| 投稿日 | : 2003/06/16(Mon) 15:41 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : アマチュア録音の悩み..いくつか |
| URL | : |
pontionです、こんにちは、
なんとか工夫していますが、良く聴こえる小細工ってみなさんどんなことやってるでしょうか。
1)弦が薄い
アマオケではまず弦楽器群の厚みが寂しいことが多いですよね。これは何とか増量したいもの。
私の場合メインマイク+αの場合は、まずはステージ前縁あたりに低くマイクをセットして主に弦を拾うチャネル
を作り、これを足してみてます。弦はアタック感があまり無いのでメインと時刻のズレたままミクスすると楽器が
増えたように聴こえます。本当はハイスタ等が使えればいいのですが、小さいホールはハイスタ無いし、狭い
ステージ上ではマイクスタンドは邪魔になって立てられません。
演奏者の足元(椅子の下)に置いてみたこともありましたが、椅子のキシミ音がうるさく使えませんでした。
以前はチェロやコンバスあたりの低音弦を補強するのが好きでしたけど、基本はやはりバイオリンかと考え、
そちらの補強をまずやってます。
2)金管が吠える
弦が弱いと相対的に管が目立ちます、なんとか自然に聴かせたいところ。ラージ系のマイクを私が使わなくなった
のは金管に直撃されるともう抑えようがない音になってしまうからです。メインマイクの中心線も金管は外して
弦のトップあたりにしてます。
3)ハープが聴こえない
ハープって結構目立つ場面が多いですよね。なのでビデオ制作用の音声の場合、補強しないわけにはいかなくて..。
ところがハープにマイクを立てても楽器の音が小さいので周りからのカブリが気になり、あまりフェーダーを上げ
られません。狭い場所でも設置に苦労しないようにコンタクトマイクも有効かなあと最近考えているところです。
4)残響が足りない
おんぼろホールの場合どうしようもないですね。(^^;
デジリバもヤマハSPXでは深くするとデジタル臭いし。。。目下サンプリングリバーブを試験中です。
T.C.のM-ONEぐらい買えばSPXよりマシかしらん? それ以上お金掛けるんだったらサンプリングのほうをもっと
研究したほうが効果的かどうか悩むところです。
| 投稿日 | : 2003年06月16日 20時23分 |
| 投稿者 | : Benjamin |
| Eメール | : |
| タイトル | : 弦の厚み対策 |
| URL | : |
pontionさんはアマチュア団体とよく接しておいでですから言わずもがなかとも思いますし、
純粋に演奏側からの見解なので録音に有益かわかりませんが、
少し盲点になっているかもしれないので一言。
アマチュアの弦楽器演奏で一番弱体なのは概ねヴィオラです。
#「びよら冗句」が生まれるのもむべなるかな、といったら方々から怒られるだろうな^^)
頭数としても人材が足りている団体はそう多くないようですし、
(たとえば)ソロがとれるような良質なプレーヤーもヴァイオリン、チェロよりずっと少ない。
かつ、このパートが薄いとごまかしがきかなくて、
中抜けになる結果、弦合奏全体がすかすかになります。
収音でも狙い目になるかもしれません。
録音体験から出た案でないですから大はずれかもしれませんけれど。
残響不足の対策は私も伺ってみたいですね・・・。
私みたいに室内楽演奏専門だと個人の力(財力)で借りられて
かつ響きの点でもまっとうなホールってほとんど使える機会ないですから。
| 投稿日 | : 2003年06月16日 22時53分 |
| 投稿者 | : しばっぺ |
| Eメール | : shibappe@deneb.freemail.ne.jp |
| タイトル | : サンプリングリバーブ |
| URL | : http://sound.jp/samplitude/ |
> 4)残響が足りない
> デジリバもヤマハSPXでは深くするとデジタル臭いし。。。目下サンプリングリバーブを試験中です。
> 残響不足の対策は私も伺ってみたいですね・・・。
> 私みたいに室内楽演奏専門だと個人の力(財力)で借りられて
> かつ響きの点でもまっとうなホールってほとんど使える機会ないですから。
この間の知人の演奏を録音したものがどうしても残響が少なかったので、
Samplitudeのサンプリングリバーブを軽く掛けました。
最初渡したのは少し掛けすぎでパラメータを2、3調節して決定版が出来ました。
どうしても演奏している場所が残響が少ないと、間の取り方に影響するので後で豊かな響きを…というわけにはいきませんね。
でも、素っ気無さは随分カバー出来ると思います。
> pontionさん
公開されているIRファイルをサンプリングリバーブで使用しての印象でしかないのですが、
TCよりLexiconの方がクラシックに向いているような気がしたのですがいかがでしょうか?
某所より手に入れたLexicon960の24bitのものを使用したのですが、かなりキメの細かくて
厚みのある良い音がしていました。TCは少し薄めですよね。
ってLexiconの手頃な価格のものがどうなのかまでは知らないのですが。
サンプリングリバーブを使用するなら実際の空間をサンプリングしたものが望ましいのですが。
| 投稿日 | : 2003年06月17日 16時18分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: サンプリングリバーブ |
| URL | : |
>Benjaminさん
>アマチュアの弦楽器演奏で一番弱体なのは概ねヴィオラです。
・・・・
>かつ、このパートが薄いとごまかしがきかなくて、中抜けになる結果、弦合奏全体がすかすかになります。
なるほどー、φ(’ー’*)メモメモ
ぜひ次回の録りはヴィオラあたりを重点増量サービスでやってみますよ。
>しばっぺさん
>TCよりLexiconの方がクラシックに向いているような気がしたのですがいかがでしょうか?
>某所より手に入れたLexicon960の24bitのものを使用したのですが、かなりキメの細かくて
>厚みのある良い音がしていました。TCは少し薄めですよね。
あら、そうなんですか。私はT.C.の旧M-OneとM300しか聴いたことないんですよ。
レキシコンはこの価格帯ではなくもっと上のほうにしか無いというイメージでした、
だって960なんて高くて買えないじゃないですか。一方5万円ぐらいのはあまり注目されてないようで..。
とか言ってたらヤマハSPXも新型が出ました。
>サンプリングリバーブを使用するなら実際の空間をサンプリングしたものが望ましいのですが。
サンプリングはもっと練習しないと自信をもって言えるほどじゃないんですが、
まず、かなり使いこなしがえらく難しいと思います。
「実際の空間をサンプリングしたものが望ましい」のは原理的には確かにそうなんですが、なかなか理想的な
条件がそろわなくて、かならずしもそうではないんじゃないかと最近思い始めました。
たとえば図鑑の絵があるじゃないですか。精密イラストのような..あれです。あれってどうして写真を使わない
のだろうと思いませんか? 「本物」が必ずしも最高ではなくて、作り物のほうが効果があがる場合もあるわけ
です。まあでもサンプリングのクオリティーが近年上がって来たので可能性は昔よりもずっと大きくなって
来ましたが、再生装置が物理特性として完全でない以上、リバーブも本物に忠実であるよりも、或る意味デフォ
ルメされているような特性が必要なのかなあと、サンプリングをイジリながら感じています。
それ以外にも、それ以前の問題がいくつかあって、たとえばオリジナルの直接音(反射せずダイレクトパスの)まで
タップ係数が掛かって濁ってしまうので、そこのところの係数のエディットをどうするかとか、どうもS/Nが悪く
なる..とか。まだまだどこか情報が不完全なんでしょうね。
現状の私の落としどころは、これはかなりアッと驚く効果だったんですが...
