投稿日 : 2003/10/02(Thu) 17:03
投稿者 なべ
Eメール nabesin@d1.dion.ne.jp
タイトル 私が参加しているオーケストラの定期演奏会が9月28日無事に終了しました。
URL
私が参加しているオーケストラの定期演奏会が9月28日無事に終了しました。

初心者の私に、色々なアドバイスをありがとうございました。録音自体の感想は、別録音と比較したいのと、もっとじっくり検証したいので、後日再度レポートします。今回は、とりあえずご報告まで。

 当日の録音は、3点釣りはホールの職員にまかせ、会場で録音をしました(会場の職員の方は、あまり録音に熱心でなく、技術的にも「?」がつくのですが、色々あって3点釣りには割り込めませんでした。今後の課題です)。

(1)会場
 保谷こもれびホール メインホール 容積としては、大施設の中ホール程度のサイズです。
 座席数約650席のところ、600人程埋まりました。結果としてリハの時よりはデッドになりました。

(2)曲目
 スメタナ/わが祖国より「モルダウ」
 ドボルザーク/チェロ協奏曲
 ショスタコービッチ/交響曲第五番「革命」

 ※全体的にダイナミックレンジの広い曲で、2曲目だけMAXがやや低めです。

(3)位置
 会場前方、前から5列目あたりの中央(指揮者よりは6〜7m後方)。高さは約3m。円盤の両側のマイクホルダにオムニのマイクを配置した物を設置しました。マイク間隔は10cm強で、ほぼ平行状態です。

(4)機材
 マイク:MBHO MBP604+KA-100LK×2(オムニ)
 バイノーラル用ホルダ(というか、円盤にスポンジを張った物):MBHO Jacklin Disk
 マイクケーブル:EVIDENCE AUDIO
 マイクプリアンプ:GRACE DESIGN LUNATEC V3 > S/PDIF(24/96)
 オーディオインタフェース:MOTU 828mkII > IEEE1394(24/96)
 PC:Apple PowerBookG4 12inch OSX 10.2.6
 ソフト:TC WORKS SPARC XL 2.8 32float/96/WAVE64形式で保存

(5)その他
 録音は開場から、終演まで連続で録音しました(収録ファイルサイズは8GB近くになりました。これはSPARKのおかげです。Waldさんありがとうございました、他にも色々と機能があって、便利に使っております)。
本当ならば、S/Nをあげる為にも2曲目のチェロコンだけレベルを上げて録音したかったのですが、出番があるため変更できませんでした。

(6)録音結果
 バスドラムのロール部分やシンバルで多少クリップした部分はありますが、概ね綺麗に録音できました。オムニを使っての会場録音は初めてだったのですが、会場ノイズはあまり気にならず、ホールの響きが録れたと思います。

投稿日 : 2003年10月06日 17時22分
投稿者 なべ
Eメール nabesin@d1.dion.ne.jp
タイトル Re: オーケストラの会場録音
URL
自己スレにコメントですが、録音を少し聞いた感想を。

> 当日の録音は、3点釣りはホールの職員にまかせ、会場で録音をしました(会場の職員の方は、あまり録音に熱心でなく、技術的にも「?」がつくのですが、色々あって3点釣りには割り込めませんでした。今後の課題です)。

 この辺り、3点吊りの位置変更やマイク指定は、演奏会の手前どの程度のタイミングで、どう話を持ちかけたものなんですかねぇ。経験者の方コメントお願いします。

> ※全体的にダイナミックレンジの広い曲で、2曲目だけMAXがやや低めです。

 録音に使ったSPARKには、TC WORKSのリミッタがあったのですが、それまで使った事がなく、音色等への影響が心配で使えませんでした。今後はこの辺りも研究したいと思います。

>(3)位置
> 会場前方、前から5列目あたりの中央(指揮者よりは6〜7m後方)。高さは約3m。円盤の両側のマイクホルダにオムニのマイクを配置した物を設置しました。マイク間隔は10cm強で、ほぼ平行状態です。

 位置的にはもう少し前でも良かったかなと。かつ欲を言えば、もう少し高い位置から見下ろすような感じで録音できればもう少し楽器の生音が録れて良かったかと思います。

 MBHO+LUNATECは、相性が良いようです。S/Nも高く弦の胴鳴りや残響が綺麗に録れています。ただ、ティンパニやバスドラムの低域を強く拾ってしまうようで、録音レベルやバランスの問題からローカットが必要だったかもしれません。この辺りはどう対処なされてますか > mozo様
 トロンボーンはじめ、金管楽器の倍音成分(鳴り?)もある意味実物以上に良くとれました。本人的にはオケ録りマイクとして良い買い物だったと思います。

 皆様のご意見ご指導が大変役に立ちました。今後ともよろしくお願い致します。

本スレッドについても、マイキング、録音前の心構え等ご意見頂けましたら幸いです。

投稿日 : 2003年10月06日 21時40分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル レベル設定のノウハウなど
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>> 当日の録音は、3点釣りはホールの職員にまかせ、会場で録音をしました(会場の職員の方は、あまり録音に熱心でなく、技術的にも「?」がつくのですが、色々あって3点釣りには割り込めませんでした。今後の課題です)。
>
> この辺り、3点吊りの位置変更やマイク指定は、演奏会の手前どの程度のタイミングで、どう話を持ちかけたものなんですかねぇ。経験者の方コメントお願いします。

私は演奏と兼務したことはありませんが、数日前から吊りのマイク位置を決めたいから、手伝ってくださいとお願いします。当日のリハ前にはほとんどオケのイスなど配置が決まっていますから、そのときに職員にお願いして位置の調整をします。

>> ※全体的にダイナミックレンジの広い曲で、2曲目だけMAXがやや低めです。
>
> 録音に使ったSPARKには、TC WORKSのリミッタがあったのですが、それまで使った事がなく、音色等への影響が心配で使えませんでした。今後はこの辺りも研究したいと思います。

オーケストラのレベル設定ノウハウをお教えしましょう。
大体の目安です。これは、演奏前にするチューニング時のピークレベルで決定します。

(1)モーツァルトまでの古典派
-18〜-12dB
(2)ベートーヴェン(古典派ですが)からシューマン、ブラームスなどのロマン派
-24〜-18dB
(3)ワーグナー、マーラー、R.シュトラウス、ショスタコービッチなどの後期ロマン派もしくは近現代、ブラスバンドなどのビッグバンド
-36〜-30dB(理由、打楽器、金管楽器群が大幅に増強されているため)

この目安でほぼ全部のダイナミックレンジが納まります。2階席での録音であろうが、吊りでの録音であろうが、
距離には関係ありません。全部このレベルで合わせれば問題ありません。
ご自分でレベル設定ができない場合、一番編成の大きな曲で、チューニングの時(1)〜(3)の
条件で合わせてもらうようにお願いしましょう。
その後、ノーマライズをすれば良いだけと思います。
24bitで録音されているので問題は無し。

これで全部のダイナミックレンジが納まりますのでコンプレッサーをかける必要は無いのでは?
と思います。
アマチュア録音家の得失を考慮しましょうよ。
我々アマチュア録音家の強みはノンコンプレッサーのソースを手に入れられるのが一番の利点です。これを忘れてはマズイと思います。

CD-Rに焼き直して渡したお相手が、音量が小さいというならば、真のダイナミックレンジが入っています。市販のCDはコンプレッサーがかかっていますから、ほんとうのダイナミックレンジでは無いのですよ。と、いいましょう。
実際自分が録音したソースをかけるとボリュームの位置は市販のCDを聞く位置よりも1時分か2時分大きくしないと同等の音量には感じられませんが、ダイナミックレンジが広いので爽快感があります。

一般市場に売り出すわけではありませんので、はじめからコンプレッサーをかけて見ようかというお考えはおやめになった方が良いと思います。記録はなるべくそのままの形に残しておくのがベターだと思います。

ただし、市販に回す分には少しかけますけどね。
コンプレッサーの扱いは非常に難しいです。下手すると音が割れます。

私のノウハウとスタンスは以上です。

投稿日 : 2003年10月07日 04時24分
投稿者 SONORITE
Eメール
タイトル Re: オケ録音の準備/MBHOマイク
URL
SONORITE@深夜に目覚めモードです。
>海苔好きさん

>オーケストラのレベル設定ノウハウをお教えしましょう。
>大体の目安です。これは、演奏前にするチューニング時のピークレベルで決定します。

なるほど!

