いるのは、ラフマニノフの交響曲2番で私にもわかりますが、この頃やこれ以前のオーケストラ録音では、ほとんどがフェーダーコントロールされているのではないか、と思うのですがいかがでしょう?
 曲の大部分でコンプレッションしていたり(昔のメロディアには、ひどいのがありました!)、特定の楽器(バスドラやティンパニ、場合によっては金管も)だけが別フェーダーになっていたりして全体のバランスをとっているものは、それなりのバランスとして聴いてしまいますが、マイク2本だけだと却ってフェーダーコントロールが目立つのではないかと思います。
 マルチマイクのバランスの採り方と、ワンポイントのバランスの採り方それぞれに最適な方法があるのでしょうね。
 最近の録音で典型的なマルチマイクのものを聴きました。2000年9月に松本文化会館で録音された、小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラの演奏によるベートーヴェン交響曲第5番、第2番ほか(PHILIPS UCCP-1047)です。全体の響きと楽器ごとの音が見事に分離しています。「演奏の勢い」「音の鮮烈さ」はすごく表現されていますが、空間の広がりと一体感はほとんどありません。最近のオーケストラ録音では珍しいバランスと思いました。

 若い頃のプレヴィンは、ビートルズルックの長髪とスカーフがとてもかっこいいですね。私はスカパーを見ることができませんので残念です。DVDビデオが出ていたら買って見たいです。
 いまはもう、頬もたるんでしまって立派なおじいさんなのに、アンネ・ゾフィー・ムターと結婚したなんてうらやましいですね。今年発売された「タンゴ、ソング&ダンス」(グラモフォン/ユニバーサルミュージック UCCG-1144)の国内初回プレス盤には、プレヴィンとムターのトークが CD-ROM で付属していますね。興味深く見ましたがプレヴィンは、やっぱりおじいさんになっちゃいました(^^;)
 まあでも、70年代のプレヴィン & LSO (&EMI 録音(注)ワンポイントではない)の演奏は、ほかには聴けない独特の美しさ(甘美さ)がありますね。音質がどうとか音場がどうとか考えるより先に、生き生きした音楽に惹かれます。白鳥の湖やマンフレッド交響曲は、私の宝です。


投稿日 : 2004年10月23日 03時15分
投稿者 おーとも
Eメール QWT00543@nifty.com
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
napimusicさんこんばんは。
>>SACDハイブリッドで復刻されている米RCAの「LIVING STEREO」シリーズ
探してみたらうちにもCDですがハイフェッツのブラームスとチャイコフスキーのコンチェルトが
ありました。 演奏もさることながら、50年後にこうやって「音」としても問題なく聴ける
このバランス感。いいですね〜。

投稿日 : 2004年10月23日 22時23分
投稿者 しばっぺ
Eメール
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL http://www.samplitude.info/
napimusicさん、こんにちは。
インバル指揮のデンオンのCDですが、確かベルリオーズの幻想は
同一演奏でマルチとワンポイントステレオの両方を出していたはずです。
マーラーなど、他の曲でもそういうことをしていたのかもしれません。
今も現役盤かどうかまでは分かりませんが…中古を探せば見つかるかもしれません。

あと、マイク3本ではマーキュリーがすばらしいと思います。
シェリングのメンデルスゾーン、シューマンのヴァイオリンコンチェルトなどは演奏も録音のバランスも秀逸です。
あのシューマンのヴァイオリンコンチェルトを、3本のマイクで録音してオーケストレーションに
何の問題も無いように聴かせている辺り、かなり凄い事のように思います。
指揮者が相当バランスに気を使っているからかもしれませんが。

投稿日 : 2004年10月24日 02時22分
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
おーともさん、しばっぺさん、レス有難うございます。
デンオンとマーキュリー探してみます。
しばっぺさんのおっしゃる
〉指揮者が相当バランスに気を使っているからかもしれませんが。
という言葉は今回僕がワンポイント録音に興味を持つようになった一つのキーポイントだと思います。
録音において演奏者がバランスに気を使う、ということ。それはマルチマイクでバランスをいじれる場合とワンポイント(この場合はバランスをいじれないワンポントマルチマイクも含むでしょう)の場合では意味合いが大きく異なります。又演奏する側のバランスに対する意識、録音する側のバランスに対する意識は、その環境によって非常に強く一致する場合もあるし、どこかがずれてしまう場合もある。このことは「テイクの編集」という作業にも言えることだと思います。僕個人は「生楽器」至上主義でもないし、「ワンポイント」至上主義でも「ワンテイク」至上主義(笑)でも無いのですが、録音という創造芸術を積極的に肯定していくならば、シンプルな形であれ、テクノロジーを駆使した形であれ、演奏する側と録音する側の意識は同次元で一致しているのが理想的だとは思います。その意味で「テクノロジーを駆使した」演奏者の代表を例えばカラヤンとするならば(異論はあるかもしれません。僕もシンボリックな意味でカラヤンの名前を使わせていただいているだけです)、シンプルな方は誰かな?という興味を持っている訳です。勿論「ワンポイント録音」を謳ったCDなどの場合、録音者の意識の方が強くて演奏者は録音に全く興味なし、なんてものも多いかもしれませんが。