初期反射音から始まって数100mSあたりまではSPX等の市販機の波形をそのまま使います。そして、その後ろなん
ですが、ホワイトノイズをベースに自分で周波数エンベを付けて"後部残響音"をエディットしました。
つまり本物のサンプリング部分は無いんです。f(^_^)
市販DSPタイプのリバーブの不満はまず後部残響のフィードバックによるデジタル臭さですから、ループしない
ノイズをタップ係数として使うことでかなり改善されます。そしてノイズを元にエディットするということは
少なくとも時間方向には自由な残響特性が作れるので、曲に合わせて細かく変えられます。また、独特の美しさ
もポイントです。あたりまえの話ですが均一なノイズを使うので、とても木目が細かい質感が得られます。
ただし、これは実際のサンプリングIRデータではなかなか得られない独特の美しさなのですが、反せば、本物
っぽくないつるんとしたプラスティック感とも言えるので、もっとリアリティーのある癖というか雑味が欲しく
なります。
今後の課題は、この作り物IRデータにリアルな雑味を与えることと、一方本物のサンプリングデータを使って
さらにS/Nの良い使えるIRデータにする方法の両方を検討していこうと思ってます。
| 投稿日 | : 2003年06月18日 00時 9分 |
| 投稿者 | : しばっぺ |
| Eメール | : shibappe@deneb.freemail.ne.jp |
| タイトル | : Re: Re: サンプリングリバーブ |
| URL | : http://sound.jp/samplitude/ |
> 私はT.C.の旧M-OneとM300しか聴いたことないんですよ。
あら、サンプリングリバーブを試験中、と書かれていたのでてっきりSamplitudeで各種IRを試されたのだと思っていました。
> レキシコンはこの価格帯ではなくもっと上のほうにしか無いというイメージでした、
> だって960なんて高くて買えないじゃないですか。
いえ、もちろんそうですが…^^; (凄い値段ですよね960は…)
安いLexiconもお試しになってみてはいかがでしょうかと言いたかっただけです^^;
MPX系などどうなんでしょうかね? 24bitですし。
http://www.paradiserecords.net/proaudio/pages/lexicon.html
16bitですがMPX500のIRがあったのでちょっと試してみます。
> 再生装置が物理特性として完全でない以上、リバーブも本物に忠実であるよりも、或る意味デフォ
> ルメされているような特性が必要なのかなあと、サンプリングをイジリながら感じています。
そこは同感です。結局再生は生とは違いますから。
> 現状の私の落としどころは、これはかなりアッと驚く効果だったんですが...
> 初期反射音から始まって数100mSあたりまではSPX等の市販機の波形をそのまま使います。そして、その後ろなん
> ですが、ホワイトノイズをベースに自分で周波数エンベを付けて"後部残響音"をエディットしました。
> 今後の課題は、この作り物IRデータにリアルな雑味を与えることと、一方本物のサンプリングデータを使って
> さらにS/Nの良い使えるIRデータにする方法の両方を検討していこうと思ってます。
これは面白いですね。なんだかディザにも似た原理のような気もします。
私見ですが…
リバーブの多くのものが使いにくいのは、もともと他のジャンル用としてほとんど響きの無いブースで
録られた素材に対して掛ける事を前提として作られているせいではないでしょうか?
bomさんが書かれたとおり空々しくなるのはそのためだと思います。
録音された場所の響きに溶け込ませてほんの少し補強してあげる、という使い方をする場合、パラメータの調整も
かなり正攻法とは変わってくるかもしれませんね。
実際、自分が使用した時も長さからバランスまでかなり操作しないとしっくり来ませんでしたし。
ここでいろいろ議論してクラシックならではの使用方法が出てくると面白いですね。
> bomさん
Altiverbですか。いいですね。
コンセルトヘボウ等のIRファイルが使えるのがうらやましくてなりません。
他にも面白いIRファイルをメーカーが公開しているのは魅力です。
| 投稿日 | : 2003年06月18日 12時32分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: Re: Re: サンプリングリバーブ |
| URL | : |
>しばっぺさん、こんにちは、
>てっきりSamplitudeで各種IRを試されたのだと思っていました
いや、まず通信環境が劣悪なもんで...(^^;
それと、まったく聴いていないわけじゃあないのですが、なぜかどれもIRデータが2本(2chステレオ)分しか
ないので、これじゃあ機器の音は再現できないなあと思ってやってませんでした。
スレテオリバーブの場合Lch入力からL/Rch出力への伝達特性とRch入力からL/Rch出力への伝達特性がないと
再現できないわけで、左右が対称だとしてもその場合は片chのみ入力でのIRデータでなければならないのに、
たまたま入手した物はモノラル入力で採取したように聴こえたんですよ。
ステレオモードに対応した4本のIRデータって入手できます?
| 投稿日 | : 2003年06月18日 19時11分 |
| 投稿者 | : しばっぺ |
| Eメール | : shibappe@deneb.freemail.ne.jp |
| タイトル | : Re: Re: サンプリングリバーブ |
| URL | : http://sound.jp/samplitude/ |
> なぜかどれもIRデータが2本(2chステレオ)分しか
> ないので、これじゃあ機器の音は再現できないなあと思ってやってませんでした。
> スレテオリバーブの場合Lch入力からL/Rch出力への伝達特性とRch入力からL/Rch出力への伝達特性がないと
> 再現できないわけで、左右が対称だとしてもその場合は片chのみ入力でのIRデータでなければならないのに、
> たまたま入手した物はモノラル入力で採取したように聴こえたんですよ。
そうなんですか。
Samplitudeの場合、Waveファイルの読み込みの場合は2ch限定のようですので、
ユーザーが製作したものはこの形態しかないようですね。
配布されているテストトーンやスパイクもファイルとしてはステレオですが
左右が同相の同じ音ですので実質的にはモノラルと同様ですね。
AltiverbのはStereo-StereoやStereo-Quadraなど多くの方法で取り込まれていますが
やはりこれぐらいやらないと本当の空間情報は得られないんでしょうか?
>ステレオモードに対応した4本のIRデータって入手できます?
ver7に付属されているIR集の中にSURROUNDと明記されたIRファイル(.RAP)があり、これは4ch分だそうです。
12コありますが、距離を変えてるだけのものもありますのでちょっと種類は少ないです。
一応32bit floatデータですので質は悪くなさそうですが。
ただ4chといってもFrontL、FrontR、RearL、RearRですのでmono-Quadraですかね?
Lch入力からL/Rch、Rch入力からL/Rchとは違うかもしれません。
どうも左右に関してはインパルス1本で大丈夫という考えのようです。
| 投稿日 | : 2003年06月18日 20時 9分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Samplitudeの場合 |
| URL | : |
いや、そうじゃなくて、ステレオリバーブの場合★音源★が左にあったとき/右にあったとき..のそれぞれで
IRデータが異なるはずで、それぞれについてL/Rの出力があるので合計4本です。
なので2本のIRでレキシコン聴いたんじゃ実機を聴いてるのとはずいぶん違いますね。
またSamplitudeはモノラル素材にFIRしてモノラル出力する..というのが2ch並んでいるだけなので、2ミクスに
掛ける場合はそのまま掛けてはダメで2ミクスを一度モノミクスにしてからL/RそれぞれのFIRでスレテオの
残響を作ります。そうでないと、たとえば右にパン振った楽器は右からしか残響が来ないじゃないですか。
無指向性マイクで録ったクラシックの場合は、そのまま掛けてもあまり違わないですけどね。
だからステレオリバーブをするためにSamplitudeの場合ルームシミュレーターをダブルで使わないと作れないん
です。
| 投稿日 | : 2003年06月18日 21時52分 |
| 投稿者 | : しばっぺ |
| Eメール | : shibappe@deneb.freemail.ne.jp |
| タイトル | : Re: Samplitudeの場合 |
| URL | : http://sound.jp/samplitude/ |
すいません。やっと理解しました。(何度もすみません)
そうなると配布されているほとんどがステレオリバーブとしては使えないので厄介ですね。
リアルタイムが売りのSamplitudeのProfessionalもステレオで掛けようとした場合、
分けて2回やらなければいけないので全然リアルタイムじゃ使えませんし。
そう考えるとハードウェアにはまだまだ及ばないという事でしょうか。
Altiverb用に作成されたものはステレオリバーブ用に作られているものもあるようです。
http://www.audioease.com/IR/VenuePages/dehaarmainhall.html
ただ、Altivberb以外には使うなという事のようですが。
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
↓Altivberbのですが、中身はSD2ファイルなのですがライセンスの問題です。
These samples may not be converted to any other format and may only
be used in Altiverb.