>ご自分でレベル設定ができない場合、一番編成の大きな曲で、チューニングの時(1)〜(3)の
> 条件で合わせてもらうようにお願いしましょう。

人に頼むケースも、ままありますからね。
私はリハ録音でトリムの位置をメモっておきますが、本番は火事場の馬鹿力的大音量
になりがちでたまにクリップします。弦楽四重奏の次に金管アンサンブルや発表会の
ように奏者が入れ替わるコンサートもレベル設定が難しい。
あと、弱音で始まる弦など、「出」のタイミングがつかみにくいものも苦労しますね。
#ちょっと脱線失礼。

>なべさん
>3点吊りの位置変更やマイク指定は、演奏会の手前どの程度のタイミングで、どう話を持ちかけたものなんですかねぇ。

自分が出演するコンサートなら、1ヶ月前〜2週間前に代表者が打ち合わせに行く
か使用書類提出するので、このときに録音の話も一緒につけてしまいましょう。
当日になってスタンドを追加したりすると嫌がるホールもありますし、書類提出を
怠ると悲劇とイヤミのホールの1日を過ごさなければなりません。(涙)
特に公共ホールの場合、書類など手続きを重視することもあるので、早めに連絡を
取って手続きを確認し、こちらの使用状況も細かく伝えておくと安心です。
(マイク設置位置・ケーブル配線図、借用機材リストなど)

ホールの使い方、付き合い方についてはK-recさんのページ(リンク予定)に詳しい
のでご参考に。

K-rec
http://homepage3.nifty.com/K-rec/

>MBHO+LUNATECは、相性が良いようです。S/Nも高く弦の胴鳴りや残響が綺麗に録れています。
>ただ、ティンパニやバスドラムの低域を強く拾ってしまうようで、録音レベルやバランスの問題
>からローカットが必要だったかもしれません。この辺りはどう対処なされてますか > mozo様
>トロンボーンはじめ、金管楽器の倍音成分(鳴り?)もある意味実物以上に良くとれました。
>本人的にはオケ録りマイクとして良い買い物だったと思います。

再三ウワサのMBHO。最近はP社のセールストークに一段と磨きがかかり
「SoundeluxやBraunerのOEM会社として40年の老舗」「Shoeps,Bayerなどの
技術者とも関係がある」「Neumannの音とSchoepsのフレキシビリティー・・
をあわせ持つ」云々。一体、どんなマイクなのか?MBHOはP社のRODEなのか?

SoudeluxはNeumannの復刻版を作っている会社なので、MBHOはNeumannの
下請けの下請けのような位置にある、と。つまり音はNeumann系列の音らしい。
「Schoepsのフレキシビリティー」というのは、プリアンプと各種モジュールを
交換できるシステム「MBHOモジュラーシステム」のことを指しているらしい。
らしいらしいでは埒が開かぬ。手っ取り早く「夏の録音会」でmozoさんの
MBHOを聴いてみた。
音楽のエネルギーが低域に集中するような、昔のコンポのラウドネススイッチを
ONにしたような音。低域の強調感たるや、NT2の高域強調の比ではない。 但し、
高域を強調すると音色が変わって聞こえるけれど、低域強調では「色付け感」は
薄く、たんに音圧・音厚?が増して聞こえる。 フローリアン教会やドイツの教会の
パイプオルガンの臓腑を揺るがす重低音を録音するなら私はまっ先にMBHOを使いたい
と思うだろう。
中高域は十分に伸びていて、素直で、絹目のような細やかさがあり、全体に上質感ある音。
重低音にウエイトがあるので中高域の存在感は(相対的に)希薄で、音の輪郭を出す
には苦労しそう。
#Benjaminさん250の
>何かを強調して味を付ける小細工はしない。
>結果としてでてきた音は暖かく重心の低い目の詰まった木目の音で
2行目は同意しますが、1行目はリップサービス?
私の耳にはMBHOは「大化け」するマイクに聞こえました。(^^)
生演奏と録音がまるで「別人」に聞こえるマイクも珍しい。
しかも、実演より確実にうまく聞こえるんです!ほんとにほんと!
このあたりがMBHOにハマる最大の理由なのではないかと思っております。

音のイメージとしては、吹雪の一面まっ白の視界に先行車の影がぼんやりと浮かんで
きた瞬間、あるいは露天風呂の湯煙の中に誰かの人影がうっすらと立ち現れたような、
深遠雄渾の世界。
例えば、MBHOを使うノラ・ジョーンズの声。「ステレオ」誌のケーブル比較記事に
「ノラ・ジョーンズの声は何歳に聞こえるか?」というのがあったが、なかなかMBHO
サウンドのポイントを衝いているなと。評者によると、ケーブルの違いによって23歳の
ノラがティーンエイジャーから20代後半まで、さまざまな年齢に聞こえるらしい。
私も 、ラビ・シャンカールの娘ノラ・ジョーンズの麻薬のような声の魅力にとりつかれた
クチですが、そうした深い多義性を孕んだ、これまで聴いたことのなかった新しい音、
それがMBHOの音だとも思えるのです。

投稿日 : 2003年10月07日 13時 8分
投稿者 pontion
Eメール FZK03757@nifty.com
タイトル それって無指向性だからかも
URL
SONORITEさん、こんちは、pontionです、

>MBHOを聴いてみた。
>音楽のエネルギーが低域に集中するような、昔のコンポのラウドネススイッチを
>ONにしたような音。低域の強調感たるや、NT2の高域強調の比ではない。 但し、

それってMBHOの個性というより無指向性カプセルの特性じゃないですかねえ。
他に無指向性を聴いていれば解るのですが、たとえば4006と4011でもかなり違って、大雑把に言うと
4011の低域を8〜9dBぐらいブーストしないと4006の帯域バランスと同じ感じになりません。
まさにSONORITEさんの言うラウドネススイッチONかも..。

投稿日 : 2003年10月07日 14時10分
投稿者 なべ
Eメール nabesin@d1.dion.ne.jp
タイトル Re: それって無指向性だからかも
URL
pontionさんこんにちは

>それってMBHOの個性というより無指向性カプセルの特性じゃないですかねえ。
>他に無指向性を聴いていれば解るのですが、たとえば4006と4011でもかなり違って、大雑把に言うと
>4011の低域を8〜9dBぐらいブーストしないと4006の帯域バランスと同じ感じになりません。
>まさにSONORITEさんの言うラウドネススイッチONかも..。

 成る程、そういった事があるんですね。別スレッドでも書きましたけど、同じMBHOで、ほぼ同じマイキングで、カーディオイドでは、比較的はっきり輪郭が出るのに、オムニだとぼわぼわになる経験をしました。

 ただ、低音の出方については、確かにオムニ程ではないもののカーディオイドでも強調される傾向があるように思えます。

#それにしても知らない事ばっかり・・・ < やや自己嫌悪。

投稿日 : 2003年10月08日 12時20分
投稿者 きもと
Eメール
タイトル Re: それって無指向性だからかも
URL http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/3384/
>それってMBHOの個性というより無指向性カプセルの特性じゃないですかねえ。
>他に無指向性を聴いていれば解るのですが、たとえば4006と4011でもかなり違って、大雑把に言うと4011の低域を8〜9dBぐらいブーストしないと4006の帯域バランスと同じ感じになりません。まさにSONORITEさんの言うラウドネススイッチONかも..。