投稿日 : 2004年10月27日 00時29分
投稿者 きよたか
Eメール kiyotaka@pop21.odn.ne.jp
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
はじめまして。きよたかと申します。ブリティッシュブラスバンドでコルネット吹いてて、時々アマチュア吹奏楽や学校吹奏楽の棒を振ります。

>DENONのインバル/マーラー全集
確か4番のみステレオワンポイントでしたね。あとは補助マイク使用とブックレットにうたってました。
が、CD初期に「ワンポイント・エディション」なるものも発売されてたみたいで、こっちは完全ワンポイントです。最近中古CD屋で1番と5番を見かけたので買いました。通常版(補助マイクあり)よりちょっと遠目な感じです。

>テラーク
バスドラムがギミックのように(笑)
フレデリック・フェネル指揮のクリーブランド・シンフォニック・ウインズの演奏ですね。
クリーブランド管の管楽器セクションによる吹奏楽です。
件のバスドラムはホルストの組曲第1番第1楽章(シャコンヌ)の大詰めと、第3楽章(マーチ)で炸裂しています。
元々打楽器奏者だったフェネルは大太鼓やシンバルの音色に長けてますね。普通のマーチでもロールの粒を木管のトリルと合わせてコントロールさせるとか。
ちなみに、この演奏の大太鼓はクリーヴランド管の楽器なので、
シャイー指揮の「春の祭典」(ロンドン)などでもその音色の片鱗がうかがえます。

投稿日 : 2004年10月23日 03時 7分
投稿者 おーとも
Eメール QWT00543@nifty.com
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
Waldさんこんばんは。
今日は空き日だったので、ひさしぶりに大学の図書館に行ってきました。一番の目的は
「ハンドブック・オブ・レコーディング・エンジニアリング」を借りることだったのですが(^^;
その他にもレコーディングの書籍が少しあったのでいろいろと検索してみて、
もうひとつ「レコーディング技法入門」ちゅうのも持って帰ってきました。これはむかーし大学生のときに読んだような。。。

で、せっかくなんでテラークの聡明期?の録音をいろいろ聴いてきました。大砲ドカンから
その後5年くらいまでのものを10枚ほど続けて聴いたのですが、「テラーク」とひとくくりにするには
それぞれ違いすぎますね。ホールが違って、編成も違えば、そりゃ音のうねり(?)も
違いますよね。とても整ってるものからぶよぶよしてるものまで、いろいろありました。
自分にはあまりこれといった好みはないものだと思っていたのですが、こういうふうに
比較して聴いてみると、好感の持てるもの持てないものがあることが判明(笑)、
もっと録音聴かないとダメですねぇ・・あと降り番の曲の時に、客席歩き回って音の変化をもっと聞かないと。。。(**)

投稿日 : 2004年10月23日 02時42分
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: オーケストラのワンポイント録音
URL
JONYさん、はじめまして!
僕は元々録音というものにあまり興味を持っていなかったのでTelarcとか存在を知っていても殆ど聞いていませんでした。ある意味では、録音のデータまで付いているような「マニアック」なものは「音楽的」にたいしたことない、という食わず嫌いに近い偏見を持っていたかもしれません。そんな過去の偏見はとにかくとしまして

> 曲想と録音方式との相性のようなものもあるように感じています。

というJONYさんのお言葉こそ、今回僕がワンポイント録音に興味を持って調べてみたいと思った動機です。

それにしてもラフマニノフの二番を20枚ほどお持ちというのはすごいですね。僕も一時期はまって色々と聞きましたが・・・・プレヴィン・ロンドン響はとても懐かしいです。ロイヤルフィルの方は聞いていませんでした。85年のロイヤルと言うとこれまた非常に個人的興味もありますので(笑)是非聞いてみたいと思います。有難うございました。