If you download the installers for the responses you will see this
too. You must agree to the license before installing. The license
prohibits this explicitly.
とメールで警告をもらった事がありますので…
それから解凍して出てくるのがファイルであればいいのですが、(ユーザーが製作しているものはこのタイプですが)
Audioeaseが製作したものはIRファイルのインストーラーが出てくるので、Macじゃないと開けません。
| 投稿日 | : 2003年06月18日 22時12分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: Re: Samplitudeの場合 |
| URL | : |
整理しますと Samplitudeについては問題(?)が2つあるのですよ。
1)ステレオリバーブについては4本のFIR演算に対応していないので、やろうとすると非常に面倒.
2)2本FIR演算のリバーブも2ミクスに掛けようとすると一旦モノミクスの中間ファイルを作らなければならない.
ここで後者はもしかして5.xx台だけの問題かもしれません。
Altivberb用のデータも基本的にPCMデータなのでwavに変換可能です。
| 投稿日 | : 2003年06月17日 23時 5分 |
| 投稿者 | : bom |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: アマチュア録音の悩み..いくつか |
| URL | : http://www.vvd.jp/ |
pontionさんこんばんわ。
これは難しい話しですね。結局、上手く録れている時はアンサンブルがしっかりとれていて会場でもきちんと聞こえている訳で、そうでない場合は補助に立てるマイクにも何らかの破綻を来すのが常です。
せいぜいやっているというと、オケの皆さんとあらゆる場面でコミュニケーションをしっかりとると言うことでしょうか。
練習を録音してあげて一緒に聞くとか、当日は椅子を並べる時から顔を出して起こるべき問題に対応出来る配置を可能な範囲でお願いするとか、ゲネプロを指揮者に聞いて貰うとか、演奏者サイドで改善出来る事を一緒に探していくのが基本だと思います。(もちろん、根本的な問題は変わりませんが、そうして得られる結果は音楽的に改善されている訳ですから技術で押し倒した音よりも結果はよいと思っています)
それと同じくらいにワンポイントで行くのか、マルチマイクで行くのかという判断を出来るだけ早い段階で下すというのも大切だと思います。
リバーブについては、何というか、プレーヤーはその場の響きに呼応して演奏しているので付加した物はどうしても空々しく聞こえてしまいますね。(気が入っていないと言うのでしょうか?
最近はPOWER BOOKにALTIVERBというプラグインを入れて持ち歩いています。固い壁の場所をサンプリングしたプログラムは(教会など)高い倍音でのブレンド感を補強してくれるのでオケも少し上手に聞こえるようです。
| 投稿日 | : 2003年06月18日 12時31分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: Re: アマチュア録音の悩み..いくつか |
| URL | : |
>bomさん、よろしく、
>オケの皆さんとあらゆる場面でコミュニケーションをしっかりとる
確かにそうです、痛感しています。
まずはお互いの音楽性を理解することだし、うまく作業するためには協力してもらえるような信頼関係が重要
だと私も思っています。音楽家と話をするのは本当に楽しいので付き合いは大切。爆発するような打上げも楽しみ。
ただ、オケともなると全員に対しては顔を憶えてもらうのがやっとで、毎回渡すCDでなんとか意識してもら
えるようにするのがいっぱいいっぱいかなあ..。
たまには厳しい人がいて、こんなの俺の出したい音じゃない..なんて言われて悲しくなることも...。
学生オケになると世代やマナーの違いでさらに難しく感じます。
でも、がんばりますよ。
>プレーヤーはその場の響きに呼応して演奏しているので
そうですね、間の取りかたが変わってくるので残響付加するときはせっかちに聞こえないように注意しています。
| 投稿日 | : 2003年06月22日 20時52分 |
| 投稿者 | : SONORITE |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: アマチュア録音の悩み..いくつか |
| URL | : |
このスレは本質的だ...
私もアマチュアプレイヤー・兼・録音係として苦労してます。
何で苦労するかっていうと、pontionさんと同じく、やはり弦楽器の量感、金管の咆吼、
残響不足。
弦楽器:
プロとアマでは音量が違うらしい。プロのゲストコンマスを呼んだら、コンマスの
音だけマジカル・アイの3Dみたいに飛び出して聞こえた(録音)。CDで聞くプロ
オケはこんな人たちが20人も30人も弾いているとすると・・・
アマチュアオケの弦が薄いのは、しっかり弾けてなかったり、縦が合ってなくて
実演位相ズレ(爆)だったり、それなりの原因がありそう。
楽器の指向性としては、ヴァイオリン、ビオラは上方、チェロ、コントラバスは
横方向(つまり楽器の正面方向)に音が出るので、その方向からマイクを狙います。
高弦はオフめがよく、低弦はオンめでもOK。
金管楽器:
金管楽器は必ず咆吼するものではありませんが、たまに咆吼するタイプの人もいま
す。(笑)でも、音色やピッチがはまっていればそれなりに調和するもの。大音量で
ピッチがぶら下がっていたりすると目も当てられない・・・これまた演奏技術の問題
に帰着しそうですね。
金管楽器は音の指向性が強いので、反響板やホールの音響に左右される要素が大き
い。ホルンはベルが反響板に向いていると極端に大きく、逆の場合は定位不明に
広がります。(ステージ左に位置するホルンが録音では右側から聞こえたり。)
トランペット、トロンボーンはベルの軸線からマイクを外すと「直撃」を免れます。
単一指向メインマイクの場合、横から見て、弦楽器最前列を狙うようにし、かつ、
高さで金管直撃を外すとウェルバランスになります。
このあたりになると、ホールの良し悪しもありますね。
残響:
オーケストラコンサートに使うようなホールならどんなホールでも、ステージ上では
それなりに残響があり、その残響感のなかで演奏しています。だから録音もその残響
をキャッチすればよい、と考えました。メインマイクを出来る限り近づけることで、
ある程度、ステージの残響を拾うことができます。
同じホールで吊しマイク位置をいろいろ実験してみた結果、「客席にマイクを置けば
ホールトーンも録音できる」という見方に反して、指揮者の後ろ8m,5m,2mと、マイ
クが近づくにしたがって残響が増えて自然な響きになりました。また、弦楽器に近づ
いたことで弦/管バランスも改善されました。
残響音は非常に微細な信号なので、24/96のメリットはこんな所に感じることが出来
ます。音の「芯」はCDフォーマットで十分ですが、「空気感」はハイビット・ハイサ
ンプリングに残された可能性だと思います。(リサンプリングの問題はあるにしても)
残響はやはりホール次第。「響きがあるのにヌケがよい」ホール、いいですねえ。
いいホールで演奏したい(^^)。これまで使ったうちでは、フィリアホールは演奏・
録音とも素晴らしいホールでした。
| 投稿日 | : 2003年06月23日 00時 6分 |
| 投稿者 | : 海苔好き |
| Eメール | : |
| タイトル | : これはアマチュアオケ録音の難しさですね |
| URL | : |
>このスレは本質的だ...