QTC1もオフで録音すると、低音が膨らみますが、この点、どう処理されてますか?
MephistoというフリーソフトがいろいろフィルターやらEQを使えるので、一時期、ホールでオフで録音したものに対して、ローカットその他EQの実験を延々やったことがありますが、なかなか上手くいきませんでした。特に、再生する装置で音の評価がゴロゴロ変わるので、何をやっているのかわけがわからなくなることもあって。ただ、なんやかんややったあげく、低音が多いというより、オフ録音による(及び再生系による)中高域の滲み・ボケが気になるのかな、ということになり、中途半端に挫折している状態なんですが(とはいえ、いまだによくわかりません。スピーカーで再生すると、これは逆に低音についてはそれなりに聞こえるというか。ヘッドホンやイヤホンで聞くのとスピーカーで聞くのとでは評価がまた変わり、自分自身、基準装置をスピーカーにするかヘッドホン/イヤホンにするか決めかねているという問題もあります)。
前に単一指向性に興味を持ったのも(今でもKM184あたりがわりと安いので気になってますが)、オフ録音でのここらの処理に悩んだためです。
余談ですが、他の無指向性との比較を言うと、パナカプセルの低音は膨らみは少ないがボケる感じ、QTC1はボケないが膨らむ感じ、DPA4060は、ボケつつ膨らむ感じです。

投稿日 : 2003年10月09日 16時20分
投稿者 pontion
Eメール FZK03757@nifty.com
タイトル Re: Re: それって無指向性だからかも
URL
pontionです、こんにちは、

無指向性は後方の残響がたくさん録れると同時に低域のバランスが上がります。これは低域の豊かなホールほど顕著。
またアースワークスなどのような完全な無指向性に近いほど顕著のように感じます。
ここら辺はそもそもマイクが耳の指向性と違うので、無加工至上主義を唱えてもナンセンス。その違いをホールの
特性も加えながら周波数特性をガッポリ操作して聴感上の印象をフラットに戻すんでいいんじゃないでしょうか。
ポイントはその補正カーブがマイクで一義的に決まるんではなくて、ホールとマイク位置によってかなり違ってくる
ということです。
私の補正量だと、たとえばQTC-1で池袋芸劇などのような場合、かなりオン気味でも100Hzあたりを-3dBぐらいとか。
4006で芸劇だと-1dBぐらい。平均的なホールで4006だとオン気味なら無補正、都合で高めの場合は-1dBかな。
単一指向性の場合は逆に低域上げます。4011よりもAKG系のほうが指向性強いぶん上げる量も多いです。でも低域
の上げ方向補正はティンパニーやグランカッサが盛大に出てきてしまって困るでしょう。そこで技があるんですが、
単一指向性の低域上げの場合は、本線はあまり上げず低域だけのサンプリングリバーブを付加します。そうすると
ちょうど無指向性と同じようにアタック感の無いモワっとした低域が付きレベルが上げられます。きもとさんが
おっしゃる「膨らむ感じ」は、このアタックの無い多重反射で遅れて来た低域を多く拾うことを指しているんじゃ
ないですか? もちろん軸上の低域特性もあるでしょうけど。
一方「ボケる感じ」のほうは小信号リニアリティーの取れていない物理特性からくる(いわゆるオフ特性が良くない)
性質の分解能低下なのだと思います。

スピーカーを基準にするかヘッドホンを基準にするかは、自分の再現したい音楽情報がよりよく感じ取れるほうを
選べばいいんじゃないでしょうか。別スレッドの話でも判るように音楽を捉える感覚には個人差が大きいようだし、
それに個々の機種によってもかなり提示されるものが違うし。なので、配布するものだったらカーステレオやMD
ウォークマンでも聴いてみたほうがいいかもしれません。

私はこんなことを感じています...再生する装置(主にスピーカーやヘッドホンなどの電気→音響変換系)には
ソースのそういう低域や高域バランスに敏感に反応するものと比較的ブロードなものがあると思うんです。
そのワケをこじ付けたんですが...
たとえばボリュームをちょっと上げます。このとき音楽はどう変化するでしょうか?強く演奏されているように
変わりますか?音楽の表情が変わりますか?物理的情報量が多くなりますか?
少なくともボリュームを上げても信号波形に含まれる物理情報量は何ら増えなくて、それがちゃんと聴き取れる
クオリティーの高い装置と環境とリスナーであればあるほど、ボリュームを上げても音楽は変わらないんです。
それと同じでEQで低域を上げても、物理情報量は何ら変わらなくて、もちろん演奏も変わらない。つまり
コントラバスがいつもよりがんばって急にゴリゴリ弾き出したわけではないですね。ミキサーの特定のフェーダー
をいくら絞ってもそのチャネルの楽器が弱く演奏するわけでなく、良い装置だと同じ音楽要素として聴こえてしまう。
なので、ソースの音楽情報に集中して聴ける環境だとEQやミクスを少しぐらい変えても音楽が変わったようには
聴こえない..という現象が起きます。
ところが物理変換特性の良くない、忠実に解像することができずその分倍音の歪み等(装飾)で音楽を演出するような
安価な再生装置では、EQやミクスというような単純な"量"の変化によって"装飾"が励振されるバランスが変わり、
出てくる音の印象が大きく変わります。"装飾"しか音楽らしさとして出すものがない装置だから、そのソースの
"量"的バランスがその装置の再生音楽を強く支配します。

こういうことから、実は高分解能な再生環境は何でも聴こえてきてしまう(音楽もそれだけ伝えられる)ので、
意外にEQやミクスのバランスが判断しにくいのだと思います。
小型スピーカーでミクスするプロが多いのはご存知ですよね。

この裏を返せば、録音で演奏のバランスを変えたければ、EQやレベル調整でなく、そのチャネルの音楽的情報量
を変化させる必要がある..ということに気づきます。こりゃ無理ですよねえ。(^^;
で、少なくとも"量"の調整でなく物理的情報量の調整が必要かと。
たとえばマイクと楽器の距離を離すとか、少し難聴なマイクを使うとか..。電気的な処理では難しいですよね。

投稿日 : 2003年10月27日 12時37分
投稿者 きもと
Eメール
タイトル Re: Re: Re: それって無指向性だからかも
URL http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/3384/
きもとです。返信、非常に遅れて申し訳ありません。pontionさん、詳細なレスありがとうございます。


>ここら辺はそもそもマイクが耳の指向性と違うので、無加工至上主義を唱えてもナンセンス。

同感です。ただ、私の場合、へたに加工するぐらいなら無加工のほうが無難という事なかれ主義で^^;


>ポイントはその補正カーブがマイクで一義的に決まるんではなくて、ホールとマイク位置によってかなり違ってくるということです。

はい。


>私の補正量だと、..

参考になりました。概ね-数dBぐらいに落ち着いているのが納得です。MephistoというフリーソフトのFIRフィルターでは最も緩くて-6dBまでで、これではやや削りすぎのケースが多かったです。ちなみにイコライジング(その他)のソフトは何をお使いですか?


>(私が書いた)「膨らむ感じ」は、このアタックの無い多重反射で遅れて来た低域を多く拾うことを指しているんじゃないですか? もちろん軸上の低域特性もあるでしょうけど。
>一方「ボケる感じ」のほうは小信号リニアリティーの取れていない物理特性からくる(いわゆるオフ特性が良くない)性質の分解能低下なのだと思います。

これ読んでかなり頭がすっきりしました。特にQTC1の「膨らむ感じ」というのはまさにそのような感じ(アタックのない〜)です。これはQTC1で録音された日本コロンビアのCDを聞いても同じで、自宅システムや、B&W801その他いわゆる「定評のある」スピーカー群、あるいは知人宅のハーツフィールド、はたまたAXIOM80なんかでも聞きましたが、概ね同じ印象に落ち着きました。


>スピーカーを基準にするかヘッドホンを基準にするかは、自分の再現したい音楽情報がよりよく感じ取れるほうを選べばいいんじゃないでしょうか。別スレッドの話でも判るように音楽を捉える感覚には個人差が大きいようだし、それに個々の機種によってもかなり提示されるものが違うし。

そう思います。ただ、基準が決まらない問題が..。いや、これは私個人の問題ですね。もうしばらくあれこれやってみます。


>なので、配布するものだったらカーステレオやMDウォークマンでも聴いてみたほうがいいかもしれません。

配布となると逆に気が楽です。「聞いて適当にまとまっておればよい」というところで。QTC1の録音も何度か配布しましたが、奏者にはC38Bの録音より評判はよいようです。C38Bなんかのほうがある意味クリアに録音されていて、一般受けはこっちのほうがいいかもと思っていたんですが、癖が少ないのが救いになっているのか... 