投稿日 : 2004年10月22日 15時58分
投稿者 Wald
Eメール
タイトル Re: レスリー・チェイス
URL
ライナー・シカゴですか、ステレオの黎明期の録音ですね。
この関係では、私は犬印のCDで、ミンシュのサンサーンスの3番JMCXR0002を
聞きました。
こちらは、アンペックスの3chのテレコで録音された、デッカ方式のものです。
この一連のシリーズは、デッカのファイファー=チェイスの録音だと思います。
私は、アンペは440C以降しか知りませんが、アンペの音がします。

 このRCAのこれらの録音は、当時の後日談として、RCAが持つ、エルビス他
の欧州での権利が欲しくて?、アメリカにクラシックの録音のエンジニアを
送り込んだ!なんてのを読んだことがあります。(真偽のほどはわかりません)
今回は、ミンシュのオルガンは、HPを見る限りでは、11月の発売のようですね。

ちなみに、本体のデッカでは、57年5月からカルーショの「リング」の録音が始
まります。
この金字塔はいまだに越えるものが出てこないので、ステレオ録音のもっとも
熱い時期かもしれません。
取り急ぎ、参考になれば、、。

投稿日 : 2004年10月23日 02時53分
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル Re: Re: レスリー・チェイス
URL
Waldさん、僕は機材のことは(特にアナログ時代のものは)殆ど分からないのですが、
エルビスだけは音楽にはまったきっかけのようなものなので、この後日談の真偽が
分かります。1954年というとエルビスはまだSUN RECORDの所属でローカルスターに
過ぎませんでした。55年にRCAと契約して、火が付いたのは56年以降だと思います。

ただ時間的なことはともかくとして、当時ヨーロッパからクラシックのエンジニアが
送り込まれていたことは確かなのですね?

僕が持っているLeslie Chaseによる録音はもう一つありまして、ミュンシュ・ボストン響
による「ダフニスとクロエ」です。これまたスゴイ録音です。

>ちなみに、本体のデッカでは、57年5月からカルーショの「リング」の録音が始
>まります。
>この金字塔はいまだに越えるものが出てこないので、ステレオ録音のもっとも
>熱い時期かもしれません。
>取り急ぎ、参考になれば、、。

カルーショ・ショルティのリングはアナログ盤が文字通り擦り切れるまで聞きました。
時間があれば聞きなおしてみたいものの一つです。録音的にも非常に興味があります。

投稿日 : 2004年10月24日 02時 5分
投稿者 Wald
Eメール
タイトル Re: ミンシュ、リング他
URL
こんばんは、
SACは、やはり再生はアンペではないんですね。問題はあっても、よりオリジナル
でやってほしかったですね。
「ダフニス」は、ミンシュのRCA初録音ですよね。
私は、エルビスは詳しくないですが、読んだ内容は、LIVING STEREOは、ステレオ録音
が54年からで一瞬時期がだぶりそうでだぶらないようにみえます。
しかし、さらによく見ると、お得意のデッカ方式で録音しているのは、契約に成功し
た後だ、よほどノウハウを見せたくなかった、というのがその趣旨のようでした。
私には、真意のほどはわかりませんが、話としては面白いと思いました、
実際、発売は、50年代はモノラルLPだったりもいていますよね。
まあ、この頃は、ステレオレコードの方式がまだ色々ある頃で、この後、45/45方式
に統一されます。わたしももちろん生まれてもいないので、その辺は先陣伺う、残し
た書籍等を読むしかないのですが、EMTの930なんていうプレーヤーを使っていると、
SPからLP ステレオ(RIAA)へどれにもスピードはもちろんEQも対応していて面白い
というかあらためて歴史を感じます。
>> 曲想と録音方式との相性のようなものもあるように感じています。
>というJONYさんのお言葉こそ、今回僕がワンポイント録音に興味を持って調べてみた
>いと思った動機です。
編成の大小で、メインマイクの方式に得手不得手があるというのは、音響的実験からは
あるでしょうが、それはレコーディングエンジニアが考える事では必ずしもなく、エン
ジニア自分のできるベストな方法でやる、という事だと思います。
実際、その技術レベルは、色々あって、3回しか録音した事がない人が、3回とも違う
方式で録音して、ORTFもA-BもXYはもうわかったので4回目はフィリップス、とか言わ
れても、それはそうでしょうが、同一に語る事はできないとも思います。
わたしも、生涯XYでしか録音しなかった方も知っていますし、生涯ワンポイントをや
らなかった人も知っています。またある一つの方式で録音する事が、そのレーベルの
音を作っている場合もあります。それぞれの方式にそれぞれのノウハウがあります。
個人的な意見では、石の上にも3年、、ある一つの方法をある程度極めた方が、より
よい録音ができると思います。録音は、不確実な要素(演奏者、曲、ホールとその組
み合わせ等)が多いので録音の方式まで色々にしてしまうと、さらに不確実性が増し
てしまいます。(実験ならいいですが) この件はこのくらいにしておきます。
(「録音道」とかちゃかされてもなんですから)