>私もアマチュアプレイヤー・兼・録音係として苦労してます。
アマチュアオケはプロでも苦労しているはず。
No131のbomさんの発言の行間から読み取れます。
本質的な演奏技術力は録音技術でリカバリーは難しいと私は最初から考えています。
「記録ですよ(一般のレコード店の店頭に出すわけではないので)」というような事を
最初から演奏者に言っています。
去年の11月末から192kHz,32Bitで収録を行っていますが、以前のノーマルなフォーマットで
収録するよりも音源から距離を離してもオンに録音できると私も感じています。
より残響を取り入れ易くなったと実感しています。
というわけで依頼者がDVDプレーヤーを持っていなくても無理やりDVD-Audio or Videoを
あげています。
| 投稿日 | : 2003年06月23日 19時37分 |
| 投稿者 | : bom |
| Eメール | : info@vvd.jp |
| タイトル | : Re: これはアマチュアオケ録音の難しさですね |
| URL | : http://www.vvd.jp/ |
>本質的な演奏技術力は録音技術でリカバリーは難しいと私は最初から考えています。
>「記録ですよ(一般のレコード店の店頭に出すわけではないので)」というような事を
>最初から演奏者に言っています。
そうですよね。
録音って何処まで行っても記録以上にはならないもので、(多少のデフォルメは可能ですが)音を出す以前のプレーヤー達の中にある”真実”以上の表現は出来ない物だと思っています。
そういう意味ではめちゃくちゃな演奏でも楽しい物もある訳ですし、それをカセットで記録してもその真実は伝わると思っています。
そういってしまうと録音技術というのは矛盾だらけの仕事に見えてしまいますが、、、、
そういう意味でも、現場で第一に心がけてることはカリカリしない。神経質にならない。アマチュアの場合は出来るだけ録音を意識させない。と言ったことで、演奏する側も聴く側も、録る側も楽しく音楽出来る状況を作る様にしています。
技術的なアプローチについては細かいノウハウに振り回されるよりも全てのアプローチが目指す音に対して論理的に綺麗に結びついているか言うことを考える様にした方がよいと思います。そういう意味では、方法が確立された根拠になった理屈という物についてじっくり考えることが大切だと思います。
例えば、何故B&Kのマイクは床に対して平行につられることが多いのかとか、無指向性のマイクはどうして単一の物よりもオケに近づけるのかとか、(ご存じの方も多いと思いますが)普段何気なくやっていることを一つづつ確認していくことも大切だと思います。
支離滅裂で申し訳ありません。
| 投稿日 | : 2003年06月23日 23時13分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: Re: これはアマチュアオケ録音の難しさですね |
| URL | : |
>海苔好きさん
>本質的な演奏技術力は録音技術でリカバリーは難しいと私は最初から考えています。
>bomさん
>音を出す以前のプレーヤー達の中にある”真実”以上の表現は出来ない物だと思っています。
自分の録音を聴くと、なかなかそういう言葉は胸をはって言えなくて恥ずかしいです。
というのは、毎回出来にムラがあるし、彼らの魅力を録りきれていないなあとギャップを感じること多々。
でも一方ではウソも方便で、彼らに足りない部分はなんとかカバーできないかなあと工夫するわけです。
その両方かなあ。
>細かいノウハウに振り回されるよりも全てのアプローチが目指す音に対して論理的に綺麗に結びついて
>いるか言うことを考える様にした方がよいと思います。そういう意味では、方法が確立された根拠になった
>理屈という物についてじっくり考えることが大切だと思います。
それは真面目にやったほうがいいと思います。技術的な部分は雰囲気で理解するんじゃなくて原理が説明できる
ものはちゃんと正しい理解が必要。少なくとも人間の設計した範囲のものはちゃんと裏を取らないと、使う側の
今後の進歩も望めないですね。
たとえばときどき話題になるハイビット/ハイサンプリングにしても、DVDで聴くならともかく、CDに落として
まで有効なんていうのはどういう原理なのか、理屈をちゃんと知りたい。そういうよく説明の付かない怪しい
"手法"がかなりあると思います。そういう"手法"を整理していくと本当に有効な手法に早く辿り着けるのでしょう。
ただ、悩むのは聴感上正しいというのが人によってかなり違うこと。そこは、趣味でやっている私の場合は、
自分の聴感判断を信じるしかないかあなあと思うです。
自分の出したい音を曲げてウケを考え過ぎて、ちょっと辛くなってしまうこともあるし。。。。
| 投稿日 | : 2003年06月24日 19時34分 |
| 投稿者 | : 海苔好き |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: Re: Re: これはアマチュアオケ録音の難しさですね |
| URL | : |
>自分の録音を聴くと、なかなかそういう言葉は胸をはって言えなくて恥ずかしいです。
>というのは、毎回出来にムラがあるし、彼らの魅力を録りきれていないなあとギャップを感じること多々。
だれでも、どんな演奏会でも100%録音できましたって言えないですよ。
>でも一方ではウソも方便で、彼らに足りない部分はなんとかカバーできないかなあと工夫するわけです。
>その両方かなあ。
[中略]
>ただ、悩むのは聴感上正しいというのが人によってかなり違うこと。そこは、趣味でやっている私の場合は、
>自分の聴感判断を信じるしかないかあなあと思うです。
>自分の出したい音を曲げてウケを考え過ぎて、ちょっと辛くなってしまうこともあるし。。。。
自分で市販のメディアを制作しようと思ったら2〜3日かけてマイクの選択やセッティングも検討し、
何回もセッションを繰り返して後で編集する、
そうでなければ、演奏会で1発録りでベスト録音となる事は、よほどの幸運が無いと望めないと思います。
私は結成当時からお付き合いさせてくれているブラスバンドが有りますが、
最初はひどかった。しかしこのごろメキメキ上達しています。
当時の録音を聞くと笑ってしまいますが、それは過去の記録と歴史を残すという意味で貴重なモノとなっています。
その団体の歴史?を正確に残すという立場になればエフェクトを使うのは避けた方がよいのでは無いかと思います。
また、再生装置のどこかを変えるとこのメディアにはこんな音が入っていたのかとびっくりし、
他のCDを聞きまくった経験はお有りでしょう。演奏解釈が異なってくるのです。
ですから、エフェクトなど使ったりすると解釈や表現が異なって聞こえるようになります。
解釈や表現、その楽団の良いところを引き出すのは指揮者や演奏者自身のお仕事、もしくは領域です。
その領域まで録音担当者が首を突っ込んで良いのか、
歪めてしまうのではないのでしょうか。
もし、録音の対象がウィーンフィルやその他の超有名楽団や高名な指揮者だとしたらどうしますか?
エフェクトは私から見るとPOPSミュージシャンが自らのイメージを表現、創造するための道具と思います。
演奏会を録音した情報は演奏者と指揮者が作り上げたもの(演奏の質は別として)ですからそれ自体完成されたもの。
エフェクターを入れるのは余計な口出しかと思います。
(事実、ヘッドホンの所で書きましたが、演奏者は敏感に反応します。
言われましたよ。余計なことはしないでくれって。
後日、他のオーケストラのオーディションがあるから素のままで渡してくれと言われて、そのようにしました。
私がエフェクトをかけたままオーディションへ渡すと審査員の判断が狂いますから。)
録音担当者は作曲者? 演奏者? 指揮者?