>そのワケをこじ付けたんですが...(中略)
>それと同じでEQで低域を上げても、物理情報量は何ら変わらなくて、もちろん演奏も変わらない。...なので、ソースの音楽情報に集中して聴ける環境だとEQやミクスを少しぐらい変えても音楽が変わったようには
>聴こえない..という現象が起きます。(..)
>ところが物理変換特性の良くない、忠実に解像することができずその分倍音の歪み等(装飾)で音楽を演出するような
>安価な再生装置では、EQやミクスというような単純な"量"の変化によって"装飾"が励振されるバランスが変わり、
>出てくる音の印象が大きく変わります

うちでは、スピーカーはいまいち信用できないので、不満がありつつER-4Sで誤魔化している状態ですが、EQで低音をいじっても本質的な違いが生じるわけではなく、そこで悩んでいました(要するにどうでもいいことに時間を潰しているような気分になってくる、ということでした)。で、確かにER-4Sより、900STその他のほうがEQの違いがよく出ます。で、一時期面白いと900STでいじっていた時期もあるんですが、出音そのものの質に満足できなくて、結局ER-4Sに戻りました(配布前提のときは900STその他でいじりますけど、いじるといっても低音を少し削るとか、高域をやや持ち上げるといった程度です)。ERも以前にpontionさんがご指摘されていたように音質上の問題は感じますが、ほかに選択肢がなくて。。ただ、音楽の表情が出るか出ないかという点をつきつめると他によりよい選択肢はあるような気もしています。物理特性追求型の特徴なのかもしれませんが、いまひとつ表情が出ない気がするときがあります。
なおプリについてはV3を借りて録音してみましたが、個人的には予想の延長線上の音で、ほかにこれよりいいものがなければ最終的にはとりあえずリファレンスとして持っておくことになると思いますが、そもそもQTC1に疑問がつきまとうので、マイクが先なのかもしれません。


>この裏を返せば、録音で演奏のバランスを変えたければ、EQやレベル調整でなく、そのチャネルの音楽的情報量を変化させる必要がある..ということに気づきます。こりゃ無理ですよねえ。(^^;

そうですね..(笑)。


>で、少なくとも"量"の調整でなく物理的情報量の調整が必要かと。
>たとえばマイクと楽器の距離を離すとか、少し難聴なマイクを使うとか..。電気的な処理では難しいですよね。

はい。。
ちなみに変なこと聞きますが、難聴度の程度では、QTC1とDPA4006はどうですか? あるいはショップスでも構いません。あともう1セットぐらい無指向性を試してみてもいいかなとは思っているんですが。先の話ですけども。レンタルも考えましたが、一度や二度ではなかなか結論が出ないですねぇ。プリぐらいならわりとわかる気もするんですが。長レス失礼しました。

投稿日 : 2003年10月31日 13時56分
投稿者 pontion
Eメール FZK03757@nifty.com
タイトル Re: Re: Re: Re: それって無指向性だからかも
URL
こんにちは、pontionです、

>>私の補正量だと、..
>
>参考になりました。概ね-数dBぐらいに落ち着いているのが納得です。MephistoというフリーソフトのFIRフィルターでは
>最も緩くて-6dBまでで、これではやや削りすぎのケースが多かったです。ちなみにイコライジング(その他)のソフトは
>何をお使いですか?

どんなEQ使うかは、だいたい他のダイナミクス等のエフェクトに何を使うかによって、その時に同時に処理
できるという都合と操作性を優先してます。つまりEQやエフェクトを別々に掛けると中間ファイルを作成
しなければならないので歪み的に損なので、エフェクトと同時にEQを掛ける..とう具合です。
そうすると私の場合ヤマハのデジミキが多いです。
ソフトの場合Samplitudeも多いですが、理由はCD-R焼き中にオンザフライでEQ掛けられるというぐらいです。
本当は極とかがカッチリ作れるEQが欲しいんですけどね。Samplitudeの場合バージョンが5.X台と古いせいか
単純な1次のHPFやLPFが無いのが辛いです。

>配布となると逆に気が楽です。「聞いて適当にまとまっておればよい」というところで。QTC1の録音も何度か
>配布しましたが、奏者にはC38Bの録音より評判はよいようです。C38Bなんかのほうがある意味クリアに録音
>されていて、一般受けはこっちのほうがいいかもと思っていたんですが、癖が少ないのが救いになっているのか... 

あら、私とは逆だなあ、
自分用は単純に2本マイクで録りっぱなしのでいいんですが、配布はソロ足したりお化粧したりで大変、く(^.^)ノ
しかしQTC1が良いと言ってくれるということは面白いですね。広帯域感ではなくて完全無指向性の雰囲気の良さが
気に入られてるんだろうなあ..。

>なおプリについてはV3を借りて録音してみましたが、個人的には予想の延長線上の音で、ほかにこれよりいいものが
>なければ最終的にはとりあえずリファレンスとして持っておくことになると思いますが、そもそもQTC1に疑問が
>つきまとうので、マイクが先なのかもしれません。

すいません、ちゃんと読めてなくてきもとさんのプランが解らないんですが、現状の"不満なプリ"の機種は?
私も手元のFocusrite/GREEN1からどれぐらい改善が望めるか検討していて、先日MillenniaのHV-3Bをテストした
んですがあまり良い結果が得られず停滞ぎみです。ヤマハ改造プリともたいして変わらないし。。。(^^;
それに比べてマイクは劇的に変わりますね、その10倍ぐらい。

>ちなみに変なこと聞きますが、難聴度の程度では、QTC1とDPA4006はどうですか? あるいはショップスでも構いません。
>あともう1セットぐらい無指向性を試してみてもいいかなとは思っているんですが。先の話ですけども。レンタルも
>考えましたが、一度や二度ではなかなか結論が出ないですねぇ。プリぐらいならわりとわかる気もするんですが。

難聴度の程度でいえば現状の録音用マイクの中ではQTC1も4006もかなり良い部類に入るんじゃないかしら。
マイクの難聴って感覚的には2種類あると思うんですよ。それはローレベルリニアリティーの悪さから来る鈍感さと、
もうひとつはトランジェントが悪いために時系列での細かい信号変化が伝わらない..という2つです。
で、QTC1はトランジェントは非常に良好で、炸裂する金管群などは実に歪み感なく柔らかく録れるし見通しの良い
音なんですが、ローレベルはめちゃくちゃ良いわけではないように感じるんです。どこか弱音時に情報が足りない
感じがどことなくするのは私だけかなあ。。。それはもしかして電気S/Nの悪さからそういう印象があるのかもしれ
ないですけど。
それと私がQTC1より4006を使いたくなる大きな理由は、4006ってキラッと輝く美味しいとこが効果的に出てくるん
ですよ。これは色付けだという人もいますが、私は生の楽器に含まれる良さの部分が再現されている音なんじゃ
ないかなあと信じることにしてるんですけどね。QTC1にはそれが無く素っ気ないですね。
あとやっぱりQTC1は電気的残留ノイズがやや大きいのが気になりますね。
まあ私としてはハイスピードなマイクは嫌いじゃないのでQTC1は注目していたんですが、購入には至ってないです。
池袋でQTC1と4006を同時吊りして収録した比較素材を作ったことがあるので、よかったら聴いてみますか?