 オケのレコーディングですが、たいてい、レコーディングセッションでは、各楽器
は、演奏会と同じに並ぶ事はほとんどありません。(少なくとも間隔が広いです)
見た目や、その場でよくなる必要はかならずしもないので、あくまで再生されたバラン
スがよければよい訳です。あまり極端な物は、演奏しにくかったりするので、演奏者
の意見も聞かない訳ではないのですが、普通の演奏会で演奏する事、聞く事だけを想
像すると、誤解が生じるかもしれません。
わかりやすい例ではベルリンのベルリンフィルのライブでよくみる、反響板(透明
ですが)なんかを、レコーディングでは使ったりもします。(透明でない物も)
これによって、各パートの分離や、響きをコントロールしたリもします。
これでこの件はお答えになっていますでしょうか。
 ミンシュやライナーが半世紀をこえて、また聞ける事は、すばらしい事ですし、
当時のレコーディングデータが詳細に残っていたりする事はすばらしい事ですよね。
XRCDでは、3chのマスターからアンペックスで再生した物が聞けます。
ハイブリットでSACDで聞けるのもすばらしいことですよね。
 しかし、インバルでわかるように、オケの録音では、すでに、ワンポイント(
マイク2本)では、理論的にもっといい事がある事ある事もわかってしまいました。
(記録だけなら別です)
>カルーショ・ショルティのリングはアナログ盤が文字通り擦り切れるまで聞きました。
>時間があれば聞きなおしてみたいものの一つです。録音的にも非常に興味があります。
こちらは、メイキングも残っていますよね、映像でみると、57年58年でこんなふう
に録音していたんだ、と驚いてしまいます。まあステレオ録音の技術は60年代以降、
ほとんど進歩していないとも言われている所以もこれをみると納得です。
実際、以降の技術では、大きな物は、フィリップス方式、ディレイド、等時間軸のも
のがあるくらいといってもいいと思います。
「ショルティーのリング全曲」はわたしも、レコードとCDとで所有しています。
CSのクラシカジャパンでは、たまにですがレコーディング風景なども放送していま
す。ベームの魔笛の録音風景(プラハ)(オールノイマンでしたが)これはこれで
当時のグラモフォンのセッティング、編集もみる事ができて、とても参考になりま
した。私は、不勉強な事に、この映像がある事も私は知りませんでした。
デッカやワンポイントの物ばかりでは片手落ちなので、この例も挙げました。
参考になれば。

投稿日 : 2004年10月24日 02時42分
投稿者 napimusic
Eメール akira@artree-jp.com
タイトル Re: Re: ミンシュ、リング他
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WALDさん、こんばんは!丁寧なレス有難うございます。
>私は、エルビスは詳しくないですが、読んだ内容は、LIVING STEREOは、ステレオ録音
>が54年からで一瞬時期がだぶりそうでだぶらないようにみえます。
>しかし、さらによく見ると、お得意のデッカ方式で録音しているのは、契約に成功し
>た後だ、よほどノウハウを見せたくなかった、というのがその趣旨のようでした。
>私には、真意のほどはわかりませんが、話としては面白いと思いました、

なるほどー、確かに面白い話ですね。アビーロードスタジオにおけるビートルズと
クラシックの録音なんかにも興味深い裏話が沢山あるんでしょうね。

>個人的な意見では、石の上にも3年、、ある一つの方法をある程度極めた方が、より
>よい録音ができると思います。録音は、不確実な要素(演奏者、曲、ホールとその組
>み合わせ等)が多いので録音の方式まで色々にしてしまうと、さらに不確実性が増し
>てしまいます。(実験ならいいですが) 

これは非常に良く分かります。僕は本当に経験値が少ないので、不確定要素が多い中で
何が良くて、何が良くないのか判断に苦しむことがあります。そういう意味では正しく
あれこれ手をだすよりも一つの方法である程度極めることが重要ですね。

>デッカやワンポイントの物ばかりでは片手落ちなので、この例も挙げました。

ショルティのメーキングは昔見たことがありましたが、その頃は録音に興味が向いて
いなかったので、もう一度見直してみたいと思います。興味は尽きません。順を追って
(?)勉強していきたいと思いますので、どうか今後とも宜しくお願いいたします。

クラシック録音Q&A過去ログ