私は限りなく聴衆者に近い立場であり、演奏を享受する立場であると思います。
ずいぶん前に1回マルチch録音をしましたが、再度再生すると自分の存在にハナがつき、一回で止めてしまいました。
自分の好みが入ってくるからです(ろくに楽譜も読めないくせに、あとで自分のセンスの無さに呆れました。)
いまでは、空調のフカレを取り除くのにエフェクターを使うのみになっています。
このカキコ自体も不遜な意見ですね。
以上は個人的な戯れ事でした。
ご容赦下さい。
| 投稿日 | : 2003年06月24日 23時19分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : エフェクターとは |
| URL | : |
どこまでがエフェクターなのかなあって考えちゃうんですよ。
マイクのF特をEQ補正するのはフラット化を目指しているからエフェクターじゃない..のか。
音の厚みを狙って特定帯域が盛り上がるノイマンのマイクはエフェクターなのか。
何に忠実であればいいのかってのもあります。
演奏者の伝えたかった音楽は、残響の無いオンボロホールでの音じゃなかったかもしれない。
その場合伝えたかった音楽に忠実な音ではないですよねえ。
余計なことはしないでくれっ..て言えるのは相当満足した演奏会だったときなんでしょう。
| 投稿日 | : 2003年06月25日 02時 3分 |
| 投稿者 | : SONORITE |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: 演奏者の要望 |
| URL | : |
録音したCDを聴いてもらうと、同じCDに対して、人により実に様々な反応が
返ってきます。試作盤の段階でなるべく多くの声を聞き、最大公約数的な意見
をひとまず客観的評価として改善点を洗い出します。あるいは、数人で「合同マ
スタリング会」を開いてバランスやパン、リバーブのかけ具合を決めます。
ワンポイントだけでいくのか補助マイクも入れるのか。(コンチェルトはたいてい
ソロマイクあり)
どの場合も落とし所は、バランス・残響とも「ホ−ルで聞いた記憶に近い」という
ことですね。
私の場合、残響が足りないという声がとても多く、「ホールではあんなに響いて
いるのに、録音はパサパサ」「まるで指揮者の位置で聞いているように生音すぎる。
2階席で録ったMDのほうがはるかに残響があって自然だ。」「自分のソロはもっと
残響を付けて欲しい」等々。こんな風に言われると、プラグインでも単体機でも
もってきて残響を足さないことには録音係が務まらないわけで(^^;)
個人的にはオンマイク、残響なしのリアルな音が好きでも、演奏者にとっての
リアルはまた別だったりして。
少し譲歩したり、録音側の事情を説明して理解を求めたりして、「コミュニケイ
ティブなリアル」「合意された客観」ができたら量産化する。時間がかかるけれど、
とりあえず落とし所は見つかるかな、くらいに考えています。
#但しここで手間取ると納期が遅くなってまたまたクレーム!
ホールでは弦楽器が豊かに響いているのに録音では弦があまりに貧相、ホールは
残響たっぷりなのに録音は超デッド、となると、やはり録音の方法に問題がある
わけで、次回は別のアプローチを取る、そして今回はとりあえず後処理でフォロー。
#言うは易く行うは難し。満足な録音って、まれですよ。(^^;
| 投稿日 | : 2003年06月25日 11時55分 |
| 投稿者 | : きもと |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: Re: 演奏者の要望 |
| URL | : http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/3384/ |
>個人的にはオンマイク、残響なしのリアルな音が好きでも、演奏者にとっての
>リアルはまた別だったりして。
オンマイクの音で録音したほうが「生々しくてリアル」という意見って、大体オーディオマニアに多いですね。何のためにホールで演奏しているんだろうか、と思いますが。
| 投稿日 | : 2003年06月25日 12時 2分 |
| 投稿者 | : きもと |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: Re: Re: 演奏者の要望 |
| URL | : http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/3384/ |
自己レス。わかりにくい表現でした。
要するに、ホールでしか聞けない空間表現をオンで録音すると全く別物になってしまうと。
それを無視して、「オンのほうが個々の楽器の音がナマナマしいから」という馬鹿げた理由で、オンで録音するのには賛成できない、という意味です。
まあだからといって、オフで録音しても別物になってしまうのですが。
| 投稿日 | : 2003年06月25日 13時52分 |
| 投稿者 | : SONORITE |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: さがすべきは落とし所 |
| URL | : |
>ホールでしか聞けない空間表現をオンで録音すると全く別物になってしまうと。
>まあだからといって、オフで録音しても別物になってしまうのですが。
たまにうまくいくことがあって、指揮者の後ろ2-5m位、近すぎず遠すぎずの所に、
クリアで残響もあるポイントが見つかります。(高さ含む)
近すぎると「生音過ぎ」に。
それより遠くなると、残響成分が減ってパサパサに。
ホール音響、使用マイクとの相性もありますが、
マイキングは本当に微妙ですね!
限られたリハ時間でポイントを見つけだすのは至難の業。生録は「野戦病院」とはよく言ったもの。
迅速に対応するには、基礎原理をしっかり理解しておく必要がありそうです。
| 投稿日 | : 2003年06月25日 15時14分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: Re: Re: Re: 演奏者の要望 |
| URL | : |
いやあ、きもとさんも激しいなあ、
私もよく激しいと言われますけど、く(^.^)ノ
>ホールでしか聞けない空間表現をオンで録音すると全く別物になってしまうと。
>それを無視して、「オンのほうが個々の楽器の音がナマナマしいから」という馬鹿げた理由で
桟敷のような平土間で室内楽を聴くような一体感ってあるじゃないですか。
楽器そのものの音が魅力的で もっとそばに寄って聴きたいとか、カラダ全体を使っての演奏表現の迫力を間近に
感じたいとか。
また、演奏者同士はお互いの音を聞きながらアンサンブルする楽しみがあるわけで、これを第三者が聞いて楽しむ
ようなのもアリじゃないですか。そういう楽しみ方をしたいときに、各席で聴くような音が耳に入ってきたんでは
演奏しにくいし呼吸を楽しめないと思うんですよ。第三者がこれを楽しむ場合も同じです。
そういうオンな楽しみ方も音楽家は皆知ってるし、馬鹿げたことじゃあないっしょ?