あとはショップス系ですが、52を4006と比べるとシルクタッチというよりはビロードタッチかなあ、繊細でも
落ち着きのある音でしょうか。あまり現代的な躍動感は得意でないかもしれません。ショップスでも521Hとかに
なるとかなり積極的な切れ込みが出てきて饒舌です。緩い指向性同士の4011と比べると521Hのほうが派手なくらいに
繊細で(ヘンな表現ですが)、ちょっとショップスサウンドの押し売りというカンジ。美音ですけど。
これもMK-521Hと4011の同時吊り収録したものがあり、比較できます。
でもおもしろいことに4011の高域をEQ調整で521Hの帯域バランスになるように聴感で追い込むとかなりそっくりに
出来ます。これがAKGの460Bだとそうはいかないんです。
ちなみにQTC1もEQで4006に化かすことはできませんでした、(^^;

投稿日 : 2003年11月09日 02時10分
投稿者 きもと
Eメール
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: それって無指向性だからかも
URL http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/3384/
きもとです。pontionさん、いつも丁寧にありがとうございます(m(_ _)m)。返信遅れ気味ですいません。

>どんなEQ使うかは、だいたい他のダイナミクス等のエフェクトに何を使うかによって、その時に同時に処理できるという都合と操作性を優先してます。つまりEQやエフェクトを別々に掛けると中間ファイルを作成しなければならないので歪み的に損なので、エフェクトと同時にEQを掛ける..とう具合です。そうすると私の場合ヤマハのデジミキが多いです。
>ソフトの場合Samplitudeも多いですが...

ありがとうございました。デジミキって使ったことないんですが、なんか高そうですね...^^;

>あら、私とは逆だなあ、
>自分用は単純に2本マイクで録りっぱなしのでいいんですが、配布はソロ足したりお化粧したりで大変、く(^.^)ノ
>しかしQTC1が良いと言ってくれるということは面白いですね。広帯域感ではなくて完全無指向性の雰囲気の良さが
>気に入られてるんだろうなあ..。

配布については、私の素人録音そのものに多くを期待してなくて、民生マイクの録音よりキレイであれば、それでokみたいな面もあるようで、私も気が楽になっているみたいです(笑; 変な日本語ですいません)。
QTC1が良いと言ってくれる、ということについては、私も意外な感じはしました。

>すいません、ちゃんと読めてなくてきもとさんのプランが解らないんですが、現状の"不満なプリ"の機種は?

M-AudioのDMP3です。QTC1と組み合わせると、ちょっとボケた感じが目立つ気はしました。
他方、V3はそういうボケたところは少ないんですが、正直、「海外で絶賛されている代表的プリ」というほどのインパクトはありませんでした。あんまり細かい違いにこだわらない耳で(^^;)、これだったら、DMP3でも別にいいや、みたいな...。

>私も手元のFocusrite/GREEN1からどれぐらい改善が望めるか検討していて、先日MillenniaのHV-3Bをテストしたんですがあまり良い結果が得られず停滞ぎみです。ヤマハ改造プリともたいして変わらないし。。。(^^;
>それに比べてマイクは劇的に変わりますね、その10倍ぐらい。

はい、上で書いたようにプリより先にマイクかなあ、と。お金がザクザクあれば両方同時に買うんですが(笑)。

>マイクの難聴って感覚的には2種類あると思うんですよ。それはローレベルリニアリティーの悪さから来る鈍感さと、もうひとつはトランジェントが悪いために時系列での細かい信号変化が伝わらない..という2つです。

スピーカーでも同じようなことがある気がします。

>で、QTC1はトランジェントは非常に良好で、炸裂する金管群などは実に歪み感なく柔らかく録れるし見通しの良い音なんですが、ローレベルはめちゃくちゃ良いわけではないように感じるんです。どこか弱音時に情報が足りない感じがどことなくするのは私だけかなあ。。。

そうですねぇ....。
あんまり認めたくはないんですが(笑)、弱音時に情報が足りない感じ、というのはよくわかります。オフで録音するとこの欠点が出てくるように思います。上手く言葉でいえないんですが、なんか微妙にフラストレーションの蓄積する音で。
V3を借りてみたのも、ここらの微妙に信号がぼやける感じが、はたしてQTC1そのものの問題か、プリの問題か、見極めたかった、という背景がありました(オオゲサですが^^;

比較的デッドな部屋、「美しい残響」なんぞはないような場所、響きがストンと消えるような場所で、そこそこオンで録音すると、QTC1はわりとキレイに録音してくれる気がします。欠点が浮き彫りにならないというか。
でも、ほんとはオフで見通しよく録音したいんです。多分それには、pontionさんのおっしゃる「ローレベルリニアリティ」の良さが必要になるんでしょうね。


>それと私がQTC1より4006を使いたくなる大きな理由は、4006ってキラッと輝く美味しいとこが効果的に出てくるん
>ですよ。これは色付けだという人もいますが、私は生の楽器に含まれる良さの部分が再現されている音なんじゃ
>ないかなあと信じることにしてるんですけどね。QTC1にはそれが無く素っ気ないですね。

この点については4006を自分で使ったことはないのでなんとも言えないですが、おっしゃる「キラッと輝く美味しいとこ」は、どちらのグリッドを使った場合も同じような印象なんでしょうか。
ちなみに、個人的に、同じ国のドライバーメーカーであるScanspeakやVifaの音作りは好きなほうです(関係ないかもしれませんが、間違いなく「美味しい」音です(笑))。超小型4060も似た音色感を感じます。ただ、超小型4060では、ケースによってはパナ改のほうを使いたくなることはあります。ノイズや細かい音の拾い方では4060のほうが上なんですが、パナ改のほうがすっきりしていて、ある意味、使いやすい気がするときがあります。が、4006だとまた違うんでしょうね〜。
なお、音色面という点では、私個人は、QTC1で録音したVnの音は、市販ソフトのVnの音と比べても好きなほうです(美味しいというより、喉越しさわやか、という感じ?)。ただし、生演奏が良いという条件が必要になりますが..(笑)。


>あとやっぱりQTC1は電気的残留ノイズがやや大きいのが気になりますね。
>まあ私としてはハイスピードなマイクは嫌いじゃないのでQTC1は注目していたんですが、購入には至ってないです。
>池袋でQTC1と4006を同時吊りして収録した比較素材を作ったことがあるので、よかったら聴いてみますか?

聞くのが少々怖いですが、はい、ご好意に甘えて。。メール送らせて頂きます。


>あとはショップス系ですが、52を4006と比べるとシルクタッチというよりはビロードタッチかなあ、繊細でも落ち着きのある音でしょうか。あまり現代的な躍動感は得意でないかもしれません。ショップスでも(...中略...)
>でもおもしろいことに4011の高域をEQ調整で521Hの帯域バランスになるように聴感で追い込むとかなりそっくりに
>出来ます。これがAKGの460Bだとそうはいかないんです。
>ちなみにQTC1もEQで4006に化かすことはできませんでした、(^^;

ふむむ、やはり同じ直径のダイヤフラムで、DPAもショップスも同じレベルのクオリティがあるということでしょうね。うーむ。

投稿日 : 2003年11月14日 01時49分
投稿者 pontion
Eメール FZK03757@nifty.com
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: それって無指向性だからかも
URL
ども、pontionです、
一時的にネットの見れないところに移ってしまったので、遅れて申しわけありません。
手短なお返事で失礼、


>ありがとうございました。デジミキって使ったことないんですが、なんか高そうですね...^^;

このごろはCPUパワーも上がってきて宅録派にはDAWデジミキの存在意義も薄くなりつつはありますが、
型落ちのPC環境だと、いろいろなエフェクトパラメーターを同時に操作しながら詰めていけるDSP環境は
作業がスピーディーで注意が分断されず良かったです。
ハイサンプリングには対応しませんが、ヤマハ02R相当のDSPカード(DS2416)が中古で2万円ぐらいで
見つかりますね。

>>すいません、ちゃんと読めてなくてきもとさんのプランが解らないんですが、現状の"不満なプリ"の機種は?
>
>M-AudioのDMP3です。QTC1と組み合わせると、ちょっとボケた感じが目立つ気はしました。
>他方、V3はそういうボケたところは少ないんですが、正直、「海外で絶賛されている代表的プリ」というほどの
>インパクトはありませんでした。あんまり細かい違いにこだわらない耳で(^^;)、これだったら、DMP3でも
>別にいいや、みたいな...。

なるほど、M-Audioは柔らか系でしょうか。そうするとQTC-1とは柔らか方向に行き過ぎますかね。
V3は透明感や繊細感など期待できるらしいですが、たしかにプリはびっくりするほどは変わりませんよね。
でもせっかくのQTC1ですから、そこそこFレンジが広くないと良さが楽しめないと思います。
多少音のボディーは軽くてもレンジ感の出るプリは2万円/chぐらいで見つかるんじゃないかと思うんですが。

>
>>それと私がQTC1より4006を使いたくなる大きな理由は、4006ってキラッと輝く美味しいとこが効果的に出てくるん
>>ですよ。これは色付けだという人もいますが、私は生の楽器に含まれる良さの部分が再現されている音なんじゃ
>>ないかなあと信じることにしてるんですけどね。QTC1にはそれが無く素っ気ないですね。
>
>この点については4006を自分で使ったことはないのでなんとも言えないですが、おっしゃる「キラッと輝く
>美味しいとこ」は、どちらのグリッドを使った場合も同じような印象なんでしょうか。

私は指揮者の頭上ぐらいのオンマイクが好きなので、いまのところフラットな方のグリッドでやっています。
もっとオフだと黒いグリッドも効果的かもしれないですが、対処療法的な気がしてあまり積極的に使っていません。

>ちなみに、個人的に、同じ国のドライバーメーカーであるScanspeakやVifaの音作りは好きなほうです
>(関係ないかもしれませんが、間違いなく「美味しい」音です(笑))。

そういう系だとQTC1は素っ気無いかもしれませんね。作為が無いというか..。

>超小型4060も似た音色感を感じます。ただ、超小型4060では、ケースによってはパナ改のほうを使いたくなる
>ことはあります。ノイズや細かい音の拾い方では4060のほうが上なんですが、パナ改のほうがすっきりしていて、
>ある意味、使いやすい気がするときがあります。が、4006だとまた違うんでしょうね〜。

4060は録音を聴かせてもらったことがあって、あのフラムサイズでよくあれだけの音が録れるもんだと驚きました。
最大音圧レベルも確保して、あのS/Nは立派です。音色は4006と比べると淡白で、4006のほうが華やかだと感じました。
そうするとパナはかなりなところいってるわけですね、私もホシデンのテスト頑張らなくちゃ!!

>なお、音色面という点では、私個人は、QTC1で録音したVnの音は、市販ソフトのVnの音と比べても好きなほうです
>(美味しいというより、喉越しさわやか、という感じ?)。ただし、生演奏が良いという条件が必要になりますが..(笑)。

天然というカンジで、たたずまいとかもスッと上品でいいですよね。

>>池袋でQTC1と4006を同時吊りして収録した比較素材を作ったことがあるので、よかったら聴いてみますか?
>
>聞くのが少々怖いですが、はい、ご好意に甘えて。。メール送らせて頂きます。

同時比較は一回しかやってないので即断は難しいですが、一つのケースとして聴いてみてください。

投稿日 : 2003年12月05日 01時43分
投稿者 きもと
Eメール
タイトル 4006 vs QTC-1
URL http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/3384/
pontionさんに4006とQTC-1の比較録音を頂きましたので、感想を書いておきます。
なお、再生環境は、イヤホンのER-4S、及び自作3wayのスピーカーです。

以下、pontionさん宛てへのメールを編集しつつ引用します。


4006は、全体に厚みと温度感がある音で、生理的な心地よさがあります。
QTC-1は、「客観的で正確」というよりむしろ「クールなキャラクター」で、4006に
比べ温度感が低め、4006が人肌の温度だとすれば、QTC-1はなんでしょうか? 氷とは
言いませんが、少し冷めたところがあります。QTC-1を聞いているとなんとなく
「あとモウ一歩」という気持ちが残るのですが、4006だとそこらあたりの不満が(音色感と
音の厚みによって)解消される感があります。
他方、QTC-1の美質としては、4006に比べると透明感・静寂感がある、ということで
しょうか。ffからppへの静けさの移り変わりが美しい、とはいえます。ただ、これは
微細な音が消失してしまっているためにそういう印象につながるのかもしれません。
色彩感は、4006のほうが明るくカラフルな感じ、QTC-1はモノトーンな印象が残ります。
どちらが生に近いか、といわれると、難しい話です。誇張して言えば、QTC-1は冷たすぎ、
4006は熱すぎる、というところですが、再生装置の能力によっても評価は異なってくる
と思います。ただ、あえて言えば、音のきらびやかさが気になる方は4006は避けたほうが
よいかもしれません。

4006の音に色があるのは事実だと思いますが、それが「付帯音」という悪評価につな
がらないところに、評価されてきた歴史を感じます。超小型の4060は、音色的には4006より
地味ですが、やや付帯音的な感触が残るのに比べ、4006はそこらあたりがいい意味での艶と
なって分散されている、という印象でしょうか...。

QTC-1に、あとさらにワンランク上の分解能があれば、私は"QTC-1versionUP版"をとると
思うのですが(具体的にどれぐらいがワンランクかわかりませんけど^^;)、現状のQTC-1と
4006の比較だと微妙、もし同じお値段だったら、4006を選びそうな自分が今ここにいます(爆)。
例えば、V3あたりと比較して、圧倒的に優れたプリが存在するなら、QTC-1も面白いかも、
という気はしますが、正直、プリに高い金だすなら、再生装置に金かけたほうが結果は
いいような気はします。と、録音装置と再生装置は別物なので比較対照するのは妙ですけども、
お金の出所は同じ財布ですので...^^;

なお、最後に雑音については、pontionさんぐらいの距離の録音、決して近すぎず遠すぎずな
バランスですが、これぐらいではQTC-1もそれほど気にはなりませんでした。が、自然環境音の
録音ではQTC-1の残留雑音は致命的なレベルでしょうし、オフで録音する場合にも問題になる
と思います。


以上です。以下は、pontionさんから前に頂いたレスへの返信です。こちらも遅れて申し訳ありません。



>ハイサンプリングには対応しませんが、ヤマハ02R相当のDSPカード(DS2416)が中古で2万円ぐらいで見つかりますね。

情報、ありがとうございます。

>なるほど、M-Audioは柔らか系でしょうか。そうするとQTC-1とは柔らか方向に行き過ぎますかね。
>V3は透明感や繊細感など期待できるらしいですが、たしかにプリはびっくりするほどは変わりませんよね。
>でもせっかくのQTC1ですから、そこそこFレンジが広くないと良さが楽しめないと思います。
>多少音のボディーは軽くてもレンジ感の出るプリは2万円/chぐらいで見つかるんじゃないかと思うんですが。

一応、プリを作ろうかとは思いつつ、ほったらかしに..。


>私は指揮者の頭上ぐらいのオンマイクが好きなので、いまのところフラットな方のグリッドでやっています。
>もっとオフだと黒いグリッドも効果的かもしれないですが、対処療法的な気がしてあまり積極的に使っていません。

対処療法的という感じはわかります。
頂いたCDもフラットグリッドなんですね? 超小型の4060はもともとハイが持ち上がっていますが、ひょっとするとここらをいじると化けるのかなあ、と淡い期待..。なんかQTC-1がほったらかしになってますけど。


>音色は4006と比べると淡白で、4006のほうが華やかだと感じました。
>そうするとパナはかなりなところいってるわけですね

4060と4006については同感です。パナは、メールでも、あるいはいろんなところでも何度も書きましたが、CP比では最強のマイクでしょうね。

投稿日 : 2003年10月07日 13時42分
投稿者 なべ
Eメール nabesin@d1.dion.ne.jp
タイトル Re: Re: オケ録音の準備/MBHOマイク
URL
>SONORITE@深夜に目覚めモードです。
>>海苔好きさん
>
>>オーケストラのレベル設定ノウハウをお教えしましょう。
>>大体の目安です。これは、演奏前にするチューニング時のピークレベルで決定します。

 海苔好きさん、SONORITEさんレスありがとうございます。参考になります。

>>なべさん
>>3点吊りの位置変更やマイク指定は、演奏会の手前どの程度のタイミングで、どう話を持ちかけたものなんですかねぇ。

>K-rec
>http://homepage3.nifty.com/K-rec/

 大変参考になりました。団内では、演奏会場スタッフによる録音の質にとやかく言う声が多いのですが、本来そういったものなのですね。

>再三ウワサのMBHO。最近はP社のセールストークに一段と磨きがかかり
>「SoundeluxやBraunerのOEM会社として40年の老舗」「Shoeps,Bayerなどの
>技術者とも関係がある」「Neumannの音とSchoepsのフレキシビリティー・・
>をあわせ持つ」云々。一体、どんなマイクなのか?MBHOはP社のRODEなのか?