たぶんそういう楽しみをSONORITEさんは優先してるんじゃないかなあ。なんでもかんでもそれじゃ困りますけどね。
>まあだからといって、オフで録音しても別物になってしまうのですが。
それも一つ要因でしょうね。特性の悪いマイクの代表的な特徴は、遠いと音の細部が聞こえなくなることなので。
| 投稿日 | : 2003年06月25日 23時 7分 |
| 投稿者 | : きもと |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: さがすべきは落とし所 & Re: 演奏者の要望 |
| URL | : http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/3384/ |
>いやあ、きもとさんも激しいなあ、
>私もよく激しいと言われますけど、く(^.^)ノ
暴言癖と人格崩壊気味なので、適当にスルーしてください(^^;
>桟敷のような平土間で室内楽を聴くような一体感ってあるじゃないですか。
>楽器そのものの音が魅力的で もっとそばに寄って聴きたいとか、カラダ全体を使っての演奏表現の迫力を間近に感じたいとか。
>また、演奏者同士はお互いの音を聞きながらアンサンブルする楽しみがあるわけで、これを第三者が聞いて楽しむようなのもアリ(中略)
>たぶんそういう楽しみをSONORITEさんは優先してるんじゃないかなあ。なんでもかんでもそれじゃ困りますけどね。
もちろん、おっしゃる意味はわかります。ただ、楽器そのものの音が魅力的というのは確かにそうなんですが、少なくともホールでの演奏を前提とした奏法と、至近距離で聞かれることを前提とした奏法って相当の違いがあるというか。
具体例をあげれば、ホールでのppを弾く場合、弦だと弓を使う量なんか、1cmかあるいは5mmとかいうケースはざらにあります。ffのときは全弓使って60cmとか、それぐらいのダイナミックスで弾かないと客席側ではまともなppやffに聞こえないと。
弓圧を極端に落として弾いたppや、ほとんど弓を使わずに弾くppは、オンで聞くと、カスカスになっている場合があります。それでもホールで距離を離して聞くとそれが美しく、いかにもppと感じられるような雰囲気がある、と。オーケストラで本当にキレイなppなんて、至近距離で聞いて、通常の意味で「綺麗」というような音ではないと思います(それでも生で聞けば至近距離で聞いても美しいとは感じますが、それはppとしての美しさというより、生音そのものが綺麗だと思っているだけという感じです)。
アマですが、普段練習しているときに、部屋で聞こえる音をある程度無視して、ホールでどのように聞こえるかを想定しながら(というほどわかっているわけじゃないですけど)練習している身としては、録音ではやはり距離を離したときに「実際はどうだったか」を知りたいし、あるいは人の演奏を聞いても、その人の演奏が優れていて、かつホールがよい場合ほど、オフでの美しさをそのまま収録したいと思います。
というわけで、SONORITEさんがおっしゃること、あるいはpontionさんがおっしゃる意味もわかるのですが、どうも音の輪郭や分解能、あるいは、いわゆる「ナマナマしさ」を優先しすぎて、オン主体の録音に若干嫌気がさしているところがあったので、カキコしたわけです。
>>まあだからといって、オフで録音しても別物になってしまうのですが。
>
>それも一つ要因でしょうね。特性の悪いマイクの代表的な特徴は、遠いと音の細部が聞こえなくなることなので。
で、かといってオフで録音すると、これまた余計な残響がつきすぎて聞こえてしまいます。粗悪なリバーブ(高級なリバーブは知らないので)のような音です。響きが分離しません。
SONORITEさんのカキコですが、
>たまにうまくいくことがあって、指揮者の後ろ2-5m位、近すぎず遠すぎずの所に、
>クリアで残響もあるポイントが見つかります。(高さ含む)
>近すぎると「生音過ぎ」に。
>それより遠くなると、残響成分が減ってパサパサに。
私の場合、いつも超片手間録音なので、実は録音に成功したと思ったことが一度もないのですが、QTC1で少し試したときに、残響が綺麗に分離し、かつ直接音が目立たない距離というのを見つけるのが難しいと思ったことはあります(そのときの録音も失敗で、生での記憶が残っている間は、聞くに耐える代物ではありませんでした)。
客席で聞く音って、間接音主体で、弦でいえば、いわゆる「松脂が飛び散るような音」というのは聞こえませんが、他方で、いわゆる「残響たっぷりの豊かな音」かといえば、それも違うと。クリアだが、ぼわぼわしておらず、地味ですっきりして、空間のなかでの音の存在感を感じさせる、時間の流れと空間の響きとが結合している、それが私なりの(よい)ホールでの音響のイメージです。
オフで録音すると、直接音は聞こえにくくなるが、他方で音が膨らみすぎ、非現実的な音になり、かといって近づけていくと、客席では聞こえないような直接音が混ざってくる感じです。
おそらく再生装置の問題も大きいとは思いますが。
では..。
| 投稿日 | : 2003年06月25日 21時49分 |
| 投稿者 | : 海苔好き |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: エフェクターとは |
| URL | : |
>どこまでがエフェクターなのかなあって考えちゃうんですよ。
そうですね。曖昧に書いていましたがEQ,リバーブなど意図的に自分で調節できる事を指したつもりです。
>マイクのF特をEQ補正するのはフラット化を目指しているからエフェクターじゃない..のか。
pontionさんはそのような使い方をなさっているのですか?
DPAの製品に添付しているかわかりませんが、そのf特を参考にしてEQで調整しているのでしょうか。
私が想像していたのは、ある帯域を強調、除去するためキツイEQ調整の事を考えていました。
>音の厚みを狙って特定帯域が盛り上がるノイマンのマイクはエフェクターなのか。
POPS関係の方は積極的にエフェクター感覚で真空管アンプやダイナミックマイクなどを使ったり
コンデンサーマイクと組み合わせてミックスしたりしていますが、
私はたまたま手に入れた84を使っているのであって、
"音の厚み"を狙っている訳では無いし、84はそのような音質ではありません。
そもそも"音の厚み"ってなんでしょうか?
どの帯域の事をおっしゃっているか私にはわかりません。マイクカプセルの高域共振の事をさしているのでしょうか?この帯域は"音の厚み"に関係するのでしょうか?
87やSM69は使用した事がないのでわかりません。これらのマイクでpontionさんは"音の厚み"を感ずるのでしょうか?
KM-184でもよろしいですから使用してみて下さい。
ぜひともこのBBSで使用記事を上げて下さい。
>何に忠実であればいいのかってのもあります。
>演奏者の伝えたかった音楽は、残響の無いオンボロホールでの音じゃなかったかもしれない。
>その場合伝えたかった音楽に忠実な音ではないですよねえ。
私は演奏者の頭の中はわかりません。
演奏者はボロホールでも伝わるように弾き方を変えます。
演奏者はホールに合わせて色々と調節しているのは御存知でしょ?
3年前オーストリアの三羽烏(ピアニスト)の一人を収録を致しましたが、
調律師の人は孤軍奮闘していましたよ。
昼頃、調律し終わったあと、演奏者が試奏した直後、すぐに調律のやり直しを命じられ、
調律師は座席にいる人に色々確認をとったりしながら、大幅にピアノの位置を変えたりしていました。
伝えたい音楽に忠実にするために、演奏者がリハの時にやっている事はよく御存知でよね。
これぐらいの場面に出くわす事は舞台裏で良くある事ですよね。よく経験しますでしょ?