いや、ある意味RODE以上でしょう(笑)。相当自信を持って勧めていますね。

>「Schoepsのフレキシビリティー」というのは、プリアンプと各種モジュールを
>交換できるシステム「MBHOモジュラーシステム」のことを指しているらしい。

 現在、KA100LK(omni)とKA200N(cardioid)を使っていますが、KA200Nの方が押し出しが強い感じですね。もちろんベースの色調や音色はほぼ同じです。

>高域を強調すると音色が変わって聞こえるけれど、低域強調では「色付け感」は
>薄く、たんに音圧・音厚?が増して聞こえる。 フローリアン教会やドイツの教会の
>パイプオルガンの臓腑を揺るがす重低音を録音するなら私はまっ先にMBHOを使いたい
>と思うだろう。

 そうですね。弦バスや打楽器の重圧感はすごいものがあります。

>中高域は十分に伸びていて、素直で、絹目のような細やかさがあり、全体に上質感ある音。
>重低音にウエイトがあるので中高域の存在感は(相対的に)希薄で、音の輪郭を出す
>には苦労しそう。

 実際オムニ2本を30cm間隔で、指揮者後方1m程にセットしたら(こんなセットする方が悪いんですが・・・)輪郭がぼやけてしまって。ぼわぼわの録音になってしまいました。カーディオイドなら大丈夫なんですけどね。

>私の耳にはMBHOは「大化け」するマイクに聞こえました。(^^)
>生演奏と録音がまるで「別人」に聞こえるマイクも珍しい。
>しかも、実演より確実にうまく聞こえるんです!ほんとにほんと!
>このあたりがMBHOにハマる最大の理由なのではないかと思っております。

 う〜ん。吊りマイクの録音を聞いてないのでなんともいえないのですが、演奏を聞きに来てくれた人にチェックしてもらった方が良いかも < 本番より良い演奏なので。

>私も 、ラビ・シャンカールの娘ノラ・ジョーンズの麻薬のような声の魅力にとりつかれた
>クチですが、そうした深い多義性を孕んだ、これまで聴いたことのなかった新しい音、
>それがMBHOの音だとも思えるのです。

 実は、SONY XA333ESでSACDのチェックをするために買ってきたノラ・ジョーンズの「come away with me」にはまっております。確かにMBHOと通じるところがあるかもしれません。
 感覚的な物ですが、音源の倍音成分を、元の音はそのままに倍音成分だけ増強しているような気がします。結果として金管木管・弦楽器を問わずは音が太くつややかに感じるのではないかと。それが比較的長く残るような印象なので輪郭がはっきりしないように感じるのではないでしょうか(デッドなところで試してないのでなんとも言えないのですが)。

 個人的にはNEUMANN、SCHOEPS、DPAと色々試してみたいマイクはありますが、MBHOユーザが増えてノウハウが蓄積されるといいなと(^^)。稚拙な演奏でも良ければMBHOで録音のサンプルCD作成しますから、我と思われる方は連絡願います。 < P社の宣伝ではありませぬ。念のため(最近では成田のSH社のリストにも載ってますし)。

投稿日 : 2003年10月07日 19時 1分
投稿者 通りすがりのもぞです
Eメール mozo51@hotmail.com
タイトル Re: Re: Re: オケ録音の準備/MBHOマイク
URL
あー漸く なべさんのようなしっかりとインプレできる人が使ってくれるようになって、

一人で語らずにすむので助かります。
何せ初心者がいきなり持ってしかも経験不足な物ですから、ほっ)

ところでなべさん

ジャクリンディスクの使用感というのは、
いかがな物であったのでしょうか?

〉実際オムニ2本を30cm間隔で、指揮者後方1m程にセットしたら
〉輪郭がぼやけてしまって。ぼわぼわの録音になってしまいました。
〉カーディオイドなら大丈夫なんですけどね。

と在りましたが、この際ディスクを、お使いになっていたのでしょうか?

LunatecV3の方ですが、本体が、ものすごい振動しませんか? ちなみに私は下に波状ウレタンマットを敷いて使っています。

私がよく録音の際に立てるマイクの位置なんですが、
市民会館ホールなどでは、1階2つ目のブロックの前列あたりに、最大5Mまで伸びるアルミパイプで調整しています。
だいたいリハーサルやゲネプロの時からマイキングしているので、それなりに音質は、整うとは思っていたのですが、
実は最近在る会社から出たCDでその時の録音を1曲だけ採用していただきました・・・

凄く嬉しかったんでトキメイテイタンデスガ  聴いてみると・・・・やぁショックでした。

他のステージ上にマイクを立て、3点吊りとミキシングして録音してあるものと、
聴き比べると中低音のパワーが全然足りません。
これはもう音源に対して遠すぎたんだと反省しております。次は3点吊りに挑戦しようか、とも思案中です。
ノイズが心配ですが、まぁやってみないことにはねぇ・・・



投稿日 : 2003年10月07日 19時46分
投稿者 なべ
Eメール nabesin@d1.dion.ne.jp
タイトル Re: Re: Re: Re: オケ録音の準備/MBHOマイク
URL
mozoさん、おひさしぶり。

>あー漸く なべさんのようなしっかりとインプレできる人が使ってくれるようになって、
>
>一人で語らずにすむので助かります。
>何せ初心者がいきなり持ってしかも経験不足な物ですから、ほっ)

 いや、私も初心者で、冷や汗たらたらで、インプレ書いてるんですが・・・・
でも、やはり同じ機材を他の人も使っているというのは、なんと言うか安心感がありますね。

>ジャクリンディスクの使用感というのは、
>いかがな物であったのでしょうか?

 実際にはマイクのヘッドが12〜3cm程度しか離れないのですが(ダミーヘッドより狭いですね)かなりはっきりとステレオ感がでます。オムニなので、ホールの響きも加わり、比較的会場の広がりが分る録音になったと思います。時間に余裕があれば、リハの時にカーディオイドも試して見たかったのですが、自分も演奏に参加しているので無理でした。今後の課題です。

>〉実際オムニ2本を30cm間隔で、指揮者後方1m程にセットしたら
>〉輪郭がぼやけてしまって。ぼわぼわの録音になってしまいました。
>〉カーディオイドなら大丈夫なんですけどね。
>
>と在りましたが、この際ディスクを、お使いになっていたのでしょうか?

 あ、この時は使ってません。演奏会直前に納品されたもので(笑)。今後の練習でジャクリンディスクを使ったらまたレポートします。

>LunatecV3の方ですが、本体が、ものすごい振動しませんか? ちなみに私は下に波状ウレタンマットを敷いて使っています。

 おやー。私のはまったく振動しません。個体差なんでしょうか?

>私がよく録音の際に立てるマイクの位置なんですが、
>市民会館ホールなどでは、1階2つ目のブロックの前列あたりに、最大5Mまで伸びるアルミパイプで調整しています。

5m!! 凄いですね。それってマイクスタンドじゃないですよね?自作ですか?