わたしはそのおこぼれを頂戴し、マイクカプセルが発した電気信号を「忠実に」記録したいという事です。
このマエストロは録音機材の事を熟知していましたから戦々恐々でした。
>余計なことはしないでくれっ..て言えるのは相当満足した演奏会だったときなんでしょう。
それも有るでしょう。
SONORITEさんのように演奏者自身が時間を取ってくれて確認しながら作業を行うという事は
非常にうらやましい方法です。
しかし、この時は海外在住の人であり(ヴァイオリニスト)、相棒のピアニストは私から約1000km
も離れた所に住んでいる方ですから一々やり取りできません。
折角演奏者たちがホールに合わせて演奏の細かいところを変えたのに、私が勝手に自分のイメージで音を変えてしまうと言う事は越権行為にあたるのではないかという事です。
| 投稿日 | : 2003年06月25日 23時11分 |
| 投稿者 | : Benjamin |
| Eメール | : |
| タイトル | : アマチュアの演奏の調整 |
| URL | : |
録音の経験に関して初な私にとって
プロからアマまでいろいろな人たちの話が伺えてなんと有意義なことか。
pontionさんの録音はアマチュアのオケの演奏などをいくつかきかせていただいたことがあります。
どんな会場なのか、どんな音楽をきかせる人たちの演奏か、
そのときどきの鳴り具合、などなどなど・・・
会場で起きていたことがよく偲ばれるいい録音だと感じました。
その録音が念頭にありますもので、このスレッドの最初の記事で
pontionさんが「小細工」を言い出された理由も勝手ながら一人合点してました。加えて、
>演奏者の伝えたかった音楽は、残響の無いオンボロホールでの音じゃなかったかもしれない。
>その場合伝えたかった音楽に忠実な音ではないですよねえ。
というような事態、きっと起こっているだろうなあといくつかの録音からは感じました。
アマチュア演奏家も本番に向けて演奏してくるわけです。
練習場とホールでは同じようにひいても当然違うように響くわけです。
だからといってアマチュアはいろいろな弾き方に対応するだけの演奏技術がともなっていないこともしばしばなので
いきなりその状況に対応して弾き方を大幅に変えたりはできません。大混乱、演奏崩壊のもとにすら。
で、事前に指揮者を中心に最善を尽くしておくわけですが、
そうはいっても想定の物と完全にギャップが埋まっているというわけでもないでしょう。
最善の状態につくりあげたものではない演奏が本番の結果として残ることはあり得ると思います。
#アマチュア奏者である自分や周辺のことを省みてかいていますが、普通こんなひどい話はないのかしら。
演奏者の想定通りになっていなかった録音に関してもこう演奏するとこう響くのだ、というフィードバックを
演奏者に返してあげるという点では今後の成長の糧になるでしょうからそうあるべきではありますが、
毎度毎度そのことで凹むようでも演奏のモチベーション下がることもあるでしょうから
所詮趣味でやっていることに対して酷な仕打ち、ということもありえましょう。
録音者としても辛い点があるだろうなと勝手に思ってました。
| 投稿日 | : 2003年06月26日 14時59分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: Re: エフェクターとは |
| URL | : |
Benjaminさんが説明されてくださったので語られていますが、ちょっと話のベースになる演奏のグレードが
海苔好きさんとかけ離れているかもしれません。私にお座敷がかかるアマチュア演奏家の場合、そこまで
ホールと一体の完成度の高い音を作り上げているなんて程遠いです。まれに"巨匠"も録りますが..どうなのかなあ。
>私が勝手に自分のイメージで音を変えてしまうえてしまうと言う事は
でも、マイクを選ぶ段階ですでに充分自分の考えで音を作ってしまっているじゃないですか。
「余計なことはしない..」は、すでにその段階で崩れ去っている机上の空論でしょう。マイクの銘柄もしかり、
指向性の選択もしかり、すべて大きく音が変わります。「余計なこと」をする前からいろいろな音があって
録り手がそれを選択するという行為があるわけです。なので私は、さらに聴いたイメージに近づく、あるいは
出したい音楽に近づくようにEQなりリバーブなりで補正する範囲は「余計なこと」をしたことにならなくて、
むしろ録りっぱなしのほうが、実際の印象と違うものをそのまま放置しているように見えてしまいます。
「余計なことをするな」といえるほど客観的に正確に録れるマイクと録音機なんて存在しないわけですから。
| 投稿日 | : 2003年06月27日 20時55分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : ノイマン |
| URL | : |
ども、
>"音の厚み"を狙っている訳では無いし、84はそのような音質ではありません。
了解、
>そもそも"音の厚み"ってなんでしょうか?
>どの帯域の事をおっしゃっているか私にはわかりません。マイクカプセルの高域共振の事をさしているのでしょうか?
>この帯域は"音の厚み"に関係するのでしょうか?
>87やSM69は使用した事がないのでわかりません。これらのマイクでpontionさんは"音の厚み"を感ずるのでしょうか?
高域共振の帯域は"芯"のしっかり感になるでしょうか。"厚み"とは関連なくはないですがちょっと違う帯域です。
それとは別に中域の厚みを感じさせる質感があると思いました。
そうです、私は残念ながらラージダイアフラムの87と69しか使ったことがありません。
クラシックホールで借りられるノイマンといえば9割方この2つですね。
私の"厚み"のイメージはこの2つで出来ました。
>KM-184でもよろしいですから使用してみて下さい。
>ぜひともこのBBSで使用記事を上げて下さい。
この機種は、お話を聞くと87よりは遥かに私の好みに近いようですね。
B&K4006,4011と異なるどのような音色を求めた場合KM-184の出番となるでしょうか?
機会があったら使ってみたいと思います、でもいきなり買うのは難しいのでどこかで出会うのを楽しみにして。
| 投稿日 | : 2003年06月28日 01時35分 |
| 投稿者 | : 海苔好き |
| Eメール | : |
| タイトル | : マイクの評価は難しいから困ります。 |
| URL | : |
高血圧ですのですいません。
どのようなモノでも個性があるのは充分存じています。
ただ、再生機器やケーブルなどはAB法でソースの音質に近ければ、
近い方が良いパーツだと判断でき、何回も再試できるのですが、
マイクは音が入らなければどうにもなりません。
しかも楽器によって出てくる周波数帯域が異なるので、
長期間の評価を必要とするので面倒な事です。
コンサートを収録する機会は毎日有るわけではないし、
自分の歌を録音しても評価対象にはなるはずも無い。
pontionさんは試したマイクの種類は数十を超えるでしょうが、
私の経験した種類はホール備品や知人の借り物を含めて十数種足らずです。
ノイマンKM84を使っている理由は、
その少ない経験から客席で聞いた印象に近かったからにほかなりません。
初めは、pontionさんと同じような先入観でした。雑誌からの情報です。
しかし使ってみたら全く違っていたという事です。不満がある所はあります。
重低音の質が小さなトランスのためどうかなあという事が有ります。
(質のよいトランスを使用していると思いますが)
また、おも〜いPCとディスプレイを担いでわざわざ192kHz、32bitで収録するのは、
今までのフォーマットの中でよりよく忠実に演奏会の雰囲気を納めてくれるからです。
以上が、いかにソースに近いかというのが私の機材を選択するポイントです。
それが君のエフェクターだと言われると、そうです。としか言いようが有りません。
ノイマンKM84の実測F特データーですが、カタログにあるような高域の盛り上がりはありません。ひと目盛り2dBですがペンレコーダーのペンは0dBに張りついています。
先日ブラバンを収録いたしましたが、ソフトのFFTで観察すると録音時に24kHzぐらいまでのレスポンスは確認いたしました。この要件は聞かれていませんね。失礼。
また、随分前の事ですが、Delta66+KM84で上記のブラバンの演奏を96kHz,24Bitで収録した後、CDフォーマットにするためSound Forgeでダウンサンプリングしました。
試聴したらどうも質が低下する。特に高域が。
そこで最終的に最初のフォーマットから10kHzを中心に0.2dB程持ち上げてダンサンプリングをすると、結構近づいた感じになりました。それをブラバンの人たちに配りました。好評でした。もちろん社会人アマチュアバンドです。これを他の団体でもやっていました。
しかし、別のカキコに書きました様に相棒さんだけのピアノリサイタルで同じ機材で同じEQ特性で渡しました。その半年後、カキコの件(バイオリンリサイタル)が有ったのです。
リハーサルの休憩時にピアニストから、「この前のあなたの録音はカタイ。なにかしたのですか?。」
>
「余計な事はせずに音を変えないでね。」
「はあ、はい」と私は生返事。
続いてバイオリニストにも同じ事を言われました。たぶんピアニストの家で私の録音を聞いたはずです。これにはさすがに頭を抱えました。
という訳で意図的なEQ操作はもうやめにし、ピアノリサイタル時の録音もすべてやり直して渡しました。そのあと文句は言われていません。
その後、マエストロが絶賛した若いピアニストの収録もしましたが,実験的に同じEQ操作をしたらやはり、不評でした。その人からの依頼はもうありません。実験は正しかった。でも収録の機会が無くなってしまった。
というわけで、何もしないのもエフェクターです。
笑い話で閉じます。
| 投稿日 | : 2003年06月28日 17時26分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: マイクの評価は難しいから困ります。 |
| URL | : |
マイクの比較はマトモな音楽が入らないと出来ないわけで、私も海苔好きさんと同じように機会には苦労しています。
4本吊れるホールでの演奏会などちょー貴重ですよね。
>最初のフォーマットから10kHzを中心に0.2dB程持ち上げて
・・・・
>実験的に同じEQ操作をしたらやはり、不評でした。
0.2dBですか!!
しかしこのお話、同じような経験があり、とてもよくわかります。
EQ操作をするときはついつい周波数バランスに最も注意が行きますが、そちらばかり見ていると別の部分で破綻
しているのに気が付かなかったりするんでしょうねえ。たとえば特定帯域強調のため或る種の歪感が隠せなく
なているとか、ノイズがその帯域だけ上がってくるのがクセに聴こえるとか、位相特性の悪い部分が目立つ..とか。
結局、そういう総合バランスを見ると、あまりEQ出来ずにそこそこに留まる..という。
よく4006はEQに強い..などと言いますが、EQ掛けるとバランスを崩しやすいマイクとそうでなくEQ強調に堪えられる
マイクがあるのを感じます。
私の手持ちだとAKG系はEQにそれほど強くないです。特にC391Bの高域端を補正しようとするとヒドイことになります。
逆もあって、高域にピークを感じるマイクの8kHzを下げても、だいたいいいことないですね。(^^;
| 投稿日 | : 2003年06月20日 00時45分 |
| 投稿者 | : SONORITE |
| Eメール | : |
| タイトル | : Re: Altiverb |
| URL | : http://www.246.ne.jp/~onishi/2496/2496rec.html |
bomさん、HP拝見しました。ノイマンの音、距離感・残響感が素晴らしいですね。
DPで24/96録音もされているのですか。
>最近はPOWER BOOKにALTIVERBというプラグインを入れて持ち歩いています。
>固い壁の場所をサンプリングしたプログラムは(教会など)高い倍音でのレンド感
>を補強してくれるのでオケも少し上手に聞こえるようです。
そういう使い方があったのか〜。
Altiverbはマックワールド、NAMMショーアップデートで何度かデモを聞きました。
NAMMショーアップデートでは祐天寺浩美氏がスイープ波を測定して会場のIRファ
イル作成を実演してくれましたが、「音楽より、映画製作に向いてるな〜」という
印象でした。台所、トイレの中など変わった残響のシミュレートが得意で、コンサー
トホールのような「透明感ある」「消え際のきれいな」残響は苦手のようだったので。
要は使い方。IRファイルの作成はスピーカー、マイクなどちょっとした要素で結果が
変わってくるので、響きの良いホールのIRファイルを適用すれば同じになる、という
ほど簡単な話でもないらしい。
祐天寺氏が「Altiverbはリバーブ界のサンプラーです」と言っていたのが印象的
でした。ちなみに、Altiverbは48kHzなので、96kHzの場合はコンバートされる
そうです。
>pontionさん、しばっぺさん
プラグインのサンプリングリバーブと単体エフェクターの違いは、単体機はA/Dが
入っていて音質が左右されること。単体機はEQ、ディレイ、コンプなどおまけ機能
が使える(場合もある)こと。アナログ接続だとノイズが入るので、デジタル端子
は必須。
プラグインは、solo部分だけオートメーションを書いて残響のmixを増やすことが
できるので便利。単体機では(mixを変える程度ならできますが)エフェクト全体を
オートメーションするのは無理。
私は残響に乏しい自分の録音CDをLAOX楽器館のエフェクタコーナーへ持っていっ
て聞き比べたらM-ONEがよかったので買いました。一般にLexiconは不透明なモワッ
とした残響、T|C はサッパリ透明な残響傾向なのだとか。このあたりは好みの問題
でしょうね。Lexiconはプロ用機と普及機でかなり違うのだとか。
上記のAltiverbのデモを聞いて、残響感を付加するだけなら、サンプリング系で
なくてもいいと感じました。このあたりは使い込んでみないと何とも言えませんが。
クラシックではWET音のmixを10%以下に止めるのが秘訣かと。
| 投稿日 | : 2003年06月20日 18時29分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: Re: Altiverb |
| URL | : |
pontionです、
>プラグインは、solo部分だけオートメーションを書いて残響のmixを増やすことが
>できるので便利。単体機では(mixを変える程度ならできますが)エフェクト全体を
>オートメーションするのは無理。
アウトボードでもプラグインでも単体処理ソフトでも、リバーブのみの音をDAWの1つのトラックに書き出して
オートメーションやってますけどね。
書き出した後、元のトラックをエディットしても反映されないのが辛いですが..。
>一般にLexiconは不透明なモワッとした残響、T|C はサッパリ透明な残響傾向なのだとか。
なるほど、ありがとうございます。
>クラシックではWET音のmixを10%以下に止めるのが秘訣かと。
ううむ、これはただ単に出来の悪いリバーブ音の場合はあまり足せないよね..ということでは?
| 投稿日 | : 2003年06月20日 19時 6分 |
| 投稿者 | : bom |
| Eメール | : |
| タイトル | : プリディレイ |
| URL | : http://www.vvd.jp/ |
おじゃまします。僕の場合は、リバーブは良いに越した事はないけど要は使い方だと思っています。色々な人の使い方を見ていると、以外とワンパターンなのがプリディレイの設定の様な気がします。多くかけて響きを見せたい時は長めに、距離感を誤魔化したい時は短めにしています。(20mm~100mm sec)だいたいこの手の物を使う時は、写実性という部分ではどうしても破綻しているので音楽がどれだけ気持ちよく聴けるかというポイントで色々なことをトライしてみる方が良い結果が得られることが多いようですね。Lexicon,T.Cの僕なりの比較は、前者はプログラム、パラメータの豊富さでポップス向きだけど、リバーブそのものはいまいち、後者はリバーブのアルゴリズムに重点が置かれていて質感という言う点ではピカイチという印象です。960以前のLexiconはノイズ付加装置にしか聞こえません。(ユーザーの皆様御免なさい)
| 投稿日 | : 2003年06月23日 23時15分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: プリディレイ |
| URL | : |
>bomさん、
プリディレイはいままであまり意識していませんでしたが、ちょっと注意してみます。
レキシコンとt.c.のコメントありがとうございます。
| 投稿日 | : 2003年06月23日 23時42分 |
| 投稿者 | : bom |
| Eメール | : info@vvd.jp |
| タイトル | : Re: Re: プリディレイ |
| URL | : http://www.vvd.jp/ |
これはプロが劇判などの時間がタイトな仕事の時に良く行う手ですが、プリディレイの違う2台のリバーブを用意します。1台は20mm位、もう一台は編成にもよりますが100mm前後に設定します。使い分けは、後ろに定位させたい物に前者をかけ、前に定位させたい物に後者をかけると言った具合です。この方法は、一台のリバーブと一台のディレイでも出来ます。要するにマルチマイクの素材に対してこうして奥行きをコントロールしている訳です。何かのご参考になれば。
| 投稿日 | : 2003年07月05日 18時45分 |
| 投稿者 | : pontion |
| Eメール | : FZK03757@nifty.com |
| タイトル | : Re: Re: Re: プリディレイ |
| URL | : |
なるほど、2台の場合に左右でなく前後の表現に充てるんですね。
言われてみればそうですが、こういう構成してみたことなかったので、とても参考になります、試してみます。