>他のステージ上にマイクを立て、3点吊りとミキシングして録音してあるものと、
>聴き比べると中低音のパワーが全然足りません。

 う〜ん。難しいですねぇ。マルチマイクは、他のスレッドでも話題になってましたが。
私は当面、ステレオマイクでマイキングを修行して、余裕があれば、3点吊りに挑戦でしょうか。

>これはもう音源に対して遠すぎたんだと反省しております。次は3点吊りに挑戦しようか、とも思案中です。
>ノイズが心配ですが、まぁやってみないことにはねぇ・・・

 私も色々とチャレンジさせて頂こうと思います。とりあえずは、5mのアルミパイプでしょうか。

投稿日 : 2003年10月08日 13時 3分
投稿者 もぞ
Eメール mozo51@hotmail.com
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: オケ録音の準備/MBHOマイク
URL
そうですかV3 振動しませんか。
じゃぁ私のは、初期不良なのかなぁ。

> 私も色々とチャレンジさせて頂こうと思います。とりあえずは、5mのアルミパイプでしょうか。

このポールは、アマチュア無線の野外用遠距離通信の記録狙いのための
アンテナ用伸縮アルミポールを流用しています。
ただしポールだけなので、会場の手摺りなどにインシュロックなどで固定しています。
通路側にはみ出すと消防法に抵触するので、客席側に付けます。ポールとマイクの間は、
クランプタイプのマイクホルダーと、ストリングホルダーを組み合わせています。

以前は三脚付とか、自動車のタイヤで踏んで固定するプレートなどが
オプションで選べたのですが、これを作っていたメーカはやめてしまったとかで、
どこぞの店のデッドストックを狙うしかないようです。

しかもアマチュア無線のお店って どんどん減ってますモンねぇ。
最近は 映画の中古の照明機材 センチュリースタンド
(自在クランプでブーム棒を固定していろいろな角度で棒状のモノを固定できるスタンドです)
を安く分けて頂いて、近接録音用のマイキングに挑戦中です。
生録音会の写真に少し写っているかも・・・・

投稿日 : 2003年10月08日 14時58分
投稿者 なべ
Eメール nabesin@d1.dion.ne.jp
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: Re: オケ録音の準備/MBHOマイク
URL
>そうですかV3 振動しませんか。
>じゃぁ私のは、初期不良なのかなぁ。

 ちなみにどの程度振動するんですか。ゴム足つけたうちのLUNATECは何の音もしていないので、振動してないと思うのですが。あと、電源いれたら直ぐなのか、しばらく経ってからなのかも気になりますね。故障なら早く修理したほうが・・・

>しかもアマチュア無線のお店って どんどん減ってますモンねぇ。
>最近は 映画の中古の照明機材 センチュリースタンド
>(自在クランプでブーム棒を固定していろいろな角度で棒状のモノを固定できるスタンドです)
>を安く分けて頂いて、近接録音用のマイキングに挑戦中です。
>生録音会の写真に少し写っているかも・・・・

 どのみち、自作の世界ですね(^^)。MBHOにしてからマイク本体は軽いので既存のスタンドの改造でなんとかなるかなぁ・・・・・


投稿日 : 2003年10月08日 12時 4分
投稿者 貧者の駄耳
Eメール KFA04054@nifty.ne.jp
タイトル 室内楽でのバランスのとり方は?
URL
貧者の駄耳です。

>(1)モーツァルトまでの古典派
> -18〜-12dB
>(2)ベートーヴェン(古典派ですが)からシューマン、ブラームスなどのロマン派
> -24〜-18dB
>(3)ワーグナー、マーラー、R.シュトラウス、ショスタコービッチなどの後期ロマン派も
  しくは近現代、ブラスバンドなどのビッグバンド
> -36〜-30dB(理由、打楽器、金管楽器群が大幅に増強されているため)
>
>この目安でほぼ全部のダイナミックレンジが納まります。2階席での録音であろうが、
>吊りでの録音であろうが、距離には関係ありません。全部このレベルで合わせれば問題ありません。

>我々アマチュア録音家の強みはノンコンプレッサーのソースを手に入れられるのが一番
  の利点です。これを忘れてはマズイと思います。

このように明確に教えられると大変参考になります。

>CD-Rに焼き直して渡したお相手が、音量が小さいというならば、真のダイナミックレンジ
 が入っています。市販のCDはコンプレッサーがかかっていますから、ほんとうのダイナ
 ミックレンジでは無いのですよ。と、いいましょう。
>実際自分が録音したソースをかけるとボリュームの位置は市販のCDを聞く位置よりも1時
 分か2時分大きくしないと同等の音量には感じられませんが、ダイナミックレンジが広い
 ので爽快感があります。

確かにそのような評価を受けることがありますが、その時は再生側のSPやAMPのダイナミ
ックレンジが狭いため、そのよさが生かせないことが多いようです。

ご教示されたレベル設定の方法は室内楽の収録でもそのまま使えると思いますが、小編成
のトリオなどでピアノが入ってる場合の、ワンポイントマイクの位置決めについてのノウ
ハウも教えていただきたいのですが・・・。

投稿日 : 2003年10月16日 22時11分
投稿者 海苔好き
Eメール
タイトル Re: 室内楽でのバランスのとり方は?
URL
>ご教示されたレベル設定の方法は室内楽の収録でもそのまま使えると思いますが、小編成
>のトリオなどでピアノが入ってる場合の、ワンポイントマイクの位置決めについてのノウ
>ハウも教えていただきたいのですが・・・。

はっきりいってケースバイケース。
ピアノの独奏ならともかく、ヴァイオリンリサイタルやピアノトリオではいつも頭を抱えてしまいます。

普通、スタジオでのピアノ独奏収録では舞台上手側、つまり鍵盤がある反対方向からの収録となります。
ピアノの弦の響きが良く取れるからです。
しかし、ピアノ独奏のホール録音では吊りで行う場合、私は中央で取りますね。
マイクの下向きはピアノの高音弦を目指して調整します。

ところで、ヴァイオリンなどの弦楽器トリオなどの場合、私はピアノの音が比較的大きいので舞台下手側にマイクを持って行きます。
そうするとピアノの音量は少し下がります。
ピアノの弾き手にもよりますが、シッカリと伴奏法を習得されたピアニストでも
弦楽があるトリオでも舞台中央の吊りではピアノの音量が大き過ぎます。

特にヴァイオリンリサイタルの場合ピアノ鍵盤より下手にバイオリニストが立ちますので舞台中央より
下手側にセッティングした方が良いです。
中央で収録すると再生時はバイオリンがスピーカーの左側にへばりつくようになるのでやはり下手側にセッティングすべきです。
バイオリンリサイタルの場合、下手側セッティング+左右マイクの間中央 にヴァイオリンを持っていくように向きを調整すれば、
再生時にバイオリンが中央に定位し、ピアノがバイオリンの回りを包み込むようになります。

このヒントは自分が座席に座っている時どの方向に自分の首が向いているかでつかみました。
また、文献でも私のセッティング方法を指示していました。(電子情報通信学会、音声の部、約4年前のレポート)。

私のこの方法は全然だーれも指示しないでしょう。
ホールの音響担当者は、そんなせっティングは初めてだし、マイクが水平より傾きますよと言われたくらいです。

余談ですが、ピアノが有る場合お客さんは舞台下手側の座席に座りたがりますね。
自分では弾けないのにピアニストの運指を見たがる神経が良く理解できない。
聴きたいのなら中央か少し上手側に座れば良いのにと思います。
ま、この手のお客さんは見に来るのが主目的ですけどね。

投稿日 : 2003年10月19日 22時 1分
投稿者 貧者の駄耳
Eメール KFA04054@nifty.ne.jp
タイトル Re: Re: 室内楽でのバランスのとり方は?
URL
有難うございます。

>はっきりいってケースバイケース。

>ピアノの独奏ならともかく、ヴァイオリンリサイタルやピアノトリオではいつも頭を抱えてしまいます。

>ところで、ヴァイオリンなどの弦楽器トリオなどの場合、私はピアノの音が比較的大きいので舞台下手側にマイクを持って行きます。
>そうするとピアノの音量は少し下がります。
>ピアノの弾き手にもよりますが、シッカリと伴奏法を習得されたピアニストでも
>弦楽があるトリオでも舞台中央の吊りではピアノの音量が大き過ぎます。

参考になります。
それでもリハ時には抑えて弾いていたのに、本番では俄然頑張りだすピアニストがいる
のは生録屋泣かせですね!
それもこれも経験次第ですか。